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献血へいくのに10年かかった話

看護師をしていると、プライベートでも奉仕の精神が強そうだと思われがちなんだけど、そんなことはない。

むしろ逆だと思っている。

家族や友人が風邪をひいても
消化のいいものを食べて
水とうすめのポカリを飲んで
とにかく仕事を休め、しか言わない。

ここら辺でだいたい「冷たい」と言われる。

さらに

薬はあってもいいけど
早く治すための特効薬ではないから
気になるくらいなら受診したら?と言うと

あ、ケアしてくれる訳じゃないのね

と察してくれる。

私たちは、四六時中天使なわけじゃない。
白衣を脱いだら、普通の人間。

こういうのが如実に表れるのが【献血】だと思う。

看護師の同僚の中には
コツコツ献血している人もいるし

仕事であんなに患者に尽くしているのに
なんでプライベートでも身を削らなきゃいけないの?

と、献血反対派の人もいる。

私自身、実を言うとこれまで後者だった。
こういう仕事をしているのにも関わらず
献血にいこうなんて、まったく思ったことがなかった。

それは、ある患者さんとのこんな出逢いがあったから。


===


彼は、林さん(仮)といった。
年齢は50代、生活保護受給者。
病名は、慢性アルコール性肝障害。

わかりやすく言うと、いわゆるアル中だ。
年末年始に多いアルコール中毒は急性であるのに対し、慢性アルコール性肝障害の患者は、なかなか完治が難しい。

アルコールには依存性があるためなかなか断酒ができないからだ。この辺りは、個人の問題云々というよりも社会構造や金銭的問題をも含むので、解決には長い道のりが必要だと言われている。

ついでに、どんな病気なのかも説明させて欲しい。

アルコールの摂取過多で肝臓の機能がうまく働かなくなり、諸々の諸症状を引き起こすというものだ。

肝臓は沈黙の臓器とも呼ばれ、肝臓の病気で症状が出るというのは、もう相当進行している状態だといっても過言ではない。気づいたときには、手遅れなのだ。

この病気の華やかな症状といえば、吐血
口から鼻から、出血が止まらない。

ここでこんな疑問がうまれる。

なんで肝臓が悪いと、血を吐くの?

それは…

・肝臓が悪くなると肝臓内の血流が悪くなる。ついでに、血液の凝固機能もおかしくなって血液が固まりにくくなる

・肝臓に向かう静脈の第一京浜、門脈(もんみゃく)が大渋滞、血管の中の圧力が高まる

・なんとか渋滞を回避しようと、みんな迂回を考える。門脈を避けて自然形成される血管の迂回路(側腹血行路)ができて、それが食道や胃にまで繋がる

・もともとそんなにキャパがないのに、食道や胃の周りの血流だけがじゃんじゃん増える

・でも、食道も胃もそんな強くない。裏道のガードレールとか貧弱じゃない…?粘膜どんどん弱る

・圧に負けて静脈にこぶのようなものができる(静脈瘤)

・ここに嘔吐や咳などで圧がかかると、粘膜が容易に裂ける

めでたく吐血

というプロセス。
見よ、人間の身体の繋がっている感…!

さて、この吐血。
残念ながら、ドラマであるような咳き込んだら手のひらに血が…

という、かわいいものではない。

もう洗面器いっぱい出る。
1リットルを超えてしまう人もいるほど。

私が経験した一番血まみれな事例は、動脈からの出血パターン。
もう壁やら天井やら血まみれで、金田一少年の事件簿のロケでもしたんですか?というレベルだった。悲惨 オブ 悲惨。

スタッフたちも感染防御しているものの(ドラマのERみたいな格好ね、皮膚がどこも出てない状態)血まみれで打ちひしがれてて、もうかける言葉が見つからなかった。

それくらい、肝障害からの吐血はものすごい量を出血するし、もうどうにも止まらない。

ちなみに、この出血を止める方法はふたつ。

静脈の瘤に薬を注射してコンクリみたいに固めてしまうか(EIS)
静脈の瘤を結紮(縛って取る)してとってしまうか(EVL)

