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頭使いすぎ!頭疲れている人、解決する簡単な方法

思考過多を緩和する簡単な方法

皆さんは頭をどのくらい使っていますか?

今、頭皮を触れて、強めに揉みほぐしてみるとどうでしょう。

痛いですか?

頭皮がカチカチですか?

石頭になっていませんか?

頭が硬い状態というのは、文字通り、頭が固くなるんです。

よく、「あの人は頭が固いね」と言うじゃないですか。

頭皮が硬い状態がまさにそれです。

皆さんも石頭にはなりたくないですよね。

頑固だと思われたくないですよね。

だから、頭はふにゃふにゃと柔らかいに越したことはありません。

とはいえ、頭でいろいろ考えてしまうと、思考型の人にとっては無理難題じゃないですか。

先日、お客様が「ずっといろいろなことを考え続けちゃうから、頭がカチカチに固まるし、頭が疲れています。

とにかく頭がパンパンなんです。

どうやったら考えないようにできますか。

考えるのをやめればいいのでしょうか」と聞かれたのですが、「あなたに、考えるのをやめましょうと言っても、やめられませんよね」と言いました。

そういう人は、考えるのをやめるということを考えそうじゃないですか。

「考えるな、感じろ」という有名な言葉がありますよね。

でも、現在の方々はこれと逆ですよね。

それをやり続ければやり続けるほど、頭はどんどん硬くなるし、思考の柔軟性もなくなっていってしまいます。

自分の頭で考えるということはとても大切だし、必要なのですが、他の五感を使って感じないと、どんどん凝り固まった思考になってしまう恐れがあります。

だから、思考を柔軟に保つためには、五感を使ってバランスが良い中で考えるということが大切です。

これをお聴きの方々の中で、お客様と同様に、頭が疲れるほど考えすぎている方や、いつも何かを考えている方は、思考が9割で、五感が1割、むしろそれ以下かもしれません。

それは不健康な状態なので、今回のお話を聞いて改善していきましょう。

では、どうするか。

とてもシンプルです。

暇さえあれば、目を閉じてください。

考えすぎだと思ったらすぐに目を閉じてください。

それだけです。

なぜかというと、以前、視覚の話をした放送回でもお伝えしたかと思いますが、人間には五感があって全て平等なはずなのに、私たちの現在の生活では視覚が8割以上だと言われています。

▼『最新の研究によると、心より身体ファースト!中でも〝視覚〟が身も心も牛耳りますって話』はこちら

視覚を使うと、頭で思考する状態に繋がっていくんです。

目で情報を入れて、頭の中でぐるぐる思考する。

だから、視覚を使えば使うほど、視神経が後頭部の方にあるために、後頭部がパンパになって、首こりや肩こりがひどくなってくる。

そして、背骨や頚椎が固まります。

そうすると、首より下に、思考したことやエネルギーが降りられなくなって、頭の中に停滞する。

そして、頭がパンパンになるという悪循環が生まれます。

施術をしていて如実に感じるのが、思考型な人は、施術中に目をパッチリ開けるんですよ。

身体の施術中だったらまだしも、ヘッドマッサージとか、顔に触れているときとか、施術者とお客様の距離感が近いので、ほとんどの人は自然に目を閉じるんです。

でも、思考過多な人は、そういう時でも目を開けているんです。

きっと目をつぶるのが嫌なんでしょうね。

ずっと思考していたいという意志の表れだなと感じます。

目を閉じていただけますかというと、一瞬は閉じるんですけど、また開けてしまうんですよね。

だから、そういうタイプの方は、ぜひ目を閉じてください。

目を閉じると、五感の8割を占領していた視覚がなくなるので、体感覚の方が養われていきやすくなります。

他の五感を使って感じるということが、考えるということなんですよ。

私は施術者なので、それをとてもよくやっている方だと思うのですが、人の肌に触れているとたくさんの情報が入ってくるんです。

そのときに、もちろん肌感覚も使いますが、私の場合は「耳で見る」という感覚がします。

だから、目を閉じるということが、思考型の人はすごく怖いと思うんです。

だけど、目を閉じる。

そして他の五感を使うようになってくると、他の五感を使ってものを見るという感覚が育つんですよね。

そこまでいかなくとも、目を閉じると、情報の取り方が自分の中身になっていきますので、瞑想に繋がっていくんですね。

思考型の人は瞑想がすごく苦手なのですが、目を閉じるだけで内観に近づけますので、うるさい思考が止まって瞑想の練習にもなります。

これは試して慣れていくしかありません。

というわけで、今回の話を聞いて、自分にあてはまると感じた方は、ぜひ目を閉じてみましょう。

それだけでいいので、とにかくやってみてください。

特にストレスが多い方や、ストレスや悲しみに苛まれている、精神的に病んでいるという方もね、目を閉じてください。

頭でずっと考えているように、体感覚を使って感じながら考えていくと、いろいろな解決口やアイディアが無限に広がってくことと思います。

せっかく目で見る以外の感覚をお持ちですから、そちらを存分に使って、全細胞を皆さんの応援団に変えてあげてください。

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「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!