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私は甘いご馳走かつ○○誘発剤

イケハヤさんのこの記事を読んで
今日の出来事を改めて振り返る。

△△

私はバニラ系の甘い香りが好きで
ボディークリームはいつもだいたいそんな香りだ。

仕事の前はつけないようにしているけど
前日、お風呂に入ったあとは必ずつけるので
翌日は ほんのり残り香があるらしい。

今日、担当患者さんと話していたら
「本当にあなたの香りはいいわね。
バニラのようなチョコレートのような甘い香り。
食べられない私にとっては、あなたの香りがご馳走なの」
と、言われた。


ほ(´・ω・`)?


実は、数年前
同じような状況で
「君のそのあまったるい香りで俺は吐いたんだ。
担当を変えてくれ。」と、言われた事があった。
実際にその患者さんはゲロゲロ吐いていた。

当時は若かったのもあってとても傷ついた。

看護師がいくら感情労働と言われていようと
プライベートの香りまで言及されないといけないのか。
柔軟剤や制汗剤はいいのに、どうして?
と、怒りがこみ上げてきた。

今では、私の香りが嘔吐を誘発した一種の原因だったとはいえ
嘔気からの嘔吐は病気からのものだ、と結論づけている。


からの今日の出来事。

嬉しいという気持ちももちろんあったのだけど

「人によって、こんなにも感じ方が違うのか」

と、分析してしまった。


ある人にとっては、私は甘いご馳走なのだ。
ある人にとっては、私はゲロ誘発剤であり

食べられない人にとって
匂いや香りは、日常の中のスパイスになる。
今日は、どうやらいいスパイスになれたようだ。

△△

世の中に絶対的な正解なんてなくて

周りの人の評価と自分の意見があいまって
「正解らしきもの」が出来上がっていく。

その「正解らしきもの」を集めたり、大きくしたくて
また、人との出会いを求めてしまうんだろうな。

さて、お風呂に入ろう。


もちろん、お風呂上がりには
甘いご馳走を塗りたくるよ。


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