一瞬で人に好かれる科学的テクニック
まずは外見を整える
今回は、Voicyさんのハッシュタグテーマ『好印象は作れる』についてお話をしてみたいと思います。
私はヒプノセラピーやNLPといった、科学的な心理学を学んでいるのですが、それらには今日のお題にぴったりなテクニックがありますので、それを主にお伝えしたいと思います。
最後には、根本的に大事なことも併せてお話したいと思います。
その前に、簡単な話ですが、好印象のためにはまず外見だと思うんですよ。
人は見た目が9割とも言うじゃないですか。
美男美女などの顔の良し悪しというわけではありません。
好印象に大事なのは清潔感だと思います。
誰の目にも清潔に見える身なりにすれば、あっという間に好印象をもってもらうことは可能だと思います。
もし、サービス業や営業職などの対面の仕事をされている方で、自分としてはおしゃれにしているし、洗濯もして清潔にしているけれど、営業成績や結果が伴わないという方がいらっしゃいましたら、第三者目線で本音を言ってくれる友人や同僚に、自分の外見の清潔感かどうか聞いてみたらいいと思います。
例えば、アンティークなインテリア。
一歩間違えたらただの古い家具じゃないですか。
綺麗にしていたとしても、人の印象までは操作できないので、古びた家具だと見えるのか、重厚感がある素敵な家具と映るかは、見た目に清潔感があるかどうかがわかれ道だと思います。
同様に、古着ファッションとかもすごく難しいところだと思います。
自分では、かっこいい!イケている!と思っていても、一般受けはしないかもしれない。
ファッションはセンスなので、古着も上手に取り入れればかっこよく見えますが、反対の場合もあります。
着るのは個人の自由ですが、好印象を作るという点で言うと、自分ではなく他人目線で清潔感があるかどうかを意識することが非常に大事だと思います。
これにまつわるエピソードがあります。
私が20代後半の頃の話です。
その頃は私もファッションにこだわっていたんですよ。
ハイブランドではなく、知る人ぞ知るとか、ロゴが目立たないようなイケているブランドの服を買い漁っていて、特にデニムが大好きでした。
その頃は、セレブデニムと呼ばれるいろいろなデニムのブランドが流行っていたんですよね。
ブルーカルトとかアンティックデニムとか、ヌークとか。
そういったジーンズを100本持っていたんですよね。
そんな私がイギリスに旅行へ行きました。
そのときに、泊まったホテルのあのドアマンのおじさまが、私の身なりを舐めるように上から下まで見て、嫌悪感を示されたんですよ。
そのときの私は、黒いハーフジャケットを羽織って、10数万円するダメージデニムを履いていました。
そうしたら本当に嫌な態度をとられたんですよね。
それを見て私もびっくりしました。
ジャケットもデニムも高い金額を出した、本当にいいものだったんですから。
だけど、他人から見ると汚い格好なんだなと思いました。
もちろん清潔ですけれども、清潔感はなかったから好印象には映らなかったんです。
あと、洋服だけではなくて、髪型もありますよね。
髪の毛の質、髪の毛の色とか。
白髪がほったらかしなのか、手入れされたグレイヘアなのかによっても清潔感や印象は変わります。
あとは肌。
肌が綺麗かどうかというのも印象を左右すると思うので、目指せるのであれば美肌を目指すといいと思います。
私のチャンネルでも肌について何度か放送しています。
中でも、コスパ最強で、全身が潤ってピカピカになる肌質改善術についての放送がイチオシです。
2022年2月3日にお届けしました。
リンクを貼っておきますので、皆さんに聴いていただきたいです。
▼『コスパ最強!全身潤いピッカピカになる肌質改善術』はこちら
好印象を作る科学的テクニック
では、今日の本題です。
好印象の作り方、テクニック。
これは意外と簡単です。
人と関わるときにエネルギーをどう回すか、その向き次第なので、そのことについて詳しく解説します。
他者と関わるときのエネルギーの方向は2通りしかありません。
インか、アウトか。
イメージ図を書きましたので、こちらの画像を見てください。
赤がアウトです。
このエネルギーの働きかけをしていれば、勝手に好印象にうつります。
これは自分に意識がない状態で、他者に意識が行っている状態なので、一生懸命、他者に思いを届けようとしている状態なんですね。
それをされて嫌な人はいませんから、好印象にうつります。
それに対し青がインなのですが、これは自分に意識が向いているんです。
他者と話しながら、他人を目の前にしながらも、自分に意識が向いているので印象が良く映るわけありません。
人を目の前にしたときのエネルギーの使い方は、この2通りしかないんですよ。
だから、感じがいいという人は本能的に、ナチュラルに、赤いラインのようなエネルギーで他人と接することができているんでしょうね。
NLPのトレーニングのときに、これを練習します。
どんなふうに練習をするかというと、目の前に他の受講生や先生に座ってもらって、そして自分が目の前に立って、リラックスした気をつけの状態で立つ。
そして、目線を受講生みんなの方に向けて、自分からそちらに向かってエネルギーが出ているというのをイメージして立つだけです。
それだけなんですよ。
以前、テレビの収録で佐藤珠緒さんとご一緒したときに、これを猛烈に感じました。
その当時の私はこういう知識がありませんでしたが、これを知ったときに、佐藤珠緒さんが頭に浮かびました。
彼女の目から高エネルギーを感じました。
それだけですごく好きになっちゃう。
惚れちゃう。
それくらい、エネルギーの方向は印象をすごく操作するなと思いました。
