カウンセラーのたまご
朝比奈　卵です

心の仕組みで学んだ
与える、受け取る
という愛の循環の大切さ

その鉄則はまず
自分から愛を与える

自分自身にも相手にも
与えるという行為からスタートです

ですが

純粋に与えるということは
なかなか難易度が高いことのようなのです

なぜなら似たようなもので

・愛したら、愛してくれるかな？（期待）
・コレあげたんだから！喜んでね！（取引）
・嫌われるのイヤだから〇〇するしかない（犠牲）
・私がもらって当然だよね！（奪う）

というものがあり
これらは純粋に愛から出た行為では
無いとされるからです

そもそも純粋な
与える行為
というのがどのようなものなのか

それは

”与える行為そのものに喜びを感じていること”

例えば推しにファンレターを出すとします
その心は喜びと愛に溢れ
”私にファンレターを
書かせてくれてありがとう！”

という感謝の気持ちでいっぱい
もう相手の反応云々ではないんですね

そしてそのファンレターを受け取った相手は
”いつも応援してくれてありがとう”
という気持ちが生まれます

するとそこに
・与える人→与えさせてくれてありがとう！
・受け取る人→与えてくれてありがとう！

与えると受け取るが同時発生
これが愛が循環する方程式になります

とは言いましても
往々にして
期待、取引、犠牲、奪う
というものも
出て来て当たり前の感情ですので
これだから悪い！
というわけでは全くありません

そのパーセンテージを考えたとき
行き過ぎないバランスであれば良いようです

そしてもうひとつのポイントは
１％でも喜びから与える
愛から与えるという
意識を心掛けること

心の世界ではたった１℃でも1％でも
見る方向や角度が変わっただけで
その軽やかさは
変わって行くようです

そして
ですね

でもですね

こちら側が
与えても受け取ってもらえなかったとき
やはり心は傷つきますよね
実は私にもこんなことがあったのです

私の過去には拭っても拭っても
人生に暗雲が立ち込め
心が荒んでいた暗黒の時代がありました

そんなある朝
自転車で子供を幼稚園へ送る際

アーケードで同じく向こうから
自転車でやってくる
ヤクルトレディとすれ違ったのです

本当にとてもかわいいアイドル
みたいな顔をした
そのレディさんが
すれ違い様
にっこり笑って私に言いました

「おはようございます！」

私は連日の二日酔いもあり
また突然のことで咄嗟に返事ができず

無視するかたちに…

そして数日後、大雨の日だったのですが
レインコートを着たレディさんが
同じように挨拶をして下さいました
でもその時も、私の顔は無表情…

また無視をしてしまったのです

全然返せなかったんです
挨拶を…

それでも息子を幼稚園へ送って
自宅に引き返す頃に
少しずつ心に温かさを感じて

素敵な方だな
次こそ私も挨拶を返そう

という風になりました

結局その後
挨拶を返せたか返せなかったか
もう遠い記憶のことで忘れてしまったのですが

今でもそのヤクルトレディの方のことを
覚えていて
尊敬と共に、思い出せば
私の心は温かくなります

それから何かの行事などで皆さんに
お声掛けしなければならない時

緊張するとき

あのヤクルトレディさんに
自分がなり切ったつもりで
にっこり挨拶をしてお声掛けしています

私はあの彼女！
そう思うと不思議と勇気が出て
色んな方々にお声掛け
できるようになったんですね

時にあなたの挨拶や
あなたの愛を受け取ってもらえなかったとしても

見て下さい私

あの時挨拶を返せなかったかも
しれないけれど

今ようやく受け取っているんですね

あの時、挨拶してくれてありがとう！って
私もあなたのようになりたいです！って

だから
与える受け取るの循環が
うまく行かないときも
ご自分の愛をどうか
失わずに

あなたの愛情を誰かに
またはご自分に
与えていって頂ければと
切に願います

～愛を止めないで～
カウンセラーのたまご
朝比奈　卵