浅草橋

終活。

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最近の記事

「まだ若い君へ」について

 こんばんは。  乃木坂46の5期生が出演している『新・乃木坂スター誕生』『超・乃木坂スター誕生』はこれまでほとんど見たことがなかったんですけれども、今回別件でhuluに加入したこともあって、全部ではないですが見てみました。そうしたら、「まだ若い君へ」というオリジナルソングに自分でも驚くほど感動してしまったので今感想を書いています。 「まだ若い君へ」 ・オズワルド畠中さん作詞作曲 ・『新・乃木坂スター誕生!』の第32回(日テレだと2022年11月29日)で披露 ・五百城茉

    • 「チャンスは平等」について

       こんばんは。 「チャンスは平等」 ・35thシングル表題曲 ・センターは山下美月 ・作曲は中村泰輔さん  中村泰輔さん表題きたーと思ったら、ちょっと肩透かしでした。  レトロ感というか、少し前の時代感が漂う曲はもう食傷気味です。「やさしいだけなら」や「涙の滑り台」、「スタイリッシュ」などなどもう少し抑えてほしいと思います。さらにディスコソングという枠組みでいえば「全部 夢のまま」を超える曲はなかなか現れないでしょうし、なぜこれで勝負をかけようとしたのか不思議な采配です

      • 「ぶんぶくちゃがま」について

        こんばんは。 「ぶんぶくちゃがま」 ・35thシングル「チャンスは平等」のカップリング曲 ・メンバーは池田瑛紗、一ノ瀬美空、田村真佑、筒井あやめ、冨里奈央 ・作曲は上田起士さん  聴く前に思ったのは、声に特徴のあるメンツを集めた感じかな? 第二の「やさしさとは」になれるか?といったところでしたが、いざ聴いてみると、いろんな意味で予想を超えてきましたね。  田村真佑さんが「ARTIST FC」というラジオ番組で語っていたところによると、 ・ふわふわした、かわいらしい歌声の

        • 「もし君がいなければ」について

          こんばんは。 「もし君がいなければ」 ・4thアルバム『今が思い出になるまで』収録 ・衛藤美彩のソロ曲 ・作曲は杉山勝彦さん  衛藤さん本人もどこかで言っていたと思いますが、杉山さんの曲で卒業できるなんて贅沢ですね。歌っている内容は、サビの一節に集約されていると思います。  アイドル活動をする上での夢と悩みについて、それからとりわけファンへの感謝を歌っていると捉えることができると思います。君=ファン、もしくは君=メンバーと置き換えてもいいかもしれません。しかし改めて読ん

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          「全部 夢のまま」について

          こんばんは。 「全部 夢のまま」 ・27thシングル「ごめんねFingers crossed」のカップリング曲 ・メンバーは堀未央奈を除く26th選抜メンバー、センターは与田祐希 ・作曲はyou-me(成瀬英樹)さん  なぜ表題にしなかったのかという声もよく聞かれますし、これほど好きじゃないという人が少ない曲も珍しいのではないかと思います。何よりまず楽曲コンセプトなり表現したい世界観があって、それに沿って全てが選択されている(ように見える)のが素晴らしい。 ・タイトル ・

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          「あんなに好きだったのに…」について

           こんばんは。 「あんなに好きだったのに…」 ・21stシングル「ジコチューで行こう!」のカップリング曲 ・メンバーは表題曲と同じ、センターは齋藤飛鳥 ・作曲は木下めろんさん  先日行われた「乃木坂46 12th YEAR BIRTHDAY LIVE」の3日目終盤に披露されたのですが、長い歴史の中でもタイトルすらめったに出てこないのでレアでした。厳選した楽曲披露だったので、なぜこの曲が選ばれたのかもよく分かりません。(曖昧な記憶では)ほぼ全編ファンサしながらだったので、パ

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          鉄人

           鉄人恐怖症あるいは、生田絵梨花さんのことが苦手になったという話。  乃木坂46界隈で鉄人という二つ名が与えられる人といえば、やはり一番に生田絵梨花さんの名前が挙がると思います。ミュージカルの休演日に新幹線で移動してライブに駆け付けたとか、そういうエピソードは枚挙にいとまがない。とてもすごい人で、それは間違いない。  間違いないのですが、たまに「生田絵梨花」という棍棒で殴りかかってくる人がいて、それが凄く苦手です。「いくちゃんがいればなぁ」「いくちゃんなら無理にでもやってた

          「ジャンピングジョーカーフラッシュ」について

          こんばんは。 「ジャンピングジョーカーフラッシュ」 ・30thシングル「好きというのはロックだぜ!」カップリング曲 ・メンバーは4期生、センターは筒井あやめ ・作曲はKubotyさん  MV監督は個人的にお気に入りの大久保拓朗さんで、振付はカッチョイイカンパニーさんなんですね。カッチョイイカンパニーさんは「アナスターシャ」「口ほどにもないKISS」「錆びたコンパス」と中村泰輔さん作曲とセットの印象がありましたが、結構記憶に残る振り付けも多いのでもっと起用してほしいところで

