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自分の絵を好きになるまでの備忘録#1

はじめまして。あさきです。浅姫と書いてあさきです。


タイトルの通り、自分の絵を好きになるまでの記録を残していこうと思います。



まずはこちらをご覧ください。5年前の絵。

事の発端は5年前、広いネットの海で
「こんな下手な絵評価されると思って載せてるのヤバい、俺が適当に描いた絵の方が伸びるわ」 
と言われたことから始まります。

他人の意見なんて、ましてやネットでの発言なんて、気にしなければよかっただけなのですが、

当時私は 「上手に描けたから評価してほしくて」 絵を載せていました。

相手の言っていることが図星だったので余計に恥ずかしくなりました。

穴があったら入りたい。
すべての絵を消してアカウントに鍵をかけました。

実際に、この当時は中学時代の友達が一人いいねしてくれただけだったように思います。

小さい輪の中で舞い上がってただけなんだ、とか言わないだけで他の人も私の絵は見るに堪えないかもしれない、我慢してくれてるのかも…etc

考え始めたら止まらなくなって、落ち着いたころには筆を置いていました。


あ、念のため補足ですが、相手の言うことは正しいと思います。そういう意見があっていい。誰も悪くない。


これは「らくがき」と称して自慢げに載せていたもの。
「らくがき」なんて言葉は保険でしかないのです。



なぜ5年経って絵を再び描こうと思ったのか


まず、学生だった昔とは違って、現在は社会人2年目。

会社員はつらいもので、食べて寝て日々同じことを繰り返し、つかの間の休日は布団の中であっという間に過ぎていきます。

そうして気が付くと年が明け、早くも1月が終わろうとしている。

このままあと何十年も生きていくのか………。

虚無。




そんなとき、「わたしって趣味無くない?」と思うのです。


正確には、広く浅く、熱しやすく冷めやすい、そんな感じでいろんなことに手を出した結果、

何も続かず暇なときに手持ち無沙汰。



「ああ昔はこんな時に絵、描いてたなあ」



ふと脳裏によぎりました。

「でも絵は描きたくないなぁ~……」





あれ?




……なんで描きたくないんだっけ。

昔は絵を描くのが楽しかったはずなのに…!?








ああ






あぁ~~!!





思い出した途端、なんだか腹が立ってきました。






あのまま描くのをやめたら、負けた気がする(?)





「下手」というのは事実だし、小さい輪の中で煽てられていたのも事実。


私はそれを認めたくなかっただけなんだ………








そう思えたのも、5年経って少しは大人になったからかもしれません。

当時は好きで描いていた絵。練習なんてまともにしたことがありません。
パーツのバランスだとかあれやこれやめちゃくちゃです。
下手で当たり前なんです。



…と、分かっていても今ペンタブを前にすると羞恥心は襲ってくるし、出来上がった作品をみてもダメなところばかりが目立ちます。


いまは正直、絵を描くのは楽しくない。

完成した絵を見ても自分の絵が好きじゃない。



なのに、絵を描きたいと思ってる自分がいる。

1度諦めて筆を折ったはずなのに、それをセロテープでぐるぐる巻きにしてまた描こうとしている。

諦められたら楽なのに、結局「お絵描き」に戻ってきてしまう。





諦められないんだから、もういっそちゃんと克服するしかない。



「絵を練習しよう」




人体のデッサンや講座、プロのメイキングを見て、自分の絵のどこに違和感があるのか、理解してやろうじゃないか。





絵を見た第一印象が「下手」だったのなら、それは何のひいきもない率直な感想だと思うのです。


上手だね!かわいいね!って言ってくれる人はいるかもしれないけど、こんなはっきりとダメなところを言ってもらえる場面はそうありません。

(でも豆腐メンタルだから落ち込む)

上達するには、褒められるだけじゃダメなんだと、今だから思えます。



5年経ったからこそ、こうやって客観的に見て落ち着いていられると思うと、過去はすべて無駄じゃないんですね(大袈裟)




絵を描くことが楽しくなれば、
他人に何を言われようと「自分が楽しいから描いてます!」って自信を持てると思うので。

他人に愛されたいならまず自分で自分を愛してあげようってどっかで聞いた。




というわけで!

今年の目標は 「自分の絵を好きになる」 

誰が見ても目を惹くような、違和感を感じさせない神絵を描いてやろうじゃん!


それで1人でも多くの人が自分の絵を好きだと言ってくれて、私の絵を楽しみにしてくれるなら
これ以上に幸せなことは無い。




はて、初投稿にしてめちゃくちゃに自分語りが長くなってしまいましたが、もしここまで読んでくれた方が居たのなら今後ともよろしくお願いいたします


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