インディ・ポップという音楽(インド)

2日連続の更新です!!
私は盤も買いますがサブスクはapple musicを利用しています。
そのapple music内でついにMonsoon/Third eyeの配信が!!朗報すぎる!!
めちゃくちゃ好きなんで、うれしい。Ever so lonelyのHindiバージョンとかも。


Monsoonのボーカル、Sheila ChandraはUK、ロンドンの生まれのインド系シンガー。
ビートルズ(ジョージ・ハリスン)あたりから連綿と続くインド×UKポップの融合が高い次元で成立している稀有な存在。
この場合のインディポップは、インドのインディなのです。

ただ、一般的にインディポップというとインディペンデント・インディーズの意味合いが9割占めてるのでインドの意味合いのほうは検索で引っ掛けるのが難しいです。
インドの意味合いであれば近縁でラーガロックという呼び方がありますが、Monsoonはロックじゃないんだよな・・という微妙な線引があると思います。そんな、零細ジャンルの中でも更に影に隠れた存在になってしまった気がするSheila Chandra。
Monsoon以外にソロ名義でも何作か出していて、だんだんとポップ要素が薄く、シンプルに声だけで勝負の幽玄な世界へと歩みを進めていたあたりまで認識していましたが、ご病気もあり今はシンガーを引退しているようです。


少し違う切り口ですとProgigyの怪物アルバム、「The Fat of the Land」にも収録されているSMBUの初期レアトラックとして、Sheila ChandraのNanaがサンプリングされてるバージョンがあったりします。


同じ「The Fat of the Land」の収録曲、Climbatize,narayanではCrispianが参加していたりと、UKインド界隈が図らずも集った奇跡のアルバムでもあったのです。(まあ、Sheila Chandraはサンプリングされただけだしアルバム公式音源では差し替えられてるあたり許諾が降りなかったのかな。。とは思いますが。むしろCrispianの趣味だった可能性も少なくはない。。)

climbatizeとNarayanを合体して半セルフカバーしたのが、後のKulaShakerの3rdALにSong of Love / Narayanaとして収録されました。

好きな音楽追ってると、こういう具合にある時代のある地点に思わぬクロスポイントが見つかる時があって、これが醍醐味ですね。


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