IT化と教師の未来

スタディサプリは安価な動画配信サービスとして学校に採用が進んでいる。今の動画は補習用だが、授業そのものの動画も配信されるようになるだろう。

一斉授業が配信に代わると、教師の仕事はどのように変わるのか。IT導入によって一斉講義で知識を注入する授業は録画への代替が進み、続いて、少人数のゼミにも外部講師のテレビ会議が導入されていく。最後に残る教師の役割はコミュニティの運営者。

スタディサプリは第一象限(一斉授業)から第四象限(少人数対話型)をめざしている。私たちのオンライン講座は第四象限(少人数対話型)から第三象限(コミュニティ あの先生の元で学びたい)をめざす。

高校がスタディサプリの導入を進めている。それが意味するものは何か。➀ 高校は塾をビルトインした。
② リクルートは高校の授業に進出した。

高校が塾機能を内在化すると、塾(特に録画配信系)は窮地に立たされる。
リクルートは補習(図の1)から授業(図の2)への進出をめざすだろう。

生徒は、一斉授業は、教師の授業と録画を選択できるようになる。 図の2
続いて、少人数によるゼミ型の授業へのライブ配信が始まる。 図の3
進路相談は、専門家や大学入試部へのアウトソーシングが増える 図の4

ベネッセは模試(学校の外)であったが、リクルートは補習(学校の中)に拠点を築いた。

今、高校とスタディサプリはウィンウィンの関係にあるが、スタディサプリが学校そのものを代替し始めたとき、高校の先生たちはどうするのだろう?

従来の「一方通行の知識重視」教育を続けていると、サプリに代替が進み教師削減論が起こるかもしれない。といって、欧米型の「解のない問題に挑戦する」教育に移行するためには教師の意識改革と大学入試改革の連携が必要だ。

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K.Matsumoto

てまきねこのブログ

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