逢うべき糸に出逢えることを・・・
人とのめぐり合わせの妙をうたった名曲ですが、私はこの曲を聴くと歴代のクライアントさんたちのお顔が浮かびます。
というのも、私にご相談にこられるまでの”仕合わせ”が、本当に細い糸一本だなぁと思うことがよくあるのです。
どこかで何かひと筋違えていたら、たどり着いていなかった。
友人に誘われてたまたま参加した交流会で一度だけお会いした方のご兄弟の同僚・・・みたいな繋がりが、珍しくないのです。
私のような零細個人事業をやっていると、広告にコストはかけられないし、お仕事はほぼ100%ご紹介です。
そんな中で予想もしていなかった繋がりからご縁をいただくたびに、「神様、にくい演出するねぇ」としみじみありがたさを感じています。
そういう想定外の出会いにロマンを感じてしまう私は、
ーなんて口ずさんじゃって、運を天にまかせてしまうため、集客や広告宣伝が下手です(戦略がなさすぎる)。
遠い空を見上げているだけでは・・・いつまで経っても布が織りなされないのだよ、それでは誰かを暖めえないのだよ・・・!
ふむ。やっぱり、手足を動かし、人事を尽くすことも必要ですよね。
なのだけど、「顧客目線でご紹介の導線を設計しましょう」なんて言われちゃうと(正攻法のビジネスセオリーでまったくそのとおりなのですが)、そんなのつまらないな〜と思ってしまう天邪鬼なので、私という糸をせっせと紡いでいく営みのひとつとして、こんな文章を書いたりしています。
ちなみに、仕事は弁護士をしています。(いきなりですが自己紹介)
2006年に弁護士登録をして以来、はや15年以上。最初の10年は個人の案件は何でもやっていました。借金、破産、交通事故、解雇、離婚、刑事事件etc
複数の刑事事件を抱えていたときは、毎晩、警察署をハシゴして勾留されている被疑者さんたちとのアクリル板越しの逢瀬(接見)が1日の終わりのルーティンでした。
10年経ったころ、「争い」の現場に疲れてちがう世界を体験したくなり、2年ほど弁護士業を離れて異業種へ。
視覚障害者のアテンドが暗闇を案内するソーシャル・エンターテイメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」のお手伝いをしていました。紛争ではなく対話の世界を体験できたことは、その後の人生を見直す貴重な機会でした。
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」一生に一度は、みんな絶対体験してほしいです。暗闇は自由でした!
2019年に弁護士に復帰。いまは、家族関係の法律問題(離婚、相続など)を専門にしています。(いまは刑事事件はやっていません)
家族の案件は、法律だけでは解決できないところが難しいと同時にやり甲斐があるところです。
法律問題は半分ぐらい、残りは気持ちやライフスタイルの問題です。カウンセリングやライフデザインに重点をおいて、愛と正義を両方扱える弁護士を目指しています。
事務所は東京の自由が丘ですが、オンラインやお電話で全国からご相談やご依頼をいただいています。
家族の問題をきっかけに、本当に生きたい人生を描きなおすお手伝いができれば嬉しいです。
中島みゆきの「糸」が好きで、たまたまこのブログを読んでくれたあなた。
「そういえばちょうど実家の相続で悩んでいたのよね」という場合は・・・これも何かの”仕合わせ”かもしれませんね。
そんなめぐり逢わせも楽しみに、私自身を知ってもらいたくてブロク更新習慣化にチャレンジしています。
(了)
note習慣化チャレンジ中 #day4
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活動まとめ→https://lit.link/asakosuzuki
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