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ライフピボット〜いつだってやり直せる〜 黒田悠介 著  要約ブログ




人生のルールが激変した。
 
私たちは3つの資産を蓄積して将来に備える必要がある。
 
   
今回は黒田悠介さんが書かれた

「ライフピボット 縦横無尽に未来を描く人生100年時代の転身術」

という本を解説します。
 
最初に言っておくとこの本かなりオススメの本です。
 
僕はかれこれ500冊以上の本を読んできましたが、

その中でもトップ5には入ると思います。
 
そのくらいものすごく役に立つ、かつ面白い本です。
 
そんな本書、こんなあなたにオススメです。
 
自分の人生について真剣に考えたい人、

将来についてななんとなく不安な人、

現時点で40代以下のすべての人、

そんな方に特におすすめの本です。
 
今40代以下の方は全員必ず読んだ方がいいと思います。
 
本当にオススメの本です。
 
必ず人生の役に立ちます。
 
ではとりあえず、いつも通り最初にこのブログの結論を言っておきます。
 
結論、現代において人生のルールが大きく変わってしまった。
 
そんな中、私たちは人生の中で何回も人生の方向転換、

ライフピボットを行うことが必要である。
 
そしてこのライフピボットが必要である現代において、

私たちは3つの蓄積をすることで将来に備える必要がある。
 
というわけでこのブログでは、

1.人生のルールが激変した
2.3つの蓄積をすることで将来に備えよ
3.蓄積をするために有効な6つのアクション

という順番で解説していきますので、ぜひお楽しみください。
     
    
1.人生のルールが激変した。
 
はい、人生のルールが大きく変わったために、

すべての人においてライフピボットが必要になりました。
 
この章では人生のルールが激変したとはどういうことなのか、

について解説していきます。
 
まず先に本書のタイトルでもあるライフピボットとは何なのか、

という話からしておきます。
 
ライフピボットとは一言でいうと、人生の方向転換のことです。

そもそもピボットというのは日本語に直訳すると方向転換という意味です。

ですので、ライフピボットとは人生の方向転換です。
 
もう少し掘り下げると、自分の過去の経験を生かして時代に合わせて変化すること、

これがライフピボットです。
 
例えば、転職とか引越しこういうのもライフピボットの

一つになるかと思います。
 
このような人生の方向転換、

ライフピボット が現代を生きるすべての人にとって必然となりました。
 
中でも特に現時点で40代以下の人にとっては

このライフピボットはもう必然です。
 
ではなぜライフピボットが必然となったのでしょうか。
 
これは結論、人生というゲームのルールが激変したからです。
 
人生のルールが大きく変わった。
 
どのように変わったのかというと大きく3つの点で変わりました。
 
その3点とは、

人生の長期化、

ライフスタイルの短期化、

世界の変化の加速、

この3点です。
 
では、それぞれ掘り下げて解説します。
 
まず1つ目、人生の長期化について、

これは人が長生きするようになったということです。
 
今や人生100年時代とも言われるように、

多くの人が100歳くらいまで生きるようになりました。
 
現時点で40代以下の人はちゃんとこのことを考えるべきです。
 
100歳くらいまで生きるということは、

働く時間が長くなるということです。
 
そもそも昔は、ざっくり教育20年、仕事40年、老後10年、

それで合計70年くらい生きるみたいな、

シンプルな人生設計だったと思います。
 
これが昔の話です。
 
しかし、今は違いますよね。
 
人は100年生きます。
 
