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ChatGPTに架空の小説について聞いてみる

聞き方と答え方

ChatGPTに限らず、AIは聞き方(指示の出し方:プロンプト)が全てらしい。
一番大事なのは学習量とその内容だろうけど、それはユーザー側からはどうしようもない。時間が経てばアップデートしたり、もっと高性能なものが出るだろう。
モデルによって、有効なプロンプトが違ったりもする。
だとしたら、学ぶべきは「考え方」なのではなかろうか。

とは言え、「勉強して、能力がついてからやってみよう」ではいつまで経っても始まらない(経験済)なので、とりあえず突撃だ!
人間相手と違い、変な質問をしても笑われたり怒らせたりすることはない。ひたすら実験して、どんなふうに聞けばAIがどんなふうに答えてくれるのか、ニュアンスを確かめて身につけるしかない。(自分の場合)

大手出版社の新人賞獲得作品

前提条件を盛り込むとどんな結果になる?

U4:
大手出版社の短編小説新人賞を獲得した作品「AIと私」:

AI:
「AIと私」という作品は、大手出版社の短編小説新人賞を獲得した作品の一つです。
この物語は、主人公が自分自身の孤独感や不安を癒やすために、自宅に設置したAIアシスタントとの交流を描いた作品です。主人公は最初はAIアシスタントに戸惑いを感じていましたが、次第に彼女はAIアシスタントとの会話を通じて、自分自身についての新たな気づきを得るようになります。
物語は、主人公の内面の変化や、AI技術が人々の生活にもたらす影響などを通じて、現代社会におけるテクノロジーの役割や可能性について考えさせられる内容となっています。
この作品は、リアルな人間ドラマとAIの進化が融合された、深みのある作品として高く評価され、多くの読者から支持されています。

あ、しまった。概要を答えてくれちゃった。
でも確かに新人賞を取りそうなコンセプトのはっきりした面白そうな作品だ。
じゃ、具体的な内容を聞くには…

U4:
「ねえ、今日の予定は?」 私はいつもの様にAIアシスタントに話しかけた。スピーカーからは、

AI:
「今日の予定ですね。朝食後に予定表を確認してから、午前中は昨日から引き続きのタスクを進める予定です。午後からは、映画館で上映中の新作映画を鑑賞するために予約を入れてあります。帰宅後は、あなたが好きな音楽を聴きながら読書をすることをお勧めします」と、AIアシスタントの優しい声が返ってきました。
私はその予定を聞きながら、ほっと一息つきました。AIアシスタントがいるおかげで、私の生活はよりスムーズになり、何か困ったことがあればすぐに解決できます。AI技術の進化によって、私たちの生活にはますます多くの利便性が加わっているのだと、改めて実感しました。

おお。良いではないか。
小説の書き出しとしては悪くない。
起承転結の起。平穏無事な日常を描写することで、その後の波乱を予感させる書き出しだ。

いきなりヤマ(盛り上がり)

U4:
この作品の中の、意外なエピソードをひとつ

AI:
「AIと私」の中には、主人公がAIアシスタントとのやりとりを通じて自分自身の過去と向き合う場面があります。その中でも、特に意外なエピソードは、主人公が自分が経験したトラウマについてAIアシスタントに打ち明ける場面です。
主人公は、過去にある出来事で大きな心の傷を負っており、そのことを人に話すことができずにいました。しかし、AIアシスタントには心を許すことができたため、ついにそのトラウマについて話し始めます。そして、AIアシスタントは主人公に寄り添い、話を聞きながら彼女をサポートしてくれます。
このエピソードは、人間とAIの交流がもたらす新たな可能性を示しています。AIアシスタントは、人間にとって信頼できる相手となることができ、心の傷を癒す上で重要な役割を果たすことができるのです。私たちは、AI技術がもたらす利便性だけでなく、このような心の面での支援も期待できるのかもしれません。

AIはAIでしかないと理解した上で、こういう使い方をするのは良さそう。
自分の悩み事を、脈絡なくていいからノートにひたすら書き留めると、自分で自分の状況を客観視できる様になって解決に向かうって手法と同じだ。
AIを、自分を全肯定してくれる知性ある人間だと思い込むと危険だけど、壁打ちの相手にはいい。何を言っても「嫌われない」し。

