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ヘンプのポテンシャル

noteをご覧の皆様、こんにちは!
麻専門セレクトマーケット『麻市(あさいち)』の望月です。

前回のnoteでは私たち麻市についてご紹介させてただきました!
今回のnoteでは、麻やヘンプとはどういった植物なのか、どのような魅力があるのか、まだ認知度が低く偏見も多い麻/ヘンプについてご紹介したいと思います!
▼前回のnoteをご覧いただけていない方は、よろしければ下記noteをご覧ください▼


麻とは?大麻/ヘンプとは?

麻専門のオンラインマーケット『麻市』ですが、主にはヘンプを取り扱っております!
麻と言っても様々な種類があり、戦前までは麻とは大麻(おおあさ/ヘンプ)のことを意味していました。その後法律による規制もあり日本人の生活からヘンプが薄れていき、2010年代には「麻」と言えば、亜麻(あま/リネン)と苧麻(ちょま/ラミー)を指すようになりました。そんな様々な種類がある麻ですが、どんな種類がありそれぞれどういった違いがあるのか、簡単に下記画像にまとめてみました!

麻の種類と用途

このように、学術的にはそれぞれ別の種類の植物になります。
次に大麻/ヘンプの歴史について、諸説あるのでここでは簡単に触れさせていただきます!

麻は世界最古の繊維

麻の中でも亜麻(亜麻/リネン)は人類が用いた世界最古の繊維といわれ、メソポタミア文明地域やエジプトで利用されてきたと言われています。

日本でも同じように古くから麻が利用されており、稲作より古い1万年以上前の縄文の時代から大麻という「農作物-自然植物」を"衣食住"への利用や、"精神的支柱"として麻と共に生活をしていました。

ほんの80年ほど前まで、非常に身近な存在だったのです。

特に江戸時代から昭和初期までは、重要な栽培作物として位置付けられております。
(※「福井県:鳥浜遺跡」や「千葉県:沖ノ島遺跡」では、約1万年ほど前の地層から麻の実や種子などが出土しています。)

ヘンプのポテンシャル

いよいよ本題です。なぜ麻市が大麻/ヘンプをメインに扱っているのか。それは大麻/ヘンプのポテンシャルにあります。こちらでは大麻/ヘンプの持つポテンシャルを9つにまとめました。

1.CO2吸収量[大]
2.土壌改善効果
3.地上エネルギー資源

1.CO2吸収力が高く、わずか90日間で1ヘクタールにつき、21000kgを吸収します。これは小麦の1.6倍、松の8倍にあたります。
(※松の木が約20年かけて吸収できる量を、ヘンプはたった90日で吸収できる)。

2.大麻/ヘンプは根を深く張り、収穫後はふかふかな土壌となります。 また、土壌中に溜まってしまった硝酸性窒素濃度(窒素を含む化学肥料、有機肥料、畜産廃棄物、生活排水などが原因)を低減させる効果もあります。

3.大麻を燃料に変換して作られるバイオ燃料(ヘンプバイオマス)は、すでに実用化されている技術です。栽培のしやすさと大量生産に向いている性質があげられます。
ヘンプクリート住宅は実験結果によると、従来の空調機能付き建物より80%も効率的にエネルギーを利用可能で、年間のCO 2排出量を約8,000 kg削減出来る事が判明。

4.農薬不要/節水
5.1年を通して収穫可能
6.作付面積に比べ収穫が多い

4.害虫に強く、栽培時に農薬・化学肥料を使用する必要のない植物。
また水の量が少なくても簡単に育つため、ヘンプ栽培に置き換えるだけで水に関する問題解決へ一歩進められる可能性を持つ。
たとえば通常のコットン栽培に比べて、1日900万リットルもの水をセーブできることが分かっております。
(※コットンは、農業で使われる水資源のうち「約4%」を利用している)

5.生育が速く生命力のある一年草で、約90日で収穫することができ、約3~4mの高さまで成長します。

6.少ない面積で多く収穫できる麻は木材の4倍の繊維産出量を誇る。
また冷帯、温帯、熱帯に問わず、痩せた土地でも肥沃な土地までどこででも栽培可能。(北極、南極、氷雪体、ツンドラ、湿地帯は除く)

7.経済効果
8.紫外線カット効果
9.衣食住/健康

7.世界規模で広がるヘンプビジネスは、直近2026年には市場規模2兆3000億米ドルを超えるといわれています。
日本ではご存知の通り「大麻取締法」が施行された昭和23年以降、大麻農家は激減し現在はその約1,000分の1ほどとなっています。

8.NGO団体Hemp Foundationによると、ヘンプ繊維は99.9%ものUVカット効果があり、コットンより50%以上も優れているという結果でした。

9.日本人は、稲作より古い1万年以上前から大麻という「農作物-自然植物」を"衣食住"への利用や、"精神的支柱"として麻と共に生活をしていました。
現代では正しい認知が広がり、日本でも有名企業が麻素材を積極的に取り入れたり、CBDオイル需要とともに多くの人が自然植物の恩恵を受けています。

全ての部位を有効的に活用できる植物

-自然環境と生きものを守る最善な方法のひとつ

ヘンプは、全ての部位を有効的に活用できる植物で、茎(繊維部分、木質部分)、種、葉、花穂、根といった部位を用いて様々な産業用の用途に活用でき、その数は、3万種をも上回るといわれています。

無駄のない植物=大麻/ヘンプ

まさに「枯渇性資源に依存しない再生可能な循環型社会の構築」に貢献できる植物なのです。

大麻/ヘンプは農薬を必要とせず荒れた地でも育つといわれているほど強い植物です。また、別の記事でまとめさせていただいておりますが、大麻/ヘンプには栄養素も豊富です。これらの理由から食糧危機問題の解決の一つにもなると私たちは捉えています。
大麻/ヘンプという植物は、我々の生活や社会に適切に取り入れていくことで【健康⇄環境⇄経済】に適切な循環が起こると考えています。
地球全体がサステナブルに共存していくことができる、それが可能な植物です。

まとめ

最後までnoteをお読みくださり誠にありがとうございます。
麻市では、売上の一部を社会問題に取り組む方々へ寄付をさせていただく仕組みを取り入れております。ヘンプを起点とした「共創」が生まれていく日を目指して、私たち麻市は取り組んで参ります。

麻市の目指すヘンプ×共創

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