そして100年生きるとなると、

退職する時期を後ろにずらす必要が出てきます。
 
ですので例えば、教育20年前後、仕事を50年前後、

そして老後10年前後みたいなイメージになります。
 
つまり50年以上も働くのが普通になります。
 
これが今を生きる私たちにとって人生におけるルールの大きな変化です。
 
ではポイントの二つ目、ライフスタイルの短期化。
 

これは例えば、転職とか副業が当たり前になってきているという時代背景です。
 
人生の長さは70年から100年と伸びましたが、

ライフスタイルの変化の速度は上がりました。
 
ライフスタイルの変化が頻繁に起こるようになりました。
 
これは後述する世界の変化の加速が理由でもあります。
 
では3つ目のポイント、世界の変化の加速について。
 
今更ですが、世界が変化するスピードは格段に上がっています。
 
例えば面白いデータとして、利用者5000万人を獲得するまでに

かかった時間という観点で見ると面白いデータがあります。
 
利用者5000万人を獲得するのにかかった時間、

これは飛行機68年、

自動車62年、

電話50年、

クレジットカード28年、

テレビ22年、

ATM18年、

コンピュータ14年、

携帯電話12年、

インターネット7年、

iPod 4年、

YouTube 4年、

Facebook 3年、

Twitter 2年、

ポケモンGO19日、

これめっちゃ面白いですよね。
 
変化のスピードの上がり方がえげつないです。
 
これはスマホとインターネットが既にあるから、

だからこそポケモンGOは19日で普及できたというような背景があります。
 
つまり、すでに起こったイノベーションが

次のイノベーションを支えるという構造があるんです。
 
つまり、イノベーションの連鎖です。
 
このようにイノベーションが連鎖していく性質により、

世界が変化するスピードは指数関数的に伸びています。
 
もう現代においてはたったのに2、3年で世界の様子がガラッと変わりますからね。
 
最高に面白い時代だと思います。
 
このように世界の変化が加速しているので、

現代を生きている私たちは加速する様々な変化に見舞われます。
 
というわけで、以上が人生のゲームが激変したということです。
 
激変したのは大きく3点、

人生の長期化、

ライフスタイルの短期化、

世界の変化の加速です。
 
このような3つの変化を受けてライフスタイルの展開が1度や2度ではなく、

何回も行うことが必然になりました。
 
昔は将来について、おおよその見通しを立てて生きるのが普通でした。
 
いわゆるキャリアプランというやつです。
 
しかし今ではどうでしょうか。
 
キャリアプランを立てる意味がなくなってしまいました。
 

なぜなら現代のような変化の激しい時代においては、

プラン通りにはほぼ100%進まないからです。
 
計画が無意味な世界になりました。
 
じゃあ、私たちはどうするべきなのか。
 
そこで私たちがすべきことは計画ではなく、

どんな変化にも対応できる準備をすることです。
 
準備こそが必要であり、有効な時代に変わりました。
 
変化に対応できる準備を蓄えライフピボットする生き方、

これがこれからの時代の当たり前になります。
 
ライフピボットは自分の過去の経験を生かして、

時代に合わせて変化することです。
 
この過去の経験が準備にあたります。
 
経験を蓄積することがまずは必要になります。
 
では具体的にはどんな経験を蓄積する必要があるのか、

続いてはそれについて解説していきます。
 
では続いて、2.3つの蓄積をすることで将来に備えよ。
 
私たちは仕事の経験を通して3つの蓄積を貯めていく必要があります。
 
さて3つの蓄積、一体何だと思いますか?
 
