マガジンのカバー画像

多言語学習者のマインドセット

291
外国語どうやって勉強したんですかってよく聞かれるから勉強中の様子をたまに報告します
運営しているクリエイター

2020年10月の記事一覧

「その外国語で自分は何ができるようになるか?」を明確にしたら語学勉強はつらくない

☆オスロの紅葉 「外国語を使うことができれば、自分は何を得られるかが明確」であることが、私が語学勉強をつらいと思っていない理由のひとつかもしれません。 私にとって語学がつらい原因だったことはなく、勉強過程でつらいと感じるとしたら、根本的な原因は「別のなにか」でした。 ノルウェー在住1年目でオスロ大学でノルウェー語を学んでいた時はこの2つがストレスであり原動力でもありました。 大学での正規学生としてのスタートできるかどうか ビザの更新ができるかどうか。2年目からこの国

勉強する場所を変える

☆写真はオスロにあるドーナツ屋さんで買った、ホワイトチョコレート抹茶味 同じ場所でずっと勉強していると、飽きます。 だから、たまに意識して場所を変える。休憩もこまめに。 家の中にも勉強スポットは4か所ほどあり、仕事机、ソファ、ベッド、リビングにある机。 カフェや公共交通機関内でも勉強します。 家からオスロの中心部まで結構離れているので、往復2時間ほどを利用すれば、スマホアプリやリスニングで意外と勉強はできる。 ソファとベッドでは横になって、ごろごろしながら。 「

習慣化したら語学勉強は辛くない

☆オスロにある抹茶カフェでフィンランド語のお勉強タイム 語学勉強は朝の歯磨きやコーヒーを飲む時間のように、無意識にやる日常活動にすることができたら、「勉強する時間がない」とは言わなくなります。 「フィンランド語の勉強」の習慣化といっても、習慣にはいろいろな習慣行為がある。 勉強という大きな行為の習慣化のためには、小さな習慣行為を何個も積み上げる必要がある。 特に今回は初めて「独学&現地に住んでいない状態で語学勉強」なので、習慣化を意識したい(今までの語学勉強では意識し

「外国語を活かせる仕事」の逆の発想

☆オスロの秋、今日は雨しとしと。 「外国語を使う仕事」を探している人から声をかけられることが多いのですが、 逆の発想をしてみてもいいのではないだろうか。 「まずは自分の好きな仕事を探して、そこで外国語を道具としてどう使えるか?」という考え方をしてもいいのではないだろうか。 「英語を使う仕事」 「フランス語を使う仕事」 という言い方で仕事を探す人によく出会うけれど、 自分が話せる外国語を抜きにして、 まず自分が好きな仕事を見つける。 その仕事に就いてから、「ど

サウナでぼーっとして脳の情報整理をする

さすがに先週は勉強しすぎて頭に新しい情報を詰め込みすぎた。 たくさん寝たけれど、まだ脳の情報整理が追い付いていないようで、頭の回転が遅い。 こういう時は、無理に仕事や勉強をしても非効率的。 頭をぼーっとさせる状態がもっと必要。 いつもなら瞑想、森の中を散歩、ヨガでもいいのですが、 今日はサウナに行ってきたよ。 手術をしてから傷が治るまでは海水はダメって言われていたので、もう3か月以上サウナに行っていませんでした。 ノルウェーではサウナは湖と必ずしもセットではなく

独学で週に27時間フィンランド語をしてみたよ

10/19~25の勉強記録 パソコンで勉強サイトInnovativeでは16時間16分 一番メインの教科書として使っています。 Forestというアプリで時間記録。 夕方に最も集中しているらしい。 Innovativeは外で移動中にアプリで勉強することも。夜寝る前に会話を聞くこともあります。1時間29分 スマホアプリのMondly 7時間8分 初級は全部クリアしてしまいました。だからMondlyの使用時間はこれからは減るかも。同じ問題でもハードルが上がるようなの

