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冬インテ2024備忘録

毎回イベントの前日は色々と悩んでしまう私ですが、今回は当日着ていく服で悩んでいました(何着てもええがな)。

年末セールで買った新しい黒色のニットワンピを着たいけれど、私が黒色の服を着ると一気に治安が悪くなると仲間内では有名な話ですし、私自身も自覚しております。

はじめましての人がいらっしゃるかもしれないのに、スペースのあまり治安を悪くしたくない。
でも、新しい服を下ろすのにこれほどふさわしい日が他にあるだろうか、いやない。

というわけで、自分の欲望に負けて黒色のニットワンピを着ることに決めました。

自分では悪い魔女みたいやな……と思いましたが、売り子をしてくれた友達には「女スパイみたい」と言われました。どっちにしろ治安が死んでる。

緊張しすぎて朝の四時に起きる予定が朝の三時には覚醒していました。起きてからテレビをつけると番組が軒並み終わって試験電波の映像が流れ出すという初めての経験をしました。(いつもは大体試験電波の映像が流れるようになってから寝る)

六時頃に家を出るとちょうど夜が明ける頃で、山の際が色づいていく中晴れた空に細い三日月が残っていてとても贅沢な気持ちになりました。

前回は人が多すぎて乗ることを断念した新大阪からのシャトルバスにチャレンジしました。
時間が早かったこともあり、とってもスムーズに乗れました。ぎゅうぎゅうの電車に詰められるよりも遥かに楽ですし体力の温存に繋がるなと思いました。

そしてかなり時間に余裕を持ってインテに到着。
設営も心にゆとりを持って行うことができたので満足です。

しかし毎回机下がかなりごちゃつくことに頭を悩ませておりまして、今回も色々と対策を練ったのですが結果から言うと敗北。
次回までにはまた何かしらの対策を打ち出したいところですが、四回出て全部敗北しているのでなんとなく次の勝負の勝敗も今の時点で分かるような気がします。

スペースの設営も終わったところで売り子をしてくれた友達には最初お使いをお願いして、スペースで開場を待ちます。
今回も友人に素敵な表紙絵をお願いしていたので、通り過ぎる人の目がポスターに向いているのが分かって内心ムフフ……と笑っていました(笑)

そしていよいよ開場。

最初の方にスペースに来て下さった方が「新刊が欲しくて今日来ました」と言ってくださって、とっても嬉しかったです。
そして真っ直ぐに人に言葉を伝えられる事も純粋にすごいなと感じました。最近でこそ頑張って言葉にするように努力していますが、私は照れてなかなか伝えられない人種なので……。

久しぶりのイベントで全く勘が戻らず、噛みまくりのどもりまくりで本当に恥ずかしかったです。
そんな中、知り合いのフォロワーさんや友人が買いに来てくれて久しぶりの再会がとても嬉しかったです。

スペースを一人で切り盛りしているのにお忙しい時間の中スペースに来て下さった方や、いつも素敵なコスでスペースに来て下さる方(コスを見る度に自分のテンションが上がりすぎて毎回気持ち悪くなるのを本当にどうにかしたい……😇)、地元の先輩や友達など、緊張している中で親しくさせていただいている方にお会いするとホッとしますね。

そして毎回売り子で手伝ってくれる友達もいてくれるおかげで、不安な気持ちも嬉しい気持ちも分かってもらえる存在がいてくれて、いつも本当にありがたい限りです。
買い物をお願いしていた友達は戦利品を買うたびにスペースに戻ってきて渡してくれるので、なんか動物がせっせと巣作りしているみたいやな……と思って一人でほっこりしていました(笑)

表紙絵をお願いするようになってからは素敵な表紙絵に目を止めてくださって、でも小説という事を知るとかなり悩まれる方が多いです。私だってそうです。

これは持論ですが、小説って漫画やイラスト以上に合う合わないにシビアになります。
漫画ならストーリーが合わなくても絵だけを眺めるだけでも癒されますが、小説は文字だけの勝負なのでそもそもストーリーや文体が合わなければ読み進めるのはかなり苦しいです。

字書きのくせに私も読むものをかなり選り好みするタイプなので、イベント会場で見つけた小説を買うかどうか決めるのを迷われる気持ちは痛いほどよく分かります。
しかも今回の新刊はページ数も多くお値段も少し高めなので、迷われるのは余計に仕方のない事だと思います。

そんな中でもたくさん悩んでお迎えして下さった方や、悩んだ末にもう一度スペースに戻ってきて購入して下さる方もいらっしゃって、本当にありがとうございますの気持ちでいっぱいです。

どうか悩んで手に取って下さった方達が楽しんで頂けますように……。

中には本当に、本当にめちゃくちゃ悩んでくださる方がいらっしゃいまして、私の目の前で決めるのはなかなかハードルが高いだろうから、手元の見本誌は勧めずに支部で公開しているサンプルの方を案内してゆっくり落ち着いて考えていただければと思ったのですが、その場で支部を調べて下さって、とっても悩んだ上にお迎えしてくださいました。推しの顔が良すぎることにお怒りだったのには申し訳ないのですが売り子ともどもとても笑わせて頂きました(笑)

そしていつも両隣のスペースの方に迷惑をかけていないか終わってからとてつもなく反省してしまいます。

なるべく気をつけているつもりなのですが、開場中は対応やお話に夢中になってしまって私が知らない間に嫌な思いをさせていなかっただろうかと考えてしまいます。
いつもお隣のサークルさんが良い方達ばかりで、今回の両隣の方達もとても良い方達でした。それだからこそ余計に言いたいことが言えなくて……みたいなことになってないかしらといつも心配です😇なにかありましたら遠慮せずに言ってください……。

イベントはテンションが上がってしまいますが、いつ何時も気配りを忘れない冷静な心を持ちたいものです。

準備や当日のあれやこれやを考えると、時々通販のみでも良いのかなと思ったりする事もあるのですが、イベントで声をかけていただいてご縁が繋がったり、自分自身人と接することで次の作品を頑張ろう! と元気をいただけるので、反省は反省として次のイベントもしっかり準備をして臨みたいと思います!

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