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          「My rule」について

          こんばんは。 「My rule」 ・19thシングル「いつかできるから今日できる」のアンダー曲 ・センターは樋口日奈 ・作曲は藤田卓也さん  この楽曲といえば袖口が広がっているグレーの衣装ですね。とはいうものの、元々は2017東京ドームのアンダーパートで使われていた印象がとても強くて、そのための衣装かと思っていました。アンコールまでやっているので現実とは違いますが、「伊藤万理華さんと中元日芽香さんの最後の姿」みたいなイメージ。ベストアルバム「Time flies」のメンバ

          「My rule」について

          嘘はとびきりの愛だ

           雑記です。  2023年12月31日、テレビに紅白歌合戦を流していました。いろいろ作業しながらだったので全然集中して観ていないのですが、YOASOBIの「アイドル」が一番盛り上がっているように見えました。現役アイドル大集合的な演出で、乃木坂46のメンバーも何人か出演していましたね。【推しの子】というアニメの存在は知っていたものの観たことがなかったので、この流れで年明けに観てみました。事前に想像していたようなアイドルのサクセスストーリー的なものとは全然違っていましたし、特に

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          「思い出が止まらなくなる」について

           こんばんは。 「思い出が止まらなくなる」 ・34thシングル「Monopoly」のアンダー曲 ・センターは中西アルノ ・作曲はyouth caseさん  早速ちょっとどうでもいい話ですが、最近のアンダー楽曲の多くが否定形だったりマイナスの意を含むタイトルになっているという件。 ・24th「~Do my best~じゃ意味はない」(意味はない) ・26th「口ほどにもないKISS」(口ほどにもない) ・29th「届かなくたって…」(届かない) ・30th「Under's

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          「いつの日にか、あの歌を・・・」について

           これ3点リーダーじゃなくて、中点3つ打つのが正式表記なんでしょうか。 「いつの日にか、あの歌を・・・」 ・34thシングル「Monopoly」カップリング曲 ・メンバーは5期生11名、センターは小川彩 ・作曲は松尾一真さん  「人は夢を二度見る」が好きなので松尾一真さん再登場は嬉しい。これもなかなか癖のあるメロディで聴き込みたくなる楽曲です。こちらがJ-POPの固定概念にガチガチにやられてしまっているだけだと思いますが、「そんな大切な~」の部分がCメロなのかサビの続きな

          「いつの日にか、あの歌を・・・」について

          「Monopoly」について

          こんばんは。 「Monopoly」 ・34thシングル表題曲 ・センターは遠藤さくらと賀喜遥香 ・作曲は杉山勝彦さん 今回の杉山さん、イントロで使用するメロディは「サビ」でした(以前の記事参照)。  初披露で聴いた時は「ありがちな恋愛」と似た系統を感じて聴き心地が良かったけど、意外と最初の飽きが来るのが早かったです。また聴き込んでいけば変わってくるかもしれないけど、様々な意味で裏切ってこないのでインパクトは弱い。大サビで上に転調させるというありがちな展開ではなく、落ちサ

          「Monopoly」について

          #わたしの乃木坂ベスト

           こんばんは。  その昔、たしかベストアルバムが出た頃だったか、Twitterで「#わたしの乃木坂ベスト」という企画をやっていましたが、なぜか2023年になった今それを選んでみたいと思います。理由は「暇だから」ともう一点。  「好きな曲」というのも定義が曖昧で、自分としては楽曲の好みで選んでいるつもりでもいつの間にかメンバーへの思い入れで選んでいたりするものです。よくあるランキング企画で、好きな楽曲を選んでほしいのに、ランキング上位には「人気があるメンバーがセンターを務め

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          断片的なもの

           ※引用はすべて岸政彦『断片的なものの社会学』(朝日出版社,2015)より。  早川聖来さんが卒業前、レギュラー出演していたラジオ番組『INNOVATION WORLD』に生出演した際に、最近読んだ本の一例として挙げられていた作品を読んでみました。簡単に影響されます。  社会学と銘打たれてはいますがお硬い本ではなく、単純に読み物として面白かったです。早川さん曰く「切り取られた世界の中で人がいかに同じ時間を色んな場所でどう生きているのかを考えさせられる」とのこと。差別などの社

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          イントロで用いられるメロディについて

           こんばんは。  この前の「考えないようにする」の記事で、杉山勝彦さんが作曲した楽曲のイントロで用いられるメロディについて勝手に調べていたのですが、気になったというか、暇だったというか、そのまま乃木坂46の全楽曲を聴き直してみました。乃木坂46の楽曲のイントロで用いられるメロディについて調べた結果は以下の通りです。 全269曲 ・固有   211曲 ・無し     35曲 ・Aメロ   10曲 ・Bメロ     3曲 ・サビ     10曲  自分調べ・自己判断ですし、

          イントロで用いられるメロディについて