いずれにせよ、内視鏡下で行うものなので、吐血なうの状態では結構厳しい処置だ。血のせいで、出血源が見えなければ止めようがない。


ここで重要となるのが、輸血。
血が出ていくなら入れればいい。

これは下記にある参考文献を参照にしてもらうとともに、あんまり鵜呑みにせず、さらっと聞き流して欲しいのだけれど

濃厚赤血球と呼ばれる一番スタンダードなパックの内容量が280cc。これを1パック投与すると、貧血の度合いをみるヘモグロビン(以下、Hbとする)が2くらい上がるのが目安、と言われている。

健康なときのHbが14という人が、吐血による出血でHb8まで下がると、元に戻すには、最低でも濃厚赤血球が3パック必要となる。


ここで適切ではないかもしれないけれど、お金の話をさせて欲しい。

詳しくはこちらに細かい金額が記されているが、さきほどから話している濃厚赤血球280ccは、それひとつで2万円弱する。

フカヒレとキャビアとトリュフとフォアグラが入ったスープのようなものだ。

林さんが3パックの輸血をするとなると、これだけで6万円かかる。

私たちの世代の多くが医療保険3割負担のはずだけれど、生活保護受給者は医療費負担が0円だ。
輸血の6万円も、当然税金から賄われる。

これがこの国のいいところでもあり、そうでないところでもあるのはみなさんご存知の通り。

林さんは、この吐血を何度も何度も繰り返していた。
アルコールを辞められないということは、そういうことなのだ。

病気を治して働くよりも
今の生活のほうがお金がかからない。

倒れて入院しても、医療費は0。
家の布団よりも、病院のベッドのほうが快適なのだから。


もう少し具体的にしていく。

吐血して意識消失して、病院に緊急搬送されてくる。
そのままだと死んでしまうので、その日のうちに輸血をする。

さきほどから、濃厚赤血球ばかりをたとえに挙げているけれど、血の中には赤血球だけではなく血漿(けっしょう)と呼ばれるたんぱく質の成分、血小板という血液が固まるにあたって重要な要素となる物質も含まれている。

これらを包括的に投与しないと、体内の血液のバランスが維持できない。
そうすると

・濃厚赤血球液 3パック
・新鮮凍結血漿 2パック
・血小板液 100ml

このようなメニューを投与することになる。
これだけで10万円くらいかかる。

日本には、国民皆保険制度があって、誰でもいつでも医療機関にアクセスできるのが大きな強み。年収や身分に関係なく、私たち国民は、平等に医療を受ける権利がある。

同時に

福祉における医療費は、すべて私たちの税金から捻出されている

このことが、どうしても頭から消えてくれなかった。



ある日。

吐血が落ち着き、アルコール離脱症状も落ち着いたころに林さんと話す機会があった。

やっぱり、お酒を辞めるって難しいんでしょ?
彼はこう続ける。

もう辞めようって思ってるんだけど
つい手が伸びるんだよ。
だって、水より焼酎のほうが安いからね

そして、気付いたら病院のベッドの上
あ、俺、またやったんだなって

もうさ、生きてても楽しくないし
死んでもいいやって思って
焼酎一気飲みするんだけど

おせっかいな誰かが
必ず救急車を呼ぶんだよ

そりゃ、そうだよな
人が血を吐いて倒れてるんだもの

でもね、俺はもういつ死んでもいいんだ
ほんと、この国はなかなか人を死なせてくれない

もう、救急車を呼ばないでくださいって
刺青でも掘りたいけど

でも、その金もあんたらの税金からだ
誰が許してくれる?

私はかける言葉が見つからず
会釈してベットサイドを離れた。


頭では、林さんの病態も状況も理解しているつもりだった。

けれども、医療職である「わたし」を除いた個人の考えにおいて

・どうしてお酒を辞められないのか
・この人が弱いせいじゃないのか

というのは、どうしても拭えなかった。

くわえて、今まで自分でも怖くてなかなか言葉にできなかったけれど、こういう考えは

この人は、何十万円もの税金を使ってでも救うべき人間なのか?
この人は、本当に生きてる価値のある人間なの?