テストが69点の時の私の反応

語学勉強サイトInnovativeで35問の初心者レベル2の中間テストみたいなのがあったのでやってみました。 69%の正解率って、69点? 35問中、24問正解して11問、間違えた。 ・・・・・ 英語を学んでいた時代でいうなら、「すごく成績悪い」(日本での義務教育時代は真面目な生徒だったので、英語の成績は90点以上が当たり前だった) フランス語の時代でいうなら、「あら、いいんじゃない」(上智大学ではバイトとサークルに明け暮れていた人なので、そもそもテストの成績は良い

朝の儀式を習慣化する

☆雨が降ったオスロの街 語学勉強は習慣にしたら、「時間がない」という言い訳が出てこなくなります。 私は朝型ではないので、朝はぼけーっとしている。 ボケーッとしている時に、文法の説明とかを読んでも頭に入りません。 朝は起きてから、お気に入りのコーヒー豆でコーヒーを淹れる。 コーヒーカップを机の横に置いて、 パソコンを起動して、 語学勉強サイトのInnovativeを開いたら、 フィンランド語の例文をネイティブの音声をリスニングしてから、 自分も真似して音読して

例文の主語を自分や友達に変えちゃう

☆オスロは初雪が降りました 例文の主語は自分・友達・家族の名前にどんどん変えて音読します。 誰だかわからない人の名前の文章を読むよりも、記憶に定着しやすい……かもしれない。

自分が続けられる教材を探す

☆秋模様になってきたオスロの街 10/12~18の勉強記録 デスクトップと紙で勉強していた時間はForestというアプリで記録し始めました。 15時間14分。いい感じ 22時に集中しているらしい。へー。 スマホではMondlyという語学勉強アプリを使い始めて、がっつりとはまっているので、使用時間がおかしいことになっています。16時間28分。 Mondly ARというおまけアプリには12分。 Duolingoは飽きてきているので、放置状態です。 今はMondly

1日の始めに音読して目を覚ます

☆写真はオスロの取材先で。ノルウェーではよく見る光景。 私は典型的な夜型人間。朝も早起きも苦手です。これは小さい頃からなので、別に直そうという努力はしていない。 代わりに「朝型ではない」という認識をして、「じゃあどう勉強の習慣をつけるか」と考えます。 今は大学や語学学校に通って勉強しているわけではないので、家でどう自分を管理しながら勉強を習慣にできるかが鍵。 朝はぼーっとしているので、まずはお気に入りのコーヒーを淹れます。 語学勉強はまず起きてからする。夜に後回しは

フィンランド語の勉強で使っているアプリ②

私が10年以上前に勉強していた英語、フランス語、ノルウェー語の時代はネットで勉強するということが普通ではありませんでした。 今はスマホのアプリを活用できるのがすごーい。今の時代に勉強している人は昔よりも効率的に金銭的にも安く勉強できると思う。 最近使っているアプリで圧倒的に役立っているのはInnovativeとMondly。 Innovativeは基本的にはデスクトップのスクリーンで勉強していますが、外を出歩いている時はスマホのアプリを使用。 Mondlyはソファでご

「時間がない」から外語国語の勉強が進まないのか?

☆オスロでの紅葉。秋だね~。 英語、フランス語、ノルウェー語(おまけにスウェーデン語とデンマーク語)、そして今フィンランド語。 いくつかの外国語を勉強してきましたが、「時間がない」ということを私が言い訳として口にすることはほとんどありません。 他の人にとってどうかはわからないけれど、私にとって「時間がないから」外国語の勉強が進まないというのは言い訳でしかない。 たぶん「時間がない」という人は、借りに「24時間に1時間追加でフリータイムをあげますよ」と1日が25時間にな

最大のストレスであり続けたノルウェーでのビザの更新

☆写真はノルウェーの絶景名所「トロルの舌」で撮影した1枚 たった1年でゼロからノルウェー語を勉強して、 2年目にはオスロ大学にノルウェー人学生の中に混じって正規入学を果たした私ですが……。 じゃあ今やっているフィンランド語、その後取り組みたいアイスランド語を「同じように1年間で基本会話くらいはできるようになるか?」という問いに対しては、100%ノー、できない。 なぜならノルウェー語を1年である程度できるようになった最大のエネルギー源は 「学生ビザの更新がされるか、さ