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IT企業でフルタイムで働くワーママ。 夫の転勤に伴い退職し帯同し、マレーシアへ。 マレ…

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IT企業でフルタイムで働くワーママ。 夫の転勤に伴い退職し帯同し、マレーシアへ。 マレーシアで出産・育児・ロックダウンを経験。 帯同3年目、失ったキャリアを取り戻すべく母子で帰国し、転職活動を経て復職。 発達ゆっくりめな息子(3歳児)の話が多め。

最近の記事

フルタイム会社員夫婦が、子供をこてこての幼稚園に入れた話

この4月から、息子は幼稚園に「年少さん」として入園した。 前年度は、保育園。数か月に渡る険しすぎた慣らし保育を経た後は、息子にとってのくつろげる場所となり毎日嫌がることもなく元気に通っていたが、1年と少しの在籍で退園することになった。 きっかけは、海外駐在していた夫の帰国に伴い、新居を購入したこと。 購入の意思決定をしたのは年末頃。新居エリアの保育園の入園手続きはとうに終了していた。2次募集に滑り込む選択肢もあったが全落ちしたら詰むので、確実に入ることができる幼稚園にエン

    • 買ってよかったものと共に2022年を振り返る

      先日仕事の場で「経験したことを振り返るか否かで経験の密度が数倍変わる」的な話を聞き、すごく刺さりました。専業主婦をしていた時期は予定のない時間を有意義に過ごしたいという焦りから毎日日記をつけていたのですが、復職してからは仕事と育児でほぼ記憶のない1年を送ってしまっていたのです。 さて、記憶がない1年を振り返るには時間がかかりそうなのですが、楽天とamazonで購入したものについては記録が残っていたので、「買ったもの」と共に今年をライトに振り返ってみたいと思います。 コスメ

      • 親子教室に行った話

        息子の療育相談を始めてなんだかんだ半年。 これから「親子教室」なるものに週1で通うことになった。 発達のあれこれを相談することになった経緯は、ここにざっくり書いている。 上記を書いてから、定期的に療育センターで「発達検査」を受けた。 今回は「K式発達検査」というものだったが、(詳細については割愛)結論、「発達が平均よりゆっくりめで、自閉スペクトラム症の疑いがある」ということがわかった。 その診断結果を受け取ったとき、正直納得はいかなかった。 検査時点から結果を受け取る

        • 本屋に行くと自分が何に悩んでいるのかわかるなと思った話

          今日、子供を親に預けて用事を済ませた後、久々に一人で本屋に行った。最後に一人で目的もなく本屋に行ったのはいつかわからないが、少なくとも数ヶ月ぶりだった。 思い返すと、あらゆる局面でわたしは漠然としたニーズを抱えて、あてもなく本屋を彷徨っている。いや、あてもなく彷徨って辿り着いたところから、漠然としたニーズに気づく、と言い換えた方が正しいかもしれない。 本屋に来ていた当時のことをそれぞれ振り返ると、「あんなことで悩んでたな〜」というのを結構ありありと思い出すことができる。そ

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        • 親子教室に行った話

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          ワーママをやってみて。

          仕事を始めてもうすぐ1か月。 毎日が怒涛で、朝5時に起きて仕事を開始してから息子と就寝する22時くらいまで、仕事しているか息子の世話してるか家事しかしてない(これって当たり前?)。。 余裕は、ない。けれど、楽しい。 入社して2日くらいは、「発言ってどんなかんじでするんだっけ・・・」といった具合にボケボケだったわたし(上司の質問にフリーズしたりもした)。でもすぐに渦中に放り込んでいただいたおかげで、なんとかキャッチアップ(せざるをえない状況)して、いくつか「自分の仕事」もでき

          ワーママをやってみて。

          入社前日の誓い。

          復職前日。先週からかぜっぴきだった息子を、なんとか保育園へ送り届け、いつも通りギャン泣き・大暴れを振り切って自宅に戻ってきた。 入社までにしたかったことは、悲しいほどにやりきれなかった。四月病的な勢いで課金したオンライン学習の数々、、何事も費用対効果を考えると空しくなるから、「接点を持てた」ということで良しとしよう。 それにしても、ワーママのみなさまの奮闘ぶりを見ていると、これ自分でやれるのか…?と不安にしかならない。色々と情報収集のなかで学び実践していこうと思ったことが

          入社前日の誓い。

          発達相談と、 息子のトリセツ

          わたしの復職まであと10日。 前回の日記から10日ほど経ったが、復職のネックになりかけていた「息子の保育園慣れない問題」は劇的に良い方向に進んでいる。 ここに至るまで色々あったので、もし今同様に悩んでいる方がいて何かの気づきになれたら幸いである。 1.保育園への同伴息子はかれこれ2週間くらい、体調不良で休んだり、行けたとしても保育園にいる間泣き通していたりして、まともに保育園に通えていなかった。 「朝登園してから、ご飯を食べている間以外はずっと泣き続けているので、園内遊

          発達相談と、 息子のトリセツ

          保育園入園からが正念場だと痛感している話~なかなか慣れない慣らし保育の記録~

          復職まであと20日。 社会復帰に向けて、せっせとインプットに勤しんでいる。今しているのは3月に受検するTOEICに向けた英語の勉強と、PR関連の本を読み直したり。あとはWebデザインの勉強など。 (本当は平日の空いてる美術館に数年ぶりに行きたかったものの、後述の理由で東京に行くなんてとてもできない状況・・) 平日(息子が保育園に行く日)だけカウントすると、あと12日しかない。 ※2月って祝日2回もあるって知らなかった…泣 さて、息子は1月の連休明けから保育園に通い始め