という、恐ろしい問いに直結する。

私は命を救う側でありながら
こんな思いを抱えたまま働いていた。

林さん意外にも、再生不良性貧血の末期の患者さんや進行がんで出血の止まらない患者さんなど、根本的解決ではなく、命の期限を伸ばすためにとりあえず使われていた輸血製剤にも、少なからず疑問を抱いていた。

この輸血製剤は、命の期限を伸ばすだろうけれど、果たして真の意味で患者さんのしあわせに繋がっているのだろうか、と。

そして、献血してくれた人たちがこういう事実を知ったら、どう感じるのだろう、とも。


===


こんな背景があったため
私は長らく献血に行けなかった。

誤解を恐れずに言えば、自分が提供した血液が林さんみたいな人に投与されてほしくなかった。

交通事故で出血多量とか白血球での治療とか、もっと有意義に使われて欲しいと思っていた。

ちなみに、私の血液型はO型。
駅や街中で

O型の血液が足りませ〜ん!
献血のご協力、よろしくお願いします!

という案内を見るたびに、目を伏せて素通りしていた。
そんな自分が薄情ものだと思うと同時に

血液が足りなくて死んじゃうなら
それがその人の寿命なんだ
しかたないんだ

と、自分を言い聞かせていた。



そうこうしているうちに、10年もの年月が経っていた。

しかし、今年に入って私を変える人が現れる。
しかも、ふたりも。

1人は看護師の後輩。

献血って、なんかいいことしてる感じしませんか?
徳を積める感じがして
でも、わたし、いつも貧血で引っかかってしまってできないんです
いつかやりたいな~

え…いつかやりたいものなの…?
やりたくてもできないなら
もう、やらなくてよくない…?

私は、献血なんてしたことないし
これからするつもりもないなんて
口が裂けても言えなかった。


もう一人は、SNSで出会った友人。

献血行ったら
Wi-Fi無料だし
飲み物飲み放題だし
ハーゲンダッツくれるし
めちゃ良い

って言ってて目から鱗がぽろぽろ落ちた。
そのまま目も取れそうなほど、心の底からびっくりした。

なにその不純な動機。
血液をWi-Fiと飲み物でトレードしていいの…?

世の中、こういう人もいるのか…
むしろ、こういう人が献血というシステムを支えているのかもしれない…

う~む…

う~ん…

1度は行ってみるか
1回やって、少しでも嫌な思いをしたら
二度といかなければいい。


そういうわけで、11月のある日。
どしゃ降りの雨の中、献血に行ってきた。

献血センターの中に入ると
めちゃめちゃ質感があたたかい。
温度でも雰囲気でもなく、質感。

それは、スタッフだけじゃなくて
献血されにきている人もそうだった。

スーツを着ている人
髪が金髪の人

秋葉原が似合いそうな人もいれば
港区が似合いそうな人もいるのに

みんな、ようこそ献血の国へ…!
という雰囲気と態度、そして一体感。
ぽわぽわしている。

なんだここは
天国…?

カウンターへ行き、スタッフの人から丁寧に説明を受ける。

海外渡航や感染症は問題なかったけれど、低用量ピルの服用だけが心配だった。それも大丈夫ですよ〜と即座に返事がある。よかった。

いま一度、タブレットで質問項目に回答し、医師に血圧や体温を測ってもらい、問診を受けて最初の採血へ。

実は、献血は2回採血される。
最初は、献血しても大丈夫かどうかを判断するもの
そして、献血用にパックの中に採血するもの、の2回だ。

最初の採血でHbの値をみて、献血できる状態か査定される。
私は間違いなくO型の血液型で
Hbが12.5を超えていたので、全血採血が可能だった。

ちなみに、ここでHbの値が低いと全血献血不可との判定になるそう。そうすると、成分献血の案内がされるし、それも厳しい人は献血そのものが不可になるらしい。

少し待ってから、ベッドへ案内される。
歯医者さんで横になるようなベッドだ。

大きなアームがついており、先にはテレビがついている。
血液を抜くので脱水にならないように、とにかく水を飲めと至るところに書いてある。もちろん、ベッドの上にもペットボトルの水。