ぜひ一度ここで動画をいったん停止させて、少し考えてみてほしいです。
 
この激動の時代において充実した人生を送るために蓄えるべき3つの蓄積、

一体何でしょうか。


それでは答えを発表します。
 
3つの蓄積とは、

価値を提供できるスキルセット、

広く多様な人的ネットワーク、

経験によるリアルな自己理解、

この3つです。
 
なんかこうパッと聴いた感じ「何それ?」みたいな複雑な感じですが、

それぞれ簡単に言うと、スキル、人脈、自己理解それぞれ

ざっくり一言で表すとそのようになります。
 
スキル、人脈、自己理解です。
 
ではこの3つについてそれぞれ掘り下げていきます。
 

   
まずは一つ目、価値を提供できるスキルセット。
 
スキルについて、

これは例えば

プログラミングスキル、

ライティングスキル、

マーケティング、

セールス、

企画

などのスキルです。
 
一番わかりやすいスキルとしては、

そういう実務的な能力になります。
 
ただ、一言に尽きると言っても、スキルには3種類あります。

 
その3種類のスキルというのが、

テクニカルスキル、

ヒューマンスキル、
コンセプチュアルスキル

の3種類です。
 
このようにスキルを3種類に分ける考え方は、

ハーバード大学教授のロバート・カッツが1955年に提唱したモデルです。
 
そしてこのモデルは今でも経営やマネジメントで使われています。
 
ではそれぞれ掘り下げてみると、テクニカルスキルは課題を解決する能力です。
 
ここがいわゆるスキルと言われてぱっと思いつくようなスキルです。
 
さっき言ったプログラミングやライティング、

マーケティングなんかのスキルがここにあたります。

 
次に2つ目のヒューマンスキルについて、

ヒューマンスキルは対人関係をうまくやる能力です。
 
例えば、

会話、聞く力、調整する力、リーダーシップ、プレゼン能力、

マネジメント能力、仕切り役、こういうのが

ヒューマンスキルにあたります。
 
そして最後に

コンセプチュアルスキル、これは日本語訳すると概念化能力となります。
 
このコンセプチュアルスキルには14項目あります。
 
それは、

論理的思考、水平思考、批判的思考、多面的視野、柔軟性、受容性、知的好奇心、

探究心、応用力、洞察力、直観力、チャレンジ精神、俯瞰力、先見性、

この14項目です。

このコンセプチュアルスキルについては、

他のテクニカルスキルとかヒューマンスキルと同時に

発揮されるという特徴があります。
 
どういうことかというと、

例えば論理的思考が課題解決能力において生かされるとか、

柔軟性がヒューマンスキルに生かされるとかそういう感じです。
 
というわけで、

以上のテクニカルスキル、ヒューマンスキル、コンセプチュアルスキル

この3つが価値を提供できるスキルセットです。
 
お金を稼ぐということは価値を提供するということです。
 
基本的には価値を提供する、

そしてそれに見合うだけの報酬を獲得する、

それがお金を稼ぐということです。
 
ですので、このような価値を提供できるスキルセット、

これをコツコツと蓄えることが人生の充実度に直結します。
 
では次に2つ目の資産、広く多様な人的ネットワークについて。
 
これは簡単に言えば人脈ですが、

この人脈から新しい情報とか機会を得ることができます。
 
例えば仕事を依頼されたり、逆に仕事を依頼したり、

新しいチャンスに出会えたりなどのメリットがあります。
 
そういうものを人脈が与えてくれます。
 
そしてこの人脈を作る上で一つポイントとなるのが、

信用と信頼を分けて考えることです。

 
信用と信頼、言葉としては似ていますが似て非なるものです。
 
むしろ真逆の性質があるとすら言えます。
 
信用というのは、例えば実績や肩書きみたいなものです。
 
それに対して

信頼は深い関係を築けている人脈、家族や友人や仕事仲間などとの関係です。
 
そして信用は客観的な評価、

つまりあの人は〇〇という実績がある、

みたいな感じで信用とは客観的な評価です。
 
それに対して、信頼は主観的な評価。
 
たとえば家族とか友達とか自分の主観で信頼度は決まります。
 
信頼性は主観的に決まるものです。
 
そして信用は、一方方向の関係です。
 
つまり、お互いに知り合いじゃなくても向こうは

私のことを信用しているとか、向こうは私のことを知らないけど

私は向こうのことを信用している、みたいな関係です。
 
それに対して信頼は双方向的な関係です。
 
つまり、お互いに知り合いであるということです。
 
そして信用は、価値を提供することによって貯めていくものです。
 