          保育園入園からが正念場だと痛感している話~なかなか慣れない慣らし保育の記録~

          久々の就活で、やってよかったこと~ブランク×ワンオペ育児×田舎在住を乗り越えて~

          一時は永遠にも感じた就職活動が、終わった。 改めて振り返ってみると、実質4カ月。 本帰国に向けた引っ越し、隔離、新生活セットアップ、保活、ならし保育などに対応しながらだったので、使える時間は多くなかったように感じる。 今回の就職活動、おおまかに振り返ってみると、 こんな感じ。 数字だけ見ると少なく見えるものの、本帰国でバタバタしつつ、息子がずっと目の前にいる中での活動はなかなか容易ではなかった。 自分の就活を振り返りつつ、「やってよかったな」と思うことをいくつか書き残し

          久々の就活で、やってよかったこと~ブランク×ワンオペ育児×田舎在住を乗り越えて~

          ZENFORCE Sales Academyを卒業した話。

          今年7月より、ZENFORCE Sales Acaedemyという(日本にある)SaaSセールスのキャリアスクールに入り、SaaS・ITセールスに関して学んでいた。 先日、100時間の学習を終え、無事に卒業することができたので、この2か月間の学びを振り返りたいと思う。 なぜ入ったのかわたしはあと少しで2年弱住んでいたマレーシアから日本に帰国し、社会復帰に向けた活動を開始する予定だ。またIT業界で働きたいな…という気持ちを抱えていた矢先、Facebookをぼんやり眺めていた

          ZENFORCE Sales Academyを卒業した話。

          やっと生活の自由が戻ってきたところだけど、息子と帰国しようと思っている。

          マレーシアは5月末から数日前まで強力なロックダウンが続いていたが、 先週からワクチン接種済の人のみを対象にした規制緩和が始まっている。 公共の場に出ることを禁じられていた子供たちの姿が街に戻り、 テラス席で食事をしている人も見かけるようになった。 (店員もワクチン接種が必要なため、今もデリバリー・持ち帰りのみの営業という店も多い) 先日は久しぶりに息子と公園を散歩して、ショッピングモールのジュース屋さんでジュースを飲んだ。これだけなのに、やっと戻ってきた自由に涙腺が緩んで

          やっと生活の自由が戻ってきたところだけど、息子と帰国しようと思っている。

          ラマダンなので、食べることについて考えてみた。

          先週よりマレーシアでは、イスラム教徒が日の出から日没まで断食を行うラマダンに入った。もちろんイスラム教徒以外は通常通り飲食をするわけだが、いつもより飲食店をはじめ街中の人出がまばらなように感じる。 夫の会社では、日没の食事時間に合わせて早く退勤する取り組みをしているようで、いつもより帰宅が早かったりする。それくらいでしか、自分事として捉えられないラマダン。街中の半数くらいの人たちがずっと空腹に耐えているとは、なかなか不思議な感覚である。 **** ところで、最近いくつか

          ラマダンなので、食べることについて考えてみた。

          「六人の嘘つきな大学生」を読んで10年前の就職活動を思い出した

          最近はもっぱら育児と家事の合間を読書に充てて現実逃避を楽しんでいる。ただ、時間を決めていて、睡眠を惜しんでまで読みふけるということはしないようにしている。なぜなら、翌日のパフォーマンスに影響するからだ。 でも、今回読んだ一冊は、久々に寝ることも忘れて没頭してしまった。朝倉秋成さん作の、『六人の嘘つきな大学生』である。 結局一晩で読みきらないと気が済まなくなってしまい、就寝時間を大幅に過ぎて深夜になってしまったけれど、読後があまりにすっきりしていたので爽快に寝付くことができ

          「六人の嘘つきな大学生」を読んで10年前の就職活動を思い出した

          縁のない異国でどうやって友達ができ、なぜストレスなく人付き合いできてるのか考えてみた

          日本のように春の訪れを感じさせる雰囲気は一切ないマレーシアでも、3月は別れの季節だった。 わたしの心の支えであった日本人ママ友が日本へ帰っていったのだ。しかも、何人も。 あのスーパーで珍しくあれが売ってたとか、子供がご飯を食べてくれないどーしようとか、そんな他愛なさすぎる話ばかりしている間柄である(孤独な育児においてはそういう他愛ない会話が重要なのであるが)。改まった表情で「実は」と切り出されたらその時点で想像がついてしまう。そう、「本帰国」だ。 国の行き来が簡単ではな

          縁のない異国でどうやって友達ができ、なぜストレスなく人付き合いできてるのか考えてみた

          「総理の夫」を読んだ

          大好きな原田マハの作品、読んでいないものを消化中。昨日は今秋に映画化される予定の「総理の夫」を読んだ。 いや~おもしろかった。毎度そうだけど、今回も寝る間を惜しんで一気読みしてしまった。 日本で初めて誕生した女性総理大臣、相馬凛子。その夫、鳥類学者の主人公・日和が、妻の様子や、自身をめぐる心情の変化について日記として綴っているというもの。 もちろんフィクションではあるけど、国の債務が超過寸前だとか、長い間同一政党が政権を握り続けて癒着まみれだとか、女性が働きにくいとか、

          「総理の夫」を読んだ

          最近読んだ本の話

          そろそろ1歳半になる息子と向き合う日々であるが、平日に自分時間を作ろうなんて思うことを一切やめたらだいぶ楽になった。 それまでは、昼寝時間を見積もってたまった家事を済ませたり読みたい本を読んだりしたものだったが、その時間を期待してしまうとうまくいかなかったときの落胆が大きい。あとは、体力お化けの一歳児と午前中身を粉にして一緒に遊ぶため、時間ができたら何よりも疲労回復に充てる必要があるのだ。 長い文章を書きたいネタはたくさんあるんだけれども、なかなか時間が取れない日々である

          最近読んだ本の話