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なぜBeauty Japanに出場するのか

今日はBeauty Japan近江大会に参加するきっかけをお話しできたらと思います。
「自分の力で経営塾の勉強会に参加し道が進む」と5年後を見据えて未来計画を2024年1月に目標を立てた数日後、Beauty Japan近江大会事務局の方にお声がけをいただいたことでした。

Beauty Japanは海外発の外見の美のみを競うコンテストとは異なり
「社会で活躍する女性を増やすためのプログラム」を背景としたビューティーコンテストであり社会貢献する女性を発掘することを目的としています。
経験やスキルをいかして社会貢献していきたい。
社会に想いを発信し、社会を変えていきたい。
BeautyJapanは、社会的使命をもち強く美しく生きる女性「真の日本一の美」を発掘し、支援していく国内初のプログラムです。

Beauty Japan

私には、夢があります。そのために仲間集めと、多くの人に産後ケア事業の必要性を知ってもらうことです。
夢に向かって挑戦することで、まだ見たことのない世界を見ることができるチャンスかもしれないと思い参加を決めました。


私が次の夢を叶えたいと思った小児科クリニックから見える今の育児や、子育て支援の現状をお話しします。

小児科クリニックから見える今の育児

赤ちゃんが生まれると、誰にも教わったことのない子育てが始まります。
教えてもらったのは、自分が子どもの頃の母親の姿のみとお母さんたちは口を揃えて言います。

昭和、平成、令和と時代が変化し夫婦の子育てが変わってきていることが
小児科クリニックで働いていると強く感じます。
病気やワクチン、健診にお父さんが来て赤ちゃんを抱っこをして夫婦で小児科に来る光景がなんとも微笑ましいです。
土曜日の診察は待合室にお父さんが溢れています。
そして、連れて来てくれるお父さんには、お母さんなのだから当たり前と言い放つお父さんはいない、どちらかと言うと「お母さんは大変だから」となんとも優しいお父さんばかりで、お母さんへの愛が溢れています。

しかし、時代の変化に伴い「産後うつ」が増えています。
実家や義実家のご両親が、祖母祖父の介護や現役で仕事をしていたりと、産後は実家に帰らずに自宅で産後を過ごすお母さんたちも多いのが現状です。
核家族化、地域のつながりの希薄さやコロナ禍もあり孤独に育児をしているお母さんも多いのが現実なのです。

小児科クリニックでの子育て支援

2年おきの主人の転勤のため「孤育て」となる危険性がありましたが、地域のたくさんの方々に支えてもらい、これまで子育てを続けることができました。
自分が受け取ったやさしさや思いやりを今度は子育て中のお母さんたちに受け渡していく「恩送り」が私の活動の原点です。「恩のバトンリレー」で子育て中のお母さんたちを笑顔にし地域全体を笑顔に元気にしたいと思い活動しています。

子育て支援の取り組みは詳しくこちらから読めます↓

2017年11月20日、35歳の頃に書いたマイノートにはこう書いてある。

*産後の施設が日本にも欲しい
*子育て支援施設を作る

マイノート


字に書いたり、声に出すと夢は叶うのだ。

次の夢は産後ケア施設


核家族社会、高齢出産、親に頼れない、頼れても子育ての仕方に不安を持ち産後を過ごすお母さんが多い。産後の不安や負担の軽減、育児不安を解消し、地域で安心して子育てができるような産後ケア事業ができる方法がないかと模索し
2022年から
神戸にあるりんご助産院さんのデイサービス
京都にある産後ケア施設baby.mamさんのショートステイ
奈良にある訪問看護ステーションまるまるさんの産後ケア訪問看護の見学にも行きました。
そして、大津市でなぜ産後ケア事業の普及が難しいのか実情を聞きに行くこともできました。
そして、産後はショートステイの需要が多いことも知り、谷口工務店の社長さんと院長に産後ケアホテルをやりたい!と要望し、準備を重ね2023年、ホテルとコラボレーションし1件産後ケアホテルを実現しました。

産後ケアホテル

しかし、改善点が多く、企業やホテル、産後ケアを一緒する仲間が必要という現実と、産後ケアとは?デイケア?ショートステイ?介護のこと?と特に男性の方には認知されていないのが現実でした。

私の望みは、多くの人に産後ケア事業の必要性を知ってもらうことです。
産後ケア事業により、笑顔のお母さんが増えると産後うつや虐待の件数の減少につながるはずです。
さらに産後の必要な時期にサポートしてもらえることが第二子、第三子を授かりたいという希望につながり少子化対策にもなります。
目の前のお母さんの笑顔のために最善を尽くすことが、産後うつや虐待、少子化などの日本の社会課題の解決につながると信じています。

長い文章を最後まで読んでくださりありがとうございました。

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