横になって、看護師さんがいろいろ説明してくれる。
この看護師さんが、たぶん私に合っていた。

千と千尋の神隠しに出てくるリンのような、おきゃんな感じの人。
以後、リンと呼ばせていただく。

私も看護師であることを明かすと
なんでもかんでも話してくれた。

わたしがどんなに上手でも
輸血用の針だから太くて痛いわよ
頑張ってね!

いっ…!と言うまもなく、腕に針が刺されていた…いたい…
やはり採血用の針とはわけが違う。

点滴で使用する針が普通のストローだとすると、献血や輸血に使われる針はスタバの限定フラペチーノについてくるちょっと太めのもの、と思っていただけると良いかな。

はい、太いから痛いんですね。

でも、刺入部をみようとしてもうまく隠されていて、よく見えない。
さすがプロの技。

お忘れだと思うが血液はそのままだと固まってしまうので、パック内には抗凝固剤が入っている。

そして、それでも固まってしまうので、攪拌を促すような台の上に置かれ常に揺れるようになっている。

針とチューブをつたってわたしの血液がびゃんびゃんとパックに溜まっていく。
そして、揺れ続けているパック。

おぉ…!

私が目を輝かせて血液パックとチューブをみていると

看護師でもそんなに見つめてる人、いないわよ…
私もむり
あなた、本当に外科に向いてるのね…!

と言われる始末。
だって、意識がある状態で、かつ安全に、自分の血液をたくさんみれる機会なんて滅多にないじゃん!

ワクワクしないほうがおかしい。

輸血の実施時もそうだけれど、献血の際もきっとそうなのだろう。
開始5分の間は、必ず医師か看護師がそばにいてくれる。
予期せぬ急変が起こりやすいからだ。

その間も、いろんな話をしてくれた。

・献血の採血と通常採血の違い
・消毒の方法
・これまであった珍事例
・Hbと輸血の関係
・リンのこれまでのキャリア
・リンの同僚のはなし

幸運にも、なんの症状もなく針を抜く時間になってしまった。

え…もうおしまい…早くない…?
もっと抜いてもらってもいいんだけど…
(よくない)

はい、これでおしまいよ!
でも、5分間はこのまま横になっててね。
起き上がるときもゆっくりよ、ゆっくり。

向こうのエリアにいったらお水をたくさん飲んでね。
漫画と雑誌もあるから、好きなだけ居たらいいわ。

あ!夜勤専従がつらくなったら、ぜひ献血センターへ!
日勤だけだし、バックが日赤だから福利厚生バッチリよ
いろんな働き方があるしね

また、よかったらおいでね
いつでも待ってるから

ちゃんと営業を忘れないところが、リンらしい。

立ち上がり、あらためて献血ベッドを見渡すと、献血なうの人たちの表情がみんな穏やかでびっくりした。

みんな針が刺さってるんだぞ、体内に。

たぶん、血管が細かったり脆かったりして、何度も針を刺されている人だっているだろうに、誰も文句を言っていない。

というか、文句を言うような人は
そもそも献血をしに来ないか…!

と、いろいろ合点がいきつつ、待合のコーナーへ戻る。


止血のためにつけていたバンドを外し、次回の献血の日程や今日の諸注意の説明を受ける。

最後に、カレンダーや歯磨き粉、そして待ちに待ったハーゲンダッツをゲットしてるんるんで飲み物コーナーへ。

飲み物が飲み放題で全部無料!
漫画も雑誌も読み放題!
そして、ツイ廃の強い味方、Wi-Fi無料!
わ〜い!

