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夏の読書2023-4 やなせたかし

やなせたかし『わたしが正義について語るなら』ポプラ新書、2013年

やなせたかし先生といえば、アンパンマン。
子供から強く親しまれる絵本であり、アニメである。

やなせ先生が作詞した、「アンパンマンのマーチ」

https://youtu.be/5mLape5F0Fw

何度も繰り返して聴いた曲。不思議な歌詞。
ここに、強いメッセージが含まれている。

「正義について語る」ことは万人が出来ない作業であり、人生経験が豊富な、やなせ先生だから出来る、そんな本である。

さて、本題に戻る。アンパンマンのマーチ♫

「なんのために 生まれて
何をして 生きるのか
こたえられないなんて
そんなのはいやだ!」


柳瀬隆さんは戦争体験者である。

ひもじさを憂う。戦争の不条理さ。
正義の味方とは何か。

正義は、一方的な考え方である。常に正しいわけではない。悪人の正義もある。

揺るがないのは、献身と愛。

このような人間の根本的問題を問う、良書と巡り合いたい。




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