見出し画像

2020.7.31 最近のナースあさみ

緊急事態宣言がおわり、みんなそれぞれの日常に戻っていくなか

わたしは暮らしに忙しい。
だから、Twitterをやってる暇がない。
友達に会うのも、いまは無理しなくていいかなって気分。


もともと暮らしに関することが好きではあったけれど、緊急事態宣言での軟禁生活がそれをさらに加速させた感じがある。むしろ、待っていた感じすらある。

梅仕事をはじめ、最近食べるものはほぼ自分の手作り。
麺つゆもごまだれも手作り。
夜勤のお弁当はもとより、おやつに食べるパンやケーキも手作り。

(最近、わたしと同じシフトだと夜勤のおやつを自分では持ってこない後輩がいるレベル)

毎週ちゃんとリネン類を洗って
お風呂と台所の排水溝もヌメヌメが出てくる前に掃除。

大掃除じゃないのに窓と床も水拭きなんてしちゃって。

もう、いろいろすっ飛ばして子どもを就職させて
日中ひとりで過ごす主婦みたい。

こういう、クッキーで有名なステラおばさん的な日常が好きだなんて夢にも思わなかったんだけど、いざやってみると悪くない。むしろ、いい。

自分で自分を整えているという感触。
それを自分で見つめられるたしかさと温かさ。


読書も捗っている。
毎日のように図書館へ通う日々。

小説や新書も読むけれど、どうしても暮らしに関する雑誌やエッセイばかり手にとってしまう。

昨日は、雑誌の編集者さんがInstagramで言及されてたお店が気になり、行ってきた。(外苑前のnote本社から歩ける距離だよ)

画像1

販売しているプロダクトもさることながら、マンションの一階から中庭を通って吹き抜けになるところまですべて店舗という造りがアラサーの冒険心をくすぐる。

画像2

画像3

画像4

他にも、食器や布や洋服やエプロンや敷物や金具やもう…もう…天国だった。1時間居たけど全然足りない。

買ったものはパッチワークでできた敷物の布からできたポーチと

画像5

お店で販売している洋服(インドのオーガニックコットン)の切れ端をパッチワークして作られたトートバッグ、というか大人の手提げっていったほうがしっくりくるかも。

画像6

どちらも一点ものだから、自分にしっくりくるものを探したいとその場で鼻息荒く厳選していたら

広いところでゆっくりどうぞ〜

と、バッグもポーチもあるだけドサっと広いところに出してくれて、あ〜…オタクをよくわかってらっしゃる…と参拝したくなる気持ちを抑えてバッグたちと向き合う。

上の白いバッグね、縦型もあって、しかも藍で染めたものあって、もうすでにそっちも欲しくなってるよね…自然で染めた藍の色味、これまたひとつひとつ染まりっぷりが違ってみんないいのよ…(沼)


後ろ髪ひかれる思いでグランピエをあとにし、これまたハマっている酵素浴へ。

Twitterでバスってるのを見かけたことに加えて、美容系ナースの友人が推していることもあって試してみたの。

実は、サウナや岩盤浴が苦手なので(汗をかきすぎて脱水になって倒れてしまう)ちょっと心配していたんだけど、喜憂だった。

って話を友人のあんじゅ先生にしたら、わたしもいく!と仰せであったので一緒にいってきたという次第。


ふたり仲良くロッカーの前ですっぽんぽんになり、紙パンツを履いて紙ブラをしてシャワーキャップをかぶる。

マヌケな姿すぎて、鏡の前ではしゃぐアラサーふたり。
ダイエットに成功したあんじゅの上半身をみて、自分の身体をみて、なんともいえない気持ちを抱えたまま浴槽へ。

酵素浴は端的に言えば、暖かいおがくずの中につかること。
なんだけど、電気の熱じゃない微生物の熱なのでじわじわ長続きする。

そして、おがくず=ひのきの木のくずなので、めちゃめちゃ香りがいい。
ケミカルに調合されたローズの香りなんかより、よっぽど嫌味がない。

途中でおがくずの量を調整したり、しんどいので時短にしたり、顔にパックを塗ったり、うつぶせになってお腹を温めることも可能で、これが結構うれしい。

私自身、サウナ苦手民なのでおがくずの量を調整できるところが本当にありがたい。前回は、ちょっと熱めだったから途中で減らしてもらったりしたんだけど、今回はちょうどよい温度だったのでスタート時のおがくずの量のまんまいった。

15分ほどつかったら全身汗だく。
お店のお姉さんが、あいまあいまにお水を飲むよう勧めてくれるので極度な脱水になる心配も少なめ。

酵素浴からでると全身おがくずだらけで、それをみたあんじゅが「きなこまみれ」って言ってた。食いしん坊はなにかと食べ物にたとえる癖がある。

きなこ…ではなくおがくずを落とすためにシャワーへ。

ここでも汗は止まらない。
シャンプーしておがくずも洗い流し、もういいかなって思っても止まらないのだ。身体も熱いまま。

いつまでもすっぽんぽんでいるわけにはいかないので、なんとか脱衣所へ出て作務衣に着替えても汗はまだ止まらない。作務衣が濃い色に染まっていく。

休憩室へいくと、お茶と梅干しと塩昆布が待っている。
発汗後の身体にちょっと甘めの梅干しがするりんと染みる。

同時に、家の中で梅酢につかったままの4kgの梅に思いを馳せる。
梅雨が、梅雨が明けたら干してやるからな…!

いや〜、全然汗が止まらないね!

普段、外へ出ず運動もしない冷え性のあんじゅがそう言うのであれば、間違いない。

ふたりで発汗が落ち着くのを待つあいだ、他愛もない話でもするのかと思いきや、SNSでつながっているせいか話すこともあまりない。

無言のままそれぞれの体力回復に努める。


案の定、酵素浴にハマったあんじゅはわたしと同じように回数券を買っていた。


そして、これを書いているあいまに玄米を炊き、パンの発酵まで終わらせた。

今日のパンはナッツメープルパン。
夜勤のおやつ時間が待ちきれない。

貴重な時間を使い、最後まで記事を読んでくださりどうもありがとうございます。頂いたサポートは書籍の購入や食材など勉強代として使わせていただきます。もっとnoteを楽しんでいきます!!