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口癖は人をあらわす

口癖は人をあらわすと思う。


例えば、

「要するに」

が口癖の人は論理的で自信のあるイメージ。


「〜〜だと思わない?」

と同意を求める人は、コミュニケーション力が高いイメージ。


「でも、」

と話を遮る人はせっかちなイメージ。



「マ?」

はブランド物のキャップを被ってセカンドバック持ってそう。



みたいな。

ちょっといい例えが浮かばくて出直してこいという感じなのですが。




とにかく、言葉は大切だ。

その人がどういう育てられ方をしてきたか、何を学んできたか、どんな映画や本に触れてきたか。

そういうことが如実に出ることだってある。





思えば私の場合は、母親が言葉遣いにとても厳しかった。

よく怒られた言葉は今でも覚えている。

「〜じゃん」

「ってか」

「なんか」


この他にも綺麗な言葉を使えと口酸っぱく言われてきて、いまだに自転車を「チャリ」と言えなかったりするのはそうしたしつけが未だに染み付いているからかもしれない。




ところで、今の自分の口癖ってなんなのだろう?

すぐには思い浮かばない。

ある程度口癖がある方が、真似しやすくて面白いのにな、なんて思ったりした。





あるとき、家でアイスか何かを食べながら

「つめたい」

と呟くと、

すかさず彼が困り顔で「ツメタイ〜〜」

と言いはじめた。私の真似だという。そんな言い方してないぞ。そんな顔も。



そのあとも出るわ出るわ、真似のレパートリー。

「アツイ〜〜」

「カライ〜〜」

「イタイ〜〜」

「アマイ〜〜」

そんな語尾も伸ばしてないし、と思い「ひどい」と言うと

「ヒドイ〜〜」

が追加された。



何て頭の悪そうな口癖なのだと頭を抱える。

もっと上品でオシャレでキッチュな口癖がよかった。



最近はトイレに行く時の効果音で「うんこピーン!」と言ったら笑われてしまった。

お母さんごめんなさい。




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