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アメリカ珍旅行記 英語を全く話せない男が一人旅でアメリカに行った話(1)

僕は英語が喋れません。

そんな僕でもアメリカへ単身旅行へ行きました。

「海外に憧れるけど英語が喋れないからなぁ~」という人に僕の話で少しでも自身をもってもらえればと思い旅行体験記を書きます。

まず僕の英語レベルについてですが、簡単に申しますと小学5年生の女の子にバカにされたレベルです。~令和元年の夏の調べによる~
要は中学生時代にも大した勉強をしなかったせいで基本すらできていないとのことでした。

しかし初めての一人旅、アメリカではほとんど困りませんでした。
日本語を話してくれる心優しい奴は一人もいませんでしたが。

旅行へ行ったのは4年ほど前になります。
本当は友人とタイに行く予定だったのですが、仕事の休みが取れなくなったと友人がほざき始めたため、勢いでロサンゼルス行きのチケットを買ってしまったことがキッカケです。

元々海外への興味はありましたが、まさか自分が一人で行くことになるとは思っていませんでした。勢いというのは素晴らしいものです。

英語の話せない僕はとりあえず「地球の歩き方 ロスアンゼルス」だけは必死に読みました。
必要になる英語というのが後半のページに記載されておりそれだけは覚えておいたのでとても重宝しました。

僕の旅行ではいくつもの珍事件が起きました。

まずは飛行機。アメリカンエアラインに乗ったので客室乗務員の人はみんなアメリカっぽい人ばかりだったため、とても新鮮で楽しい。終始映画を見ながらくつろいでいました。

食事の時間という事で、CAさんがうろつき始めました。
機内食というのは映画でよく見ましたが初めての経験。
ビーフorチキンという固定概念から、僕はCAさんが運んできた際にビーフと言いました。

CAさんはとっても不思議そうな顔をしています。
僕は発音が悪かったのだと気付き、ヴィーフッ!と言いました。
CAさんはクスクス笑っています。
僕は耳につけたヘッドホンを外しもう一度ビーフと伝えた。
CAさんはクスクス笑いながらこう言い放った。

「チキンorポーク?」

こうして僕はアメリカに着くまでの残り9時間をCAさんにクスクスされながら過ごす羽目になった。

続く




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