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小諸はプライドと良さを上手く残した街 ~魅力発信~ | ASAMAYAMARCHE映像・HP担当 長谷川風音さん

小諸には、「面白い」人が引き寄せられるかのように集まっています。
東京から小諸に魅了されている一人のクリエイターがいることを知りました。

ASAMAYAMARCHEオフィシャルライターの久保田まゆ香です。
今回は、ASAMAYAMARCHEのホームぺージそして、アフタームービーなどを手掛けるWind.合同会社 代表の長谷川風音さんにお話しをお聞きしました!

小諸は変にへそ曲がりな部分も 自分に自信をもち、良きプライドを持ちつつ、良さを残している


小諸に来るようになったのは、2年前に元々、友人だった武藤千春さんに誘われてがきっかけ。
最初の小諸を訪ねたときは、
「東京から1時間15分くらいなのに、なんだこの景観いいところは?え?人もめっちゃ面白い!」
というのが最初の印象だったそう。

小諸のシンボル 浅間山と千曲川

その翌週には、廃棄予定だったキャベツ・白菜を約1万個レスキューするお手伝いしたり、宮嶋りんご農園さんとASAMAYAがリンゴジュース作るからその様子を動画で撮影したりと、「小諸の人と直接関わる機会があったからかな?」と話す長谷川さん。

「最初はリフレッシュ、ワーケーション場所みたいな感じだなと思って行っただけだったのに、徐々にこう…… 市役所の人や小諸の人たちが今足りないものを作り上げていると聞いて。けど、その時は小諸の地で事業することは考えていなかったんですよ」

そんなことを話してくれた長谷川さんは、今では、東京との2拠点生活も視野に入れ動いているとのことでした。

東京で戦ってきたクリエイティブの力を小諸に落としこんでみたい


長谷川さんは、東京でリブランディングの会社を経営。映像、テレビCM、WEB関係、イベントのディレクションと幅広いクリエイティブな活動をしています。
東京オリンピックの時には、大手企業さんと組んでその企業さんのSNSを手掛けるなど、人気のクリエイターさんです。

「初めて小諸を訪ねてから、「東京でやってきたことを小諸に落とし込めるのではないか?」と思って、通い続けてきたところで、昨年、小諸発のメディア「Komomag.(コモマグ)」という移住の窓口のような ”人” にフォーカスしたメディアを作るプロジェクトがスタートしました。
移住者だけではなく、関係人口を増やしていこうという方向に目をつけ、自分がもっているクリエイティブの力をここで発揮できたらどんな化学反応があるのかを試しにやってみようとなって」と、これまで培ってきたクリエイティブな力を使って、小諸という地でより魅力を広める事業が展開しています。

「Komomag.」は、小諸市とタッグを組み、移住の窓口のようなサイトになるそうです。
「そこらへんにあるようなものではなく、独自の街メディアをつくりたい。ただ小諸は景観がいいからという事だけではなく、田舎ならではの ”ダサくてかっこいい”というか、泥臭い部分もみせていきたいみたいな」と、大企業ではできないような観点を盛り込んだ新しいメディアがまもなく小諸でスタートする。
さらには、面白い “場づくり” も始まっているとか。

この春から小諸市相生町にスタジオを作り始めていて、様々な配信やレコーディングができたり、セルフ写真館、商材撮影できるスタジオ、そして、ヨガができるほどの広いスタジオなどこの場を拠点に様々な使い方ができる、人が集まる『場』がまた一つ小諸に誕生します。

工事中のスタジオの外観

長谷川さんは、「ここを拠点に、ラジオを配信したりして東京の人たちももっと小諸にこう関われたらとか、そういうメディアの一つとして広がっていったらと思っています」と思いを語ってくれました。
使い方が自由な分、どんな面白いことが誕生するのかワクワクする場ができることがまた面白い!!

こちらはクラウドファンディングを開催中だそうなので、ぜひ面白い場づくりをご一緒してみてくださいね。



『人』 がおもしろいからこそ いきなり否定から入らないアツイ街 


「僕は歴史が好きなんですが、小諸の歴史をさかのぼっても、人が面白いっていうのがものすごくわかります。ちゃんとリスペクトをもって接してくれるし、世代関係なく、いきなり否定から入らない街っていうのが不思議でした。
東京で仕事していると、若いっていうだけで相手にされないこともあった。だけど、小諸の人は最初から同じ目線で話してくれるのは、自分にとっては衝撃的だった。そして、距離が近い。会話をしていても「いいですね!」と乗ってくれる。自分たちの自信やプライドを持ちつつ、誰かの挑戦にはとても寛容で温かい小諸の街に惹かれた気がします」と
小諸を語ってくれました。

ASAMAYAMARCHEの当日は、マルシェの様子を撮影し、アフタームービーを作成してくれる長谷川さん。
「ASAMAYAMARCHEでの繋がりや、会場での温かい雰囲気を伝えられたら」とおっしゃってくださいました。

ぜひ、会場で声かけてみてくださいね♪

取材・執筆*久保田まゆ香




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