何かの実績とかが信用になります。
 
それに対して信頼は共同作業によって築いていくものです。
 
信頼は、一緒に仕事をするとか、

一緒に食事をするとかそういう共同作業を通して、蓄積されていくものです。
 
というわけで、信用と信頼の違いを説明してきましたが、

この両方を貯めていくことが有効です。
 
実績をつけることと、深い関係の人脈を築くこと、

両方に価値があります。
 
この信用と信頼両方を高める努力をすることで広く多様な人的ネットワーク、

人脈を築いていく、これが変化の激しい現代においては必要になってきます。
 
では続いて3つ目の資産・経験によるリアルな自己理解について。
 
やはり、幸せな人生とか楽しい人生を送るためには自己理解が必須です。
 
自分の好みとか価値観を理解する、

喜びを感じる時の共通点とか辛さを感じる時の共通点、

こういう自分の価値観について理解を深めることで

人生の充実度満足度を上げることができますよね。
 
また他にも自己理解が大事な理由はあります。
 
それは努力は夢中に勝てないからです。

 
夢中な状態というのは最強です。
 
いやいや努力するよりも夢中で頑張れる人の方が

成果を出せるに決まってますよね。
 
だからこそ、自分が夢中になれるものを探すべきです。
 
他の人に比べて苦もなくできることをやるほうが効率がいいです。
 
そのためにちゃんと自己理解をして、自分が夢中になれるものが

どういうものなのか考える必要があります。
 
そしてこのように自分を理解するためには毎日日記を書く事がおすすめです。
 
著者の黒田さんもおすすめされています。
 
なぜ日記がお勧めかというと、記憶というのはあてにならないからです。
 
1日に1回はその日を振り返る時間を作らないと、どうしても忘れてしまいます。
 
毎日寝る前とかにその日一日を振り返る時間を取りましょう。
 
そうすることで自己理解を深めます。
 
毎日その日を振り返ることで、自分はこういう時に喜びを感じるよなとか、

こういうのは嫌いだよなぁとか自己理解が深まります。
 
僕もかれこれ1年半くらい日記をつけていますが、

自分と向き合うことで自己理解が深まるので個人的にもおすすめです。
 
例えば、自分が興味があることについて学ぶのが好きだな、

そしてその学んだことを人に教えてあげるのが好きだし、

わりと得意でもあるなみたいな、後は自分は外から何か強制されるのが嫌いだな、

自分の頭で考えて自分で物事を決定して自分で物事を進めていいける

そういう状況において頑張れるタイプだよなみたいな、自分は1人の時間が必要なタイプで、

自治性を持って生きることに価値を感じる、

だけどたまには人と会って話した方が色々とモチベーションが上がる、

だから週に1・2回くらい人と会うのがペースとしては理想的だな、

という感じで自分の価値観を深めてきました。
 
そういうわけですので、毎日夜日記を書くという習慣はオススメです。
 
そのように振り返る時間を取り、自己理解をちゃんとすることで

自分が進むべき方向性が見えてきます。
 
自分が夢中になれるものが見えてきます。
 
というわけで、3つの資産、

価値を提供できるスキルセット、

広く多様な人的ネットワーク、

経験によるリアルな自己理解、

この3つを貯めていくことが変化に対応していくための準備になります。
 
そしてこの3つの蓄積について。
 
スキルと人脈は前進するための手段やエネルギーです。
 
そして自己理解は進むべき方向性を決めるものです。
 

これを黒田さんは車に例えています。
 
車で例えると、

スキルや人脈は前に進んでいくためのアクセルである、

そして自己理解は進
んでいく方向を決めるためのハンドルである、

と黒田さんはたとえています。
 
スキルと人脈がアクセル、自己理解がハンドルです。
 
これは的確な例えで分かりやすいですよね。
 
人生のルールが大きく変わった今、

この3つの蓄積を貯めることで

どんな状況に置かれても柔軟に変化できます。
 
ですので、仕事をする上でこの3つの資産を意識しながら働くことが必要です。
 
またさらに本書ではこの3つの蓄積を効率よく貯めることができる

具体的な方法についても提示されています。
 
はい、気になりますね。
 
ですので、続いてはその3つの蓄積を効率よく貯めていける

具体的な方法について見ていきましょう。
 
では続いて、3.蓄積をするために有効な6つのアクション。
 
蓄積のための6つのアクション、

これは先に結論から言うとマッチングサービスを利用する、

発信し続ける、イベントに参加・登壇・主催する、コミュニティに参加・主催する、

