ちょっとおちついてほしい

 お久しぶりです。朝日向です。

どうして急にまたnoteを書き始めたのかというと私の身近でとある事件が起きたからです。

 私の通っていた高校の非常勤の先生が違法薬物所持により逮捕された、と。

 それだけなら、こんなことを書く必要はないし、逮捕された先生は名前すら知らないので恐らく私の卒業後に来た先生だろうと思います。

 でも、周りの人達の自分の母校を悪く言う呟きに違和感を覚えました。

 確かに、母校の生徒の素行はとてもいいものとは言えないです。軽率に校則を破る子はどこにでも居たし、むしろ普通のレベルだったし。在学中は校内でお金を盗む事件が発生したり、タバコが見つかったり、不審者情報に驚きすらしないような学校でありました。

 しかし、それと、今回の件は別物であるべきです。

 まず、私達の高校が今回逮捕された先生、仮にa先生としますが、どうしても来て欲しい、などと言って招かれたわけではないでしょう。

 次に、生徒の素行の悪さと個人の教師の質はイコールではないでしょう。

 生徒の素行の悪さは学校の評判に影響するところはもちろんありますが、今回の事件は生徒の素行の悪さによって起きたことではないです。

それに、今回複数の先生が集団で持っていたらそれはそれは高校自体が悪いでしょうが一人の教師、それに非常勤ですよ。

 私が高校3年の時、クラスに友人が1人もおらず大学が決まって以降休んだり遅刻したりする日が多くなりましたが、当時の担任はただ「君のペースで留年しない程度に頑張ってくれたらいいよ」と声をかけてくれました。そういう先生もいます。

 私達の学校が落ちぶれたのではなく、元々a先生が先生になるべき人間ではなかったのであり、私たちがせめるべきは、そういう人間が教員になれるその教員採用試験のシステムそのものではないのですか。

 だいたい、うちの学校も落ちぶれた、などと言うならその学校にいた貴方も自分が落ちぶれていると言っているのと同じになりませんか。

 自分で自分の首を締めるの、やめませんか。

矛を向ける先を、間違えてはいませんか。

もし今回のことで私達がそこの卒業生であることによって傷付けられたならば、それこそ名誉毀損でしょう。

 そうではないのだと、そんな場所ではないと、言えるのはそこにいた人たちを知ってる私達であるべきだと思います。

 別に高校の評判とかはどうでもいい、高校の友達は嫌いだったし良い学校とも思っていません。

 でも、批判するべき先を間違えてただ文句を言うだけの友人達は、ちょっと見過ごせない。


少し落ち着いて、よく考えてほしいです。




 

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