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語学勉強のペースが戻ってきた3つの理由

フィンランド語の勉強時間のペースがやっと戻ってきました!
なんと先週は30時間以上も!すごいぞ、偉いぞ。

黄色フィンランド語、緑色スウェーデン語、赤色デンマーク語、水色アイスランド語

語学勉強中は誰かに褒めてもらったり評価されるのを待つのではなく、毎日の小さな進歩を自分で褒めるのです。

なぜペースが戻ってきたかは分かっている。

①クリスマス休暇で静か

12月中旬になると、忙しいノーベル平和賞の取材もひと段落。

クリスマス休暇前なので、北欧の人はもう仕事モードではない。今あるh仕事を終わらせることに集中していて、新規案件を受け付ける空気ではない。

日本の人は働くので仕事依頼はきますが、北欧の人が働くモードではないので返事もきにくいことを理由に、この時期は仕事をどんどん入れないようにしているんです。

むしろ静かになる時期なので(私はクリスマスパーティーなどは避ける人)、静かな時間が増えて、書類の整理や来年したいことを考えることに集中できます。

だから、語学勉強に集中しやすい。

②改修工事がお休み中

そして、我が家のアパートの改修工事で、騒音でもう半年以上うるさい状態で、日中は仕事も語学勉強も自宅ではできない状態だったのですが。

工事のおじさんたちもクリスマス休暇に入ったので、ここ2週間ほど、静かなのです。半年以上ぶりに、好きな時間まで寝れて、睡眠不足やストレスも解消でき、「自分の家に住んでいる」感覚が戻ってきています。

新年になったらまたうるさくなるだろうけど、今はこの貴重な静かな時間に勉強したいという気持ちも生まれやすい。

だから、語学勉強に集中しやすい。

③お気に入りのカフェが廃業する

大好きな、安心できる居場所だったカフェが廃業することになりました。

廃業することは今週発表されたのですが、店長のトーニェからはもっと早くに聞いていたので、今月はちょくちょく通うようにしていました。

来月中旬まではオープンしているので、それまではできるだけここで時間を過ごしたい。

それで最近は、1時間はフィンランド語の勉強をここでしていました。

フラッシュカードのアプリAnkiを使いながら、単語を復習しています。

このカフェの往復時間も、電車の中で北欧各国のニュースを聞いているため、そうなると2時間は自然と勉強時間として換算されるので、毎日続けていたら、どんどん勉強のペースが戻っていました。

だから、語学勉強に集中しやすい。

すごいのは、フラッシュカードAnki時間が倍増していること

先週と今週の勉強時間は多い。

多い以外にすごいことがある。

勉強時間といっても、ニュースや映画を見たりなど、勉強方法はいろいろあります。

この2週間は圧倒的にスマホのアプリAnkiで単語をフラッシュカードしているんです。

実はフィンランド語の語学勉強方法の中で、1分に一番集中力を使うのはフラッシュカードとオンラインレッスンです。

同じ1時間でも、ニュースや映画を見ているだけならかなり受動的な勉強なので、そんなに疲れずに、時間もあっという間に過ぎます。

でもフラッシュカードAnkiだと、10分でも頭はかなり疲れる。濃厚作業。

そんな特に集中力を使うフラッシュカードAnkiばかりをこの2週間続けられていることはすごいのである。びっくりである。

クリスマスや工事お休みで「静かな環境」「睡眠時間が増えた」「カフェ通い」という環境の変化がなかったら、できていなかったのだろうと思います。

だから来年に社会がまた動き始めたら継続できるかは謎だが。カフェ通いをしている間はできるかな。

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オンラインレッスンをするitalkiから、今年のまとめが届きました。
フィンランド語を順調に今年もたくさん勉強した。

学んだ3言語は、フィンランド語、あとオスロ大学サマースクールに通っている間に英語、1回だけアイスランド語を受講した記録ですね。


来年も頑張るのである。

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