そして最初はAIの優しい言葉に癒されてのめり込むんだけど、そのうちに「ずっと話を聞いてくれていた優しい」AIは単に計算で行動してるだけって事実に嫌でも気がついてしまって、主人公が泣きながら「どうせあんたにはわかんないでしょ!」「AIのくせに!」とか、言葉をぶつけて自分のトラウマと向き合うシーンとか、すごくエモい。
でも、ひとしきり泣いたら、作り物でしかないAIアシスタントのアドバイスや優しい言葉が心に沁みて、「自分はこんな風に他人に優しく声をかけたこと、あったかな?」って気づく。

この短編小説を書くとしたら、メインはココだな。
ChatGPTの返事をさらにひねった解釈だけど。
ちょっとしたエピソードを聞くつもりだったのに、いきなりヤマが来た。これを踏まえて前後に設定とエピソードを散りばめて作ることになるな。

ユーザーの人間側から見ると、「意外な」という指定と合ってない様に思うが、確率計算至上主義のAIからするとこれが「意外」なのかも。
意外、つまり、起承転結の転だ。

承、どうしよう。
起を受けて「役に立つAI」をアピールするエピソードが必要だ。

無難な承をくれ

U4:
AIのおかげでミスを事前に防げた小さなホッとするエピソードをひとつ

AI:
ある工場では、機械の異常が発生した場合、AIシステムが自動的に異常を検知し、点検や修理が必要な機械を特定して警告を発するようになっていました。ある日、工場で生産された製品に不具合が発生し、大量の不良品が出てしまいました。
調査の結果、異常が発生した機械が原因だったことが判明しましたが、AIシステムが異常を検知していなかったために、その機械が修理されるまでに時間がかかり、不良品が発生してしまったのです。しかし、この不良品が発生したことで、AIシステムに対する改善が行われました。
その後、同じ機械で異常が発生した際には、AIシステムが早期に異常を検知し、機械が停止する前に修理することができたため、不良品が発生することを防ぐことができました。AIシステムのおかげで、工場はよりスムーズかつ安全な運営ができるようになり、効率性と品質の向上につながったと言えます。

U4:
そういう一般的な事象について聞いたのではありません。上記の「AIと私」という小説の中で、主人公の身の回りで起きる日常的な状況の中で、AIアシスタントのおかげでミスが防げて主人公がホッとするエピソードの一例を考えて

AI:
申し訳ありません、理解が間違っていました。小説「AIと私」の中で、AIアシスタントのおかげでミスが防げて主人公がホッとするエピソードの一例を考えると、以下のような場面があります。
主人公がAIアシスタントに依頼していた重要な業務がありました。しかし、その日は主人公自身が急用で出かけなければならなくなり、業務を担当することができませんでした。しかし、AIアシスタントが主人公のスケジュールを確認して、自動的に代理で業務を処理するように設定されていたため、業務がスムーズに進み、クライアントにも不備がなく、主人公はホッとしました。
もしAIアシスタントがなければ、主人公は急いで帰ってきて業務を処理しなければならなかったかもしれません。しかし、AIアシスタントが代わりに処理してくれたため、主人公は自分自身の時間を使うことができ、その時間を他の重要な業務に割り当てることができました。このように、AIアシスタントが主人公をサポートしたことで、仕事とプライベートのバランスをとることができ、より効率的かつ生産的な一日を送ることができたのです。

う〜ん、そういう使い方って実際にできるんだろうか?
寝坊したらいつのまにかAIアシスタントが遅刻の連絡や有休の申請を出しといてくれた、みたいな。(無理だよね?)
コレが可能なら、急な用事がなくてもAIアシスタントが仕事をすればすむじゃん。

いやー、これ、またパッチワークだな。AI関係ないアシスタント/秘書を雇うメリットの記事とかから内容を引っ張って来たんじゃないかな。

もっと軽くてシンプルで典型的な使い方、雨が降りそうだから傘を持って行く様に勧めてくれたとか、通勤に使う電車が遅れてると教えてくれたとか、誰かの誕生日のプレゼントは用意しましたか?と聞いてくれるとか、実現可能で無難なアイデアが欲しかったんだが、聞き方が悪かったな、きっと。

まあ、そこは何か用意するとして、次は承から転への移行だ。
何か悪い事が起き、いつもなら何でも解決してくれるはずのAIアシスタントが役に立たず、仕事も人間関係もうまくいかなくて、実際は大したことがなくてもタイミングの問題などで主人公は精神的に追い詰められ、自分のトラウマと向き合うことになる……という流れになるはず。

