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それぞれの世界【スピリチュアル】

とあるブログ。一節しか拝見できてないので恐縮だが、ふと思い当たることがあったので書いておく。

私は「忘れ去られた存在はなくなる」と考えている。
龍様やお狐さんのいる世界だと思い、その存在を信じているから存在するのであって、忘れたらなくなるのだと。
だから私がこの世界にいる限りは、信じていようと思う。

ところで、それは人間も同じである。
その人の存在を認識していない人にとって、世界にその人は存在しない。
同じ場所にいながら、誰もが別の世界を持っているというのは、そういうことである。
たとえば、同じ道場にいて、あの子がやんちゃで…なんて話を聞いたのだが、私にはまったく見覚えもなかった。
その話を聞いて数回後の稽古で、初めてその子を認識した。
そのときから私の世界にその子は現れた。それまでは存在しなかったのだ。

何気なく聞いていたらなんてひどいことを、と思う人もいるかもしれない。
けれど無視しているわけでもなく、その存在を否定しているわけでもない。
認識の違いだけの話である。
世界なんて、実はそれほど曖昧なものだと思っている。

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