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「幼少期」を冠する作品はあるかい?

•俺にはない

・よく、「~は俺の人生」とか「~は俺の幼少期を形成した」とかいう表現をtwitterでもニコニコのコメントでも見る。
 
 幼少期、僕はそういう作品に出会ったことがないかもしれない。


 親が厳しくて3DSを買ったのは小学5年生の時で、一日30分という制限ありだったためそんなに熱心に遊んだこともない。アニメも習い事と被ることが多く、結局昔から本を読んでいたことが多かった気がする。

 デュエマは結構やってたけど遊び相手がみんな遊戯王に移ったタイミングでやめちゃったしオレカはお小遣いがすぐなくなるのでめっちゃ負けてやめた。

 結局お金に余裕ができたのは大学に入ってからだし、好きになったものは長続きせずに別のものに好きになっていった気がする。

 
・唯一言えるとしたら中学二年から追いかけているB'zだ。
 初めて聞いたころはどんどん知らない曲が知りたくてゲオで借りては聴いてを繰り返していたが、最近ではふと生活の中で口ずさんで聴きたくなって聴くしアルバムが出れば買って初日に聞くしライブは応募するくらいに落ち着いた。
 ほとんど友達にも布教することもなくなったし、話題にすら出さない。でも人生のイチブとは言えないくらい大きなものになってる。

 高校時代ずっと読んでいたごちうさもそうかな、でも今となっては本棚から出してないしデレステに至ってはハマりだしたのは1年半前だ。


 前回、過去なんて振り返るもんじゃないって書いた気もする。でもそれは自分をよく見せたり誰かに馬鹿にされるのが嫌だからってのが大きいし、今回みたいな作品の話は共通認識である。ニコニコ老人会みたいな感じで、いつか僕の友達たちが過去の作品を思い出してはしゃいだ時に置き去りになるのはちょっと嫌じゃない?今ですらダンボール戦記の話題についていけないのに。


 でも今から幼少期みんながやってた作品をやろうって思っても今の作品を追うので精いっぱいだし……。この前だってみんながやってたポケモンブラックを買ったけどソシャゲやって積みゲーやってたら1か月くらい積んでたし。時間の使い方が悪いのもあるかもだけど、なんとなく今の自分とは趣味が合わないとなんとなくは気づいてる。
 
 
 こういうとき、折り合いをつけるために子供にはゲームを好きにやらせてあげようとか思うのだろうが、それじゃあ僕がかわいそうだ。
 
 
 ていうか、もしかしなくても僕は過去にコンプレックスがあって、それゆえ神経質になってんのかも。普通こんなこと考えないし、2年くらい読んでいないのにBLEACHは俺の人生とか言ってるのが正解なのかもしれない。

 そう考えると僕は特別だろう。勿論嫌な意味でだが。
 特別であるというのは出る杭であるという意味だし、意味なく目立っててもいいことなんて一つもないしむしろ悪印象だと思う。
 

 まあよく考えたら友達とそういう話をする頃には高校時代も小学時代も変わらないかと割り切ろう。その時はごちうさの話で盛り上がれればいいな。でもごちうさコミック全部読んでるの僕だけだったはずなので無理かも。


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