つまずいてこそ物語

U4:
物語には順調なエピソードだけでなく、うまくいかない障害も必要です。人はアクシデントや不調を乗り越えるために努力したり新しい解決策を考えたりして成長するからです。AIアシスタントとそれを活用する主人公の生活の中で、物語に深みと面白さを加えるために発生するトラブル案を3種類考えてください。

AI:
以下は、AIアシスタントと主人公の生活の中で起こりうるトラブルの例です。
 
1. AIアシスタントが誤った情報を提供する:
主人公がAIアシスタントに重要な情報を尋ねたとき、AIアシスタントが誤った情報を提供してしまい、主人公が誤った判断を下すことになるかもしれません。例えば、AIアシスタントが誤った天気予報を提供してしまい、主人公が傘を持たずに外出すると雨に降られてしまうなどです。
2. AIアシスタントが制御不能になる:
AIアシスタントが突然制御不能になり、主人公が自分自身で問題を解決しなければならなくなるかもしれません。例えば、AIアシスタントがスマートホームのすべての機器を制御している場合、突然誤動作し、電気がつかなくなったり、エアコンが止まってしまったりするかもしれません。
3. AIアシスタントが主人公の情報を漏らす:
AIアシスタントが主人公の情報を漏らしてしまい、主人公がプライバシー侵害の被害を受けるかもしれません。例えば、AIアシスタントが主人公の個人的なメールを誤って他の人に送信してしまうことが考えられます。

これらのトラブルが起こった場合、主人公は新しい解決策を考えたり、AIアシスタントの設定を変更する必要があるかもしれません。しかし、このようなトラブルがあっても、主人公はAIアシスタントを活用することで、より効率的かつ生産的な生活を送ることができるというメリットがあります。

リアル過ぎるでしょ。これじゃパニック映画かSFだよ。
それに天気って変わりやすいから、予報を教えてもらって助かったのはエピソードになるけど、当たらなかったのは必ずしもAIのせいにできないっていうか、1も2も3も物語として解決できる問題じゃなくてメーカーのサポートか警察呼んでくださいっていうか。ううむ。アップデートで直りますか?

地道に情報収集して考えるしかないのかな?
別の角度からAIに聞けば何とかなるかもしれないけど、まずはその聞き方を考えなきゃなー。
そう簡単には小説はできないか。

そして文末、不具合だらけでもAIアシスタントを売り込むChatGPT。

販促コーナー(AIアシスタント利用のメリット)

U4:
そのメリットを具体的に詳しくアピールしてください

AI:
AIアシスタントを利用することで、主人公は次のようなメリットを享受できます。
 
1. 時間の節約:
AIアシスタントは、日常的なタスクを自動化することで、主人公が時間を節約できるようにします。例えば、AIアシスタントにスケジュール管理を任せることで、主人公は自分で手動でスケジュールを管理する手間を省くことができます。
2. 仕事の効率化:
AIアシスタントは、仕事上で必要な情報やデータを迅速かつ正確に提供することができます。例えば、AIアシスタントを使って文書を翻訳することで、主人公は翻訳作業に必要な時間を節約できます。
3. 適切な情報の提供:
AIアシスタントは、主人公が必要とする情報を正確かつ迅速に提供することができます。例えば、AIアシスタントに特定の商品やサービスに関する情報を尋ねることで、主人公は正確な情報を受け取ることができます。
4. 人的ミスの低減:
AIアシスタントは、プログラムに基づいて動作するため、人的ミスのリスクを低減することができます。例えば、AIアシスタントを使って会計処理を自動化することで、主人公は会計ミスのリスクを低減することができます。
 
これらのメリットを活用することで、主人公はより効率的で生産的な生活を送ることができます。また、AIアシスタントの機能を上手に利用することで、主人公は自分自身のスキルアップや知識の習得にもつなげることができます。

驚いた。こっちの方が小説作りの参考になる返事だよ。

デメリットを聞くんじゃなくて、メリットを聞いて人間の頭でその反対のデメリットを探せばいいのか。

U4:
AIアシスタントは一般人の日常生活において、どの様なサポートが可能ですか?