ギグワークをする、 ギブワークをする、

この6つです。
 
これら6つのアクションは、

3つの蓄積を同時に進められるオススメのアクションです。
 
では掘り下げていきます。
 
これら6つのアクションは、この表に示すような特徴があります。
 
まず、マッチングサービスを利用する、発信し続ける、

この2つについては新しい人に出会うアクションです。
 
そして、イベントへの参加・登壇・主催、コミュニティへの参加・主催、

これについては新しい場所に出向くアクションです。
 
そして、ギグワークをする、ギブワークをするについては、

新しい機械を生むアクションです。
 
そしてこの表が示すように奇数番目のアクションは、

即効性が比較的あるものです。
 
それに対して

偶数番目、2・4・6番目のアクションについては、

じわじわ効いてくる、ある程度時間をかけて取り組んでいくアクションです。
 
これら6つのアクションにはこのような特徴があるので押さえておきましょう。
 
では続いては、それぞれのアクションについて一つずつ掘り下げて解説します。
 
申し訳ないのですが、ここは簡単に駆け足で紹介していきます。
 
ではまず一つ目、マッチングサービスを利用する。

 
今はビジネス系のマッチングサービスが充実しています。
 
これを利用することで、会いたいタイプの人とか全くタイプの違う人とかと

出会うことができま
す。
 
そしてこのマッチングサービスを利用することで人脈を作ったり、

またいろんな人と会うので自己理解を深めたりできます。
 
ちなみに本書でオススメされているサービスとしては、

yenta・bosyu・バーチャルランチクラブ

などが挙げられています。
 
では、続いて2つ目のアクション、発信し続ける。
 
SNSなどで発信をします。
 
これによって、人脈を広げたり自己理解を深めることができます。
 
発信のポイントとしては、実名で顔出しで行うことです。
 
なぜかというと、その方が信用や信頼を貯めることができるからです。
 
そして発信するテーマや発信する場所を決めることもポイントになります。
 
発信するテーマについては、やはり自分が得意な分野、

それでいて何かしら役に立つとか、面白いとか、価値のある発信をすべきです。
 
そして発信する場所については、

今においてはFacebook、Twitter あたりがメインになりそうですね。
 
今後はInstagramも候補として挙がりそうです。
 
SNSを利用して発信を続けましょう。
 
では続いて3つ目のアクション、イベントに参加・登壇・主催する。
 
イベントに主体的に関わることで、スキルや人脈、自己理解を蓄積させることができます。
 
いろんなイベントがあると思うので積極的に顔を出してみましょう。
 
では続いて4つ目のアクション、コミュニティに参加・主催する。
 
コミュニティに積極的に参加すれば、スキル・人脈・自己理解が深まります。
 
例えば、今だとオンラインサロンとかありますよね。
 
あとはオフラインのコミュニティもあります。
 
例えば、今だと定額でいろんな地域に住めるサービスなんかもあります。
 
本書ではaDDress(アドレス)やHafH(ハフ)などが例として挙げられています。
 
気になる方はググってみてください。
 

では続いて5つ目のアクション、ギグワーク。
 
ギグワークというのは、オンラインで受発注される単発の仕事のことです。
 
そもそもギグというのは日本語に直訳すると、単発となります。
 
ですのでギグワークとは単発の仕事です。
 
例えば最近だと、UberEatsやTimeeなどがあります。
 
この辺は自分が仕事を受ける場所です。
 
この辺はスキマ時間を上手く利用して、プラスで働くという感じですかね。
 
それに対して、ココナラ、ストアカ、タイムチケット、

このようなサービスもあります。
 
この辺はですね自分が商品を出したり、

自分の時間を売る事が出来る場所です。
 
例えば、「1時間でプログラミング初心者が仕事を受注するノウハウを教えます」

みたいな感じです。
 
つまり、自分が出品者になれる場所です。
 
自分のスキルや自分ができることを提供する場所になっています。
 
現代においてはこういう土壌が整っているので、

ギグワークで試してみることができます。
 
ギグワークのような単発の仕事は、やはり自分のスキルを試してみることができる、

ここに価値があります。
 
自分のスキルを試してみることで自己理解が深まったり、

スキルアップを狙うことができます。
 
では続いて6つ目のアクション、ギブワークについて、

これはギブする働き方です。
 