もっとわかりやすく述べますと、アウトが他人に興味がある状態で、インが自分にしか興味がない状態です。
だから単純な話ですよね。
人間は自分に興味を持ってくれる人のことを好きになります。
でも、自分にしか興味ない人のことは好きになりません。
あと、これは人前で緊張しちゃうという人にも非常に使えるテクニックです。
厳しく言えば、人前で緊張する人というのは自分に向けてエネルギーを使っています。
自分にばかり興味がいっていて、どう見られているだろうとか、どう思われているだろうとか、そうやって自分のことばかり考えているから緊張するんですよ。
でも、アウトのエネルギーの使い方をしていると、自分に意識が向きません。
だから、全く緊張することがないんですね。
そしてアウトで使う意識をする。
それだけで本当に緊張しなくなるんです。
私は講演やセミナーといった、人前で話す場面がすごく多いのですが、緊張することがほとんどないんですよね。
だから、元々他者への働きかけができていたんだなと思います。
でも、思い返すと緊張した場面がありました。
小学校のときにピアノを習っていたのですが、発表会のときとかは震えて緊張して、心臓の音が自分の耳に聞こえてくるレベルでした。
これは完全にインですよね。
間違ったらどうしよう、上手だと思われたいと思っていたところを他人に向けられていたら、緊張しなかったのかもしれません。
大人になっても、たまに講演やセミナーで緊張しましたね。
そのときはインのエネルギーでした。
でもそれはいい結果もたらさないし、印象も良くうつりません。
だから、とにかくアウト。
目の前の方に何をお伝えできるだろう、こんなことをお伝えしたい、こういうふうに関わりたい。
そのやって、相手に意識を持っていくと相手との信頼関係、専門用語で言うとラポールを築けます。
この話を聞いて皆さんいかがだったでしょうか?
もちろん、インが悪いというわけではありません。
TPOに合わせて使い分けたらいいと思うんですね。
アウトというのは、人と接するときはすごくよくても、ずっとアウトの状態だと中身がない状態になりかねないので、1人のときは自分に興味を向けていくことで、内観や自己啓発をしやすくなると思います。
こういう知識を知ると、よりそれらが明確にやりやすくなるかと思いますので、ぜひご活用ください。
これのわかりやすい実例として、前回の通常放送でもお話しましたが、今月私のサロンで活動を始めた北村美幸さんというセラピストさんがいるのですが、その方は施術をした皆さんからリピートをいただいたんですよ。
きっと彼女は、アウトの働きかけを、お客様に対して自然にできている人なんじゃないかなと思います。
彼女の経歴を聞くと、セラピストをやる前は看護師さん。
看護師の前は保育士だったそうなんです。
ずっと人のケアや癒しに関わるお仕事されてきたんですよね。
そういうのを選ぶ人というのは、他者貢献とか、他人のために尽くすとか、癒すという意識が備わっていらっしゃるでしょうから、アウトのエネルギーの働きかけでお互いの信頼感が生まれるんでしょうね。
サービス業でリピーターがとれないとか、営業成績が上がらないという方も、今日の話は非常に参考になるんじゃないかなと思います。
最強のモテテクニック
最後に、とても大事な話をします。
モテない人はぜひ聴いてください。
私の友人で同じ年なのですが、人生でずっとモテモテの女性がいるんですよ。
学生の頃は1日3人とか告白されたんだそうです。
しかも、社会人になってからも、1ヶ月間毎日誰かに告白されたそうです。
「なんでそんなもてるの?」と聞いたら、ちょっと考えて、「麗華ちゃん、笑っている?」と言われました。
これにはハッとさせられましたね。
彼女はとにかく笑顔でいるんだそうです。
しかも、女友達とか気心知れた仲間とかと一緒にいるときと、自分がモテたい場面で、ナチュラルに笑顔を使い分けて、たくさん笑っているんです。
これはごもっともですよね。
笑顔はとにかく好印象にうつりますもん。
笑顔が嫌いな人はいないじゃないですか。
どれだけ美人でも、どれだけ清潔感があっても、笑顔満開の人のほうがやっぱり好印象ですよね。
そう言われてみると、私も元々はすごく笑顔だったんですよ。
30歳前半くらいまでは。
「麗華ちゃんはいつも笑顔だよね」とか「天真爛漫だよね」と言われるくらい笑顔で、実際結構モテたんですよね。
でも、起業して、人を雇用するようになっていったのと比例するように、感情を消していったんですよね。
人を雇用すると理不尽なことや、考えが合わないことがたくさんあります。
そんなときに感情的になっていると大変なので、感情をオフにするという技を覚えました。
そうすると表情が乏しくなってくるんですよね。
二面性があるとかじゃなくて感情を出さなくなる。
喜怒哀楽が全て平坦になるので、サイボーグみたいだとよく言われるようになりました。
でも、感情に振り回される方が疲れるので、感情を使わないようにしたんですよね。
感情と向き合う話は、プレミアム放送で相当話していますので、感情に関しての悩みがある方はぜひ聞いてみてください。
でも、何年も感情を無くしていたので、昔のような心からの笑顔ができなくなっているなと、彼女の言葉に気づかされました。
それなりに楽しいときは、楽しさを感じて笑っていました。
でも、2度目の結婚生活からの泥沼離婚の期間は、本当に笑えなくなったんですよ。
笑顔の作り方もわかりません。
でも、笑う門には福来るという言葉がありますから、皆さん笑いましょう。
好印象の作り方をお話しましたが、笑顔に勝るものはありません。
「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!