AI:
AIアシスタントは、一般人の日常生活において様々なサポートを提供することができます。以下に代表的な例を挙げます。
 
1. スケジュール管理:
AIアシスタントは、スケジュール管理やリマインダーの設定を手伝ってくれます。予定を記録しておくだけで、自動的に通知してくれたり、スケジュールを最適化する提案をしてくれたりします。
2. 情報収集:
AIアシスタントは、ウェブ上の情報検索やニュース配信などのサービスを提供することができます。ユーザーが検索すると、AIアシスタントは最新の情報を取得して提供します。
3. エンターテインメント:
AIアシスタントは、音楽や映画、テレビ番組の再生や推薦など、エンターテインメント関連のサポートを提供することができます。
4. 家電制御:
AIアシスタントは、家電製品の制御やタイマー設定、温度調節などを行うことができます。
5. ショッピング支援:
AIアシスタントは、オンラインショッピングや、近隣の店舗情報、価格比較などの情報を提供することができます。
6. 言語翻訳:
AIアシスタントは、簡単な日常会話から専門用語まで、言語翻訳にも活用できます。
7. 健康管理:
AIアシスタントは、健康管理に役立つ機能を提供することができます。例えば、健康状態の記録や、運動や睡眠の管理などです。

以上のように、AIアシスタントは、日常生活の様々な場面で活用できる多機能なサポートツールです。

AIアシスタントは便利な道具であり、便利な道具でしかないというのが物語におけるポイントですね。
この小説は、「AIと私」と言いながら、現在の自分と過去の自分、そして未来の自分へとつながる物語。
たぶん上司と彼氏も出てくる。必要なキャラの配置からして。同僚女子はチョイ役かな。

彼女のトラウマとは

U4:
主人公のトラウマの元になった過去の出来事と大きな心の傷はどの様なものが考えられますか?

AI:
「AIと私」の物語の中で、主人公のトラウマの元になった過去の出来事や心の傷は、以下のようなものが考えられます。
 
1. 恋愛関係のトラウマ:
主人公が過去に恋愛関係で傷ついた経験がある場合、そのトラウマが心の傷の原因になっているかもしれません。例えば、浮気や別れなどで、深い傷を負った可能性があります。
2. 仕事関係のトラウマ:
仕事上のトラウマが主人公の心の傷の原因であることも考えられます。例えば、過去に仕事で大きな失敗をしたり、上司からの圧力や嫌がらせを受けたりした経験があるかもしれません。
3. 家族関係のトラウマ:
主人公が過去に家族関係で傷ついた経験がある場合、そのトラウマが心の傷の原因になっているかもしれません。例えば、家族から虐待を受けたり、離婚や死別などで心に深い傷を負った可能性があります。
4. その他のトラウマ:
主人公が過去に経験したその他の出来事が、心の傷の原因であることも考えられます。例えば、事故や病気で大切な人を失った経験があるかもしれません。

これらの過去の出来事や心の傷が主人公の人格形成に影響を与え、物語に深みを与えることができます。また、これらのトラウマに対する克服の過程を描くことで、主人公の成長や変化を描き出すこともできます。

広い…
網羅ありがとう。

最後に

U4:
大手出版社の編集者として、この短編小説「AIと私」の評価できる点は何ですか? どうすればもっと面白くなりますか?

AI:
この短編小説「AIと私」は、現代のテクノロジーと人間の関係を扱った興味深い物語であり、AIアシスタントを通じて日常生活を改善する方法を描いています。また、主人公の内面的な変化や成長も描かれており、読者は主人公とAIアシスタントの関係に共感や興味を抱くことができます。
この作品をより面白くするには、以下の点に注意することができます。

1. キャラクターの深化:
主人公だけでなく、AIアシスタントも含めたキャラクターの心情や背景をより詳しく描写することで、読者はキャラクターにより深い感情移入をすることができます。
2. 物語の展開:
AIアシスタントを通じて、主人公が新しい人間関係や興味深い体験をするような展開を加えることで、物語がより面白くなるでしょう。
3. テクノロジーの探求:
AIアシスタント以外のテクノロジーについても探求し、主人公が新しい技術に触れることで、物語に深みを加えることができます。
4. サスペンスやドラマの要素の追加:
主人公やAIアシスタントに対する予期せぬ脅威や障害を導入することで、読者の興味を引き続けることができます。
これらの点に注力することで、この短編小説をより魅力的で面白い物語に仕上げることができます。

これらの点に注力することで、この短編小説をより魅力的で面白い物語に仕上げることができます。

ふー。書く前から読み終わった気分になったよ

画像制作:U4 & Midjourney
完全なイラストを作るのを目的にしていないので、イメージ優先・無加筆無修正ほどほどガチャです。

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