こうのえみ個展へ行ってきました

楽しくて写真も撮り忘れたし、買ったポストカードも案内チラシも手元になく、画像がなく申し訳ありません。


岐阜市金園町、ギャラリーいまじんにて29日まで開催。
子どもの頃見た森の扉の向こうには何があったのか、またいつか見た夢の続き…そういったものを形にしたい、そんなこうのさんの思いの詰まった展示でした。

木やワイヤーによる立体。平面はパステルなど。
過去作は小人のおうちのようで、この中で生活してる姿に思いを馳せました。
鉛筆削りで削ったようなとんがり屋根、小人の集いそうな小さなテラスにはかわいらしい椅子。1番心惹かれたのは、小さな小さな丸木でできた(実際には小枝?)渡り廊下になっている吊り橋。木を輪切りした丸い板を重ねた階段。
小人の乗る気球に観覧車。

こうのさん自身とお話しできて、テンションMAXな私は、ついつい楽しくて、自分の作りたいものの話しまで聞いていただいてしまいました、初対面なのに恥ずかしい。

今回の展示は、こうのさんがカッパドキアへ行かれた後とのことで、上に書いた小人の生活の賑わいを感じるお家のような作風とは一転した新作の展示もありました。「気配」という作品を通しても感じられる、そこに過去人の住んでいた気配。同じスケールで作成されていても、そこは異国であり過去を表しているのが伝わってきます。そちらも驚いたことにあえて木を使用されていました。石でなく流木に着色というのが、面白いと感じました。
他にトルコランプの光を表した平面作品。ランプの光の向こうにカッパドキアが見えます。

ギャラリーいまじんさんは、8月に岐阜メディアコスモスにてイベントを開催されるらしく、そちらにもこうのさんも出品されます。
よろしければ足をお運びください。



メディアコスモスも、伊東豊雄氏設計の、森のような建物です。なかなか面白い作りをしているので、よろしければ併せて楽しみに来てください。


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