「蜜蜂と遠雷」

ちょっとだけネタバレ含む。

原作小説が面白かったので、映画も観に行きました。

小説と映画では重きを置いて切り取る場面がだいぶ違ったのですが、
それはそれでとてもしっくりきたというか
ある意味別の作品だと思って見ることができたので良かったです。

私は「蜜蜂と遠雷」の中で、栄伝亜夜の２次予選の描写が一番好きで
小説を読んだ時は人目もはばからずこのシーンでボロボロ泣いたのですが
映像でもびっくりするくらい感動しました。
というか亜夜が好き。めちゃくちゃ好き。
松岡茉優ちゃんだと少し弱い雰囲気になるのかなと思ってたけど、なんのその。
ちょー可愛かった。

あと亜夜と塵が月の曲をセッションする場面は
映画でもやって欲しいなーと思ってたので嬉しかったし
ピアノアレンジも素敵でした。

風間塵のピアノ演奏を担当した藤田真央くん、
以前からネットやテレビで拝見しており
トークも面白いし演奏してる姿もゾクゾクくるし気になっておりました。
案の定、塵のキャラクターと真央くんの演奏がとてもマッチしていて最高でした。
サントラ出たら絶対買う。

あとジェニファ・チャン役の福島リラさんは
まさにイメージ通りのチャンだったので笑
出番増やして欲しかったなー。もっと観たかった。

でもやっぱり、恩田陸さんがすごい。
これは本当にすごい。
人生で何度も読み返すであろう作品。

映画の感想を書いてるつもりだったのに、やっぱり小説がすごいに落ち着く薄情者の私。

読んでみてねー。