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これまで観た韓流ドラマでいちばん好き「太陽の末裔」

辛いときや困難な状況に陥ったとき
自分や他者を慰めるためによく使われるセリフ

「命まで取られるわけではないから」

そう
命まで取られることはない

たとえ事業を潰してしまったとしても
どれほどの借金を背負ったとしても
自死さえ選ばなければ死なない

太陽の末裔に出てくる主人公の男は違う

リーダーである自分が判断を誤ると
仲間を死の危険にさらすこともあるし
自分自身も死ぬ

究極ですね

このドラマのみどころは

「命をかけた瞬時の判断を常に迫られる」仕事につく
主人公の男(エリート軍人)が

「一目惚れしたけど落とせていない女(優秀な女医)」に対して

混乱極まれりな危機的状況の中で
「あなたのプロとしての判断を見せて」
と、突き放し、突きつけるところ

彼女の上っ面だけじゃなくて
仕事ぶり含めた人間性に
まるっと心底惚れているから
厳しいことも言えるのだろうなー

というシーンがいくつかあり

完全に射抜かれました

もうひとつのみどころは、彼らの職業観

「エリート軍人と優秀な美人女医がすったもんだするラブストーリー」
なのに

なんで「太陽の末裔」なんていう
時代モノみたいなタイトルなのか

太陽=古(いにしえ)から人の命を守る存在

体を張って国民の平穏な暮らしを守る軍人と
人の命を救う医者

だから彼らは「太陽の末裔」

なのだと、どなたかのブログに書いてありました

主人公の男の職業観がよい
とってもよい

だれかを助ける仕事をしたいなって
子どもの頃からずっとずっと考えていたことを
このドラマを見て思い出しました
原点回帰

これまで観た韓流ドラマでいちばん好き

2016年の作品だけど、感染症の話も出てくる
PCR検査って言葉もさらっと出てくる

これを超えてくる作品は、当分出て来ない気がする
いまは現実のほうが映画的だし

ウルクに行きたい

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