まずは、白湯を一気飲みして(たぶんよくない)
次に、ホットのロイヤルミルクティーを片手に
ハーゲンダッツのイチゴ味をいただく。
ふふふ。

気になっていた雑誌の最新号をみながら
片手ではSNSを徘徊。極楽。

気がついたら1時間以上も過ごしていた。
なんなんだ、この居心地の良さは。

献血が終わった人が出入りしているはずなのに
ほとんど気にならない。

誰も私の行動の邪魔をしない。
かといって、いないような扱いをするわけでもない。


みんな、わざわざリソースをさいてここに来て、自分から血液を差し出すような人だもの。

徳が高いのはもちろん、人との距離感の取り方が抜群にうまいのだと思った。きっと、これが献血センターの居心地の良さ、ぽわぽわの秘密なのだ。

これは、容姿や肩書きだけじゃ判断できなくて、その人が周りの人と今までどういう関係性を築いてきたか、によるのだと思う。

相手と適切な距離をとること
相手に期待しないこと
まずは自分から動くこと
相手への配慮は見えるように示すこと

そういうものがうまく交差し合い、独特の雰囲気を醸し出していた。
やさしさとあたたかさがフルにつまった空間。The ぽわぽわ。


ここにきて、やっと私は林さんへ抱いていた気持ちが溶けていくのを感じた。

できたら献血はやったほうがいいし、採取された血液の行方や使い方は、私の及ぶところではないのだ。

ここからは、献血をやさしさに置き換えてみようと思う。

いくら、相手にやさしくしたとしても、そのやさしさをどう受け取るかは、その人次第だ。

私が100だと思って提供したやさしさを、その人は10だと思って受け取るかもしれない。

5しか役立ててくれないかもしれない。

でも、それでいい。
それでいいの。

肝心なのは、まず、やさしさがそこにある状態。できるだけたくさん。
やさしさの行方や関係性を考えるのは、次のフェーズなのだ、と。


献血がない時代には、血が足りないというだけで多くの人が亡くなっていた。

血を分けてもらうと命が助かるらしい!ということで、血液型がまだ解明されていない時代から、やらないよりはやったほうがまだマシという理由で、ランダムに輸血がなされている時代もあった。

もちろん、違う血液型の血液を投与されると、体内で凝集反応が起きてしまい、あっという間に死ぬ。それでも、やってきた歴史がある。

生きるために。
生き延びるために。

しかし今は、献血と輸血というシステムが確立され、十分ではないにせよ輸血のストックがあるという状態になっている。これは、とても画期的。


税金だって、使い道を考える前にまずは十分な量があったほうがいい。これと似ている気がする。

量は質に転化するという言葉があるけれど、逆説的に言えば、質を問う前にまず絶対的に量が必要なのだ。

しかし、私は先に質を考えてしまっていた。
私から採取された血液が、より有効に使用されて欲しい、と。

そうじゃない。

まずは、十分な量があることが大切。
どう使われるか、誰に使われるかは、その次の話なのだ。


献血からの帰り道。

こういうことが腹落ちして
ほくほくしながら帰路についた。

そして、看護師の後輩と友人
ふたりの言葉を噛み締めながら
また行きたいな…と思っていた。


===


次回、私が献血できるのは3月。
待ち遠しくてたまらない。

もちろん、献血が目的ではあるのだけれど
それよりも

もっとやさしい人間になるために
やさしくされにいく感覚のほうが近い。

やさしくされたらやさしくする。
そうやって、やさしさの総量を増やしていけば
世の中を5ミリくらいは、変えられると思うの。

できるだけ多くの人に
やさしさが降り注いでほしい。

もっと多くの人に
やさしさに包まれてほしいから

私はやさしくされにいく。

針とチューブを通して
やさしさが繋がっていくと願って。



参考リンク

輸血用血液製剤投与早見表(保存前白血球除去製剤版)
http://www.jrc.or.jp/mr/relate/info/pdf/yuketsuj_0706-107.pdf




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