例えば、報酬をもらわずにただで働くなどが当たります。
 
例えばデザインの勉強をしている人とかが、

最初の仕事として友だちのSNSのアイコンのイラストをタダで書いてあげるとか

そういうのがギブワークです。
 
こういうただ働きのメリットとしては、まずはスキル・人脈・自己理解の蓄積が貯まります。
 
スキルが上がりますし、感謝されて人脈が深まりますし、

自分が好きなことを探す手段にもなります。
 
また打席に立つ回数が圧倒的に増える、これもメリットです。
 
ただ働きは、お金はもらわないけれど経験を貯めることができます。
 
そして、ただ働きだと当然打席に立つ回数が増えるので、

いろんな経験をすることができます。
 
あとはですね、そもそも人には返報性の原理という心理があります。
 
これは何かしてもらったら、お返しをしたくなるという人間の心理です。
 

人は社会的な生き物なので、そういう心理原則があります。
 
そういう理由なので、ただ働きをしているようで実は何かしら

お返しが後々返ってくる場合が多いです。
 
というわけで、以上が6つのアクションについてです。
 
これら6つのアクションは、3つの蓄積を同時に進められるというメリットがあります。
 
ですので、積極的にチャレンジしてみる価値があります。
 
著者の黒田さんはこのように言っています。
 
私たちは100年生き、半世紀以上働く時代に突入しようとしています。
 
地図は常に塗り変わり、コンパスが指し示す方角も定まりません。
 
そんな時代に私たちが進み続けるために必要なのは、

一歩ずつでも着実に踏み出すことができるライフピボットの力です。
 
将来の見通しが立たない、そんなことは問題ではありません。
 
将来の見通しなんて立たなくて構いません。
 
やりたいことがわからないのは当たり前で、

早くからやりたいことに出会える人の方が少数です。
 
そこで私たちがすべきことはただ一つ、備えることです。
 
3つの蓄積を貯めて、備えることです。
 
3つの蓄積を貯めることで、激動の時代において

臨機応変にライフピボットしながら生きる、

これができると人生の充実度は格段に上がりますよね。
 
人生が長期化し、働く時間が伸びたとだけ聞くと憂鬱な気持ちになりますか?
 
僕はむしろハッピーですね。
 
色んな仕事、いろんな経験をたくさんできるということです。
 
あんな仕事やこんな仕事、いろんな経験をできるということです。
 
その場その場、その時その時でいろんな人に出会うこともできるでしょう。
 
これは、本当にワクワクすることです。
 
いずれにせよこのような人生を歩めるかどうかは、

自分が3つの蓄積をうまく貯めて行けるかどうかにかかっています。
 
ですので、この3つの蓄積を意識しながら働きましょう。
 

そしてプラスアルファで、さっき説明した

6つのアクションについても興味がわくものから手をつけてみましょう。
 
計画は必要ありません。
 
目の前の仕事に真剣に取り組むことで経験を蓄積していきましょう。
 
今を生きましょう。
 
マインドフルネスに今を一生懸命生きましょう。
 
これこそが私たちができる最善の手段です。
 
はい、ではこのあたりで最後に内容をまとめます。
 
1.人生のルールが激変した。
 
大きく3つの点で激変しました。
 
それは人生の長期化、ライフスタイルの短期化、世界の変化の加速です。
 
2.3つの蓄積をすることで将来に備えよ。
 
3つの蓄積とは、価値を提供できるスキルセット、

このスキルについては3種類ありました。
 
広く多様な人的ネットワーク、信用と信頼を分けて考えましょう。
 
経験によるリアルな自己理解、自分について理解し夢中になれるものを探しましょう。
 
3.蓄積をするために有効な6つのアクション。
 
これは

マッチングサービスを利用する、

発信し続ける、

イベントに参加・登壇・主催する、

コミュニティに参加・主催する、

ギグワークをする、

ギブワークをする

という6つでした。
 
今回紹介した本「ライフピボット縦横無尽に未来を描く人生100年時代の転身術」

について、まだまだ紹介できていない部分が多いです。
 
冒頭で話したようにトップ5に入るくらい超おすすめの本です。
 
ぜひ読んでみてください。

特に現時点で40代以下の方は全員読むべきだと思います。
 
はい、というわけで今回の知識が何か少しでもあなたの人生の役に立てれば幸いです。
 
このようにこのチャンネルでは、本の解説と人生の役に立つ知識の紹介をしています。

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