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洋服が好き(エッセイ)

私は洋服が好きである。ハマるとそのブランドをコレクションすることもある。

多岐にわたってのブランドが好きなので、ブランド別にこれまでのハマり遍歴を書いていこうと思う。

アクシーズファム


結婚していた頃アクシーズにドハマリした。
ロリータファッションはふだんには着にくいし‥と思っていたら、普段着との中間でありながら、レースやフリルがいっぱいついた、おフランス風?なブランドが登場したのだ。
最初は上から下まで揃えて、その後買い足していくことが多いが、アクシーズもそうした。
上から下までアクシーズ(靴はあしながおじさん)でモールを歩いていたら、お疲れさまですーとよそのショップの方に声をかけられたことが。
着こなせてるんだなあと思った。


ザラ

未だに時折母と覗く。母のが買っているかもしれない。
パンツのパターンが日本のブランドよりきれいだ。
ザラのデニムは膝がキュッとしまって足がきれいに見える。
派手な花がらや刺繍なんかあっても、基本的にモードだから、着やすい。


ツモリチサト

メルカリが登場する前から集めていた。どちらかというと、15から20年前のデザインが好きなので、古着が出ているとありがたい。
離婚直後、半ばヤケでもあったが、三田のアウトレットでツモリチサトのスカートを2着も買ってしまった。しめて十万円。というかアウトレットで一着五万円がきくのが、ブランドとしてすごいと思った。芸術品として眺められるスカート(古着店で二千円)を買って、まだ履かずに時折眺めている。


フランシェリッペ

ブランドとして2年ほど前になくなったと、つい先週ショップの方に聞いた。知らなかった。
最近、ユニクロやしまむらの価格帯が人気なようで、上記のツモリチサトも会社から手放されている(エイネット。他のブランドは会社から出たら名前を変えるように言われていた)。フランシェリッペもそうなのではないかと思う。今はフランシェリッペのデザイナーさんが、ユキエモンというブランドとして活動されている。ロット数が少ないので貴重ではあるが高い。それが先週買ってもらった3万5千円のワンピースである。ユキエモンさんは元々テキスタイルデザインをやっておられたのか、手書きイラストがかわいく、生地だけでも売られていた。動物柄が多く、先週のワンピースはねこがらである。メルヘンチックなような、また抽象画のようなデザインのものもある。竜王のアウトレットまで通っていた。


イーハイフンワールドギャラリー

古着屋さんで発見し、安いけれど一本筋の通ったオリジナリティあるデザインに惹かれ集めていた。やがて岐阜にも店ができた。しかし、途中から売れ線へ変更し、趣味が合わなくなったので、最近は買っていない。


アースミュージックアンドエコロジー

実はイーハイフンワールドギャラリーと同じ会社である。それで興味があって寄ってみたらはまった。細かいディテールが気に入ったのと、私は154センチしかないのだが、それにちょうどよかったからだ。ニコアンドやレプシィムなんかも着ていたが、着られるものに限りがあり、あまり買いに行かなくなった。というのは、この2つのブランドは、おそらく160センチ体型の人向けのパターンなのである。そうするとズボンが長すぎたり、ワンピースのウエスト位置が合わなかったりする。アースは気に入って未だに着ているが(意外とオフィスにもきていける)、こちらもイーハイフンと同じくデザインが一般化されてきて、買わなくなった。

ネネット

これは一昨年ドハマリして買い集めた。ただしメルカリばかりである。ここも元々エイネットのブランドであり人気があったが、エイネットの業績が悪いのかブランド打ち切りになった。なる前年にゃー展などやっていたのに。なかなかアパレルに厳しい時代である。
ここのは、はっきりとした動物柄が多く、ラブリィというより意外とカジュアルなメルヘン味のあるブランドである。なので、ユニセックスになっている。


メルシーボークー

ここのパンツはネネットと形が似ているが、ネネットより辛口なデザインでかっこいい系である。ここもおそらくエイネットだったのではないかと思う。なぜならアウトレットモールで、ネネットと同じショップで売っていたからだ。


RNA

かんぜんなるパンクである。三十頃、ショップへ足繁く通っていたのだが、そのモールが閉店。その後は一度だけ、静岡のららぽーとへ買いにしか行っていない。最近はサルエルパンツを自転車に乗るときによく履いている。本当にここのデザインがすきで(パンくすぎないでカラフル)、ネックレスも持っていた。RNANがすきで、MEDIAの方はあまり買わなかった。


レピピアルマリオ

ここはドットエスティという会社のブランドにしては小さめ。と思ったら中学生くらいに人気があるらしい。けれど意外とものがしっかりしていて、デザインも練り込まれたポップさなので、大人でも上手く合わせれば着られる。ドットエスティは、今のアパレル会社にしてはうまく行っている方だと思う。ニコアンドやレプシィム、スタジオクリップなどのブランドをやっている。


サマンサモスモスケイッティオ

随分前に名古屋の地下街で買ったのが最初だが、その頃よりナチュラル、メルヘンになっている。赤毛のアンのようなイメージ。元々母のほうが好きだが、母のが背が高いのでここのブランドは私の身長のが合う。母くらいだとレプシィムのがいいが、こちらのが好きらしい。ここのスカートを職場へ履いていったらメルヘンチックで好評だった。

マークジェイコブス

OL時代には知らず、その後はお金がないので手が届かなかった。最近ハイブランドが値崩れしていて、メルカリで数百円で譲ってもらっては着ている。大変ありがたい。本当に洋服が好きな人が持っていることが多く、一度スカートを買ったら、よかったら着てくださいと、同じブランドの服をプレゼントされたことがある。感動したし、大切にしている。


ヴィヴィアンウエストウッド

こちらもなかなか手が出ず、アウトレットで少し買ったものとペンダント、財布くらいしか持っていない。あ、友人が譲ってくれた指輪もあった。
実はあの土星のマークを知る前、レプリカとも言えないほどの安物のペンダントをしていたことがある。つまり、元々デザインが好きだったのだろうと思う。


テンションあげようと思って書き始めたらきりがなくなった^^;
本当は他にも書きたいブランドがあるので、後編も書くかもしれない。
書いていて改めて自分が洋服を好きなことを再認識した。

写真はユキエモンのワンピース。

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