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マカンGTSの次のポルシェを買ってきました 後編

前編からの続き)

マカンGTS からの乗り換えなので、マカンGTS 並みに荷物を積めなければいけません。マカンGTS のラゲッジ容量はおよそ 500L で、リアシートを倒すと約 1,500L。対するパナメーラは約 500L で、倒すと約 1,300L。だいたい同じ!

ちなみに容量が一番大きいのは カイエン で、およそ 600L、1,700L あります。


これで、パナメーラが急に脚光を浴びてきました!でかいけど!コインパーキング大変そうだけど!頑張ればなんとかなるかな?(適当)


さて、いいですか。ここで、ポルシェを買う時にとても重要なことを言います。

ポルシェの階段は極力上がらないようにする。

ポルシェやこのクラスの車になると、オプションを付けることが前提の内容となっており(およそ300~600万)、希望のオプションをガシガシ付けると、次の上位モデルに手が届く額になり、じゃあ次の上位モデルにして希望のオプションを…と見積もると、さらに次の上位モデルに手が届く値段になり…と、恐ろしいポルシェの階段を上がっていく羽目になるのですww。


このことを念頭において、パナメーラのモデルバリエーションを見てみましょう。

Screenshot 2022-01-06 at 22-52-03 Porsche カーコンフィギュレーター - ポルシェジャパン

1,200からスタートして2,900まで見事な階段が用意されていますw。


でも安心してください…!今回は、2021年の年末に発表された、あらかじめ様々なオプションが装着されている プラチナエディション という特別仕様車が用意されています。

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標準モデルよりも 170万 高くなりますが、これを選べば追加するオプションも少なくなり、ポルシェの階段を駆け上がることもないでしょう!


というわけで、プラチナエディションの中では一番下のモデルで、順番では2番目にいる(価格的には5番目) 「パナメーラ Platinum Edition」 で コンフィグを開始します。

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パノラマルーフ、コンフォート14wayシート、PASM(乗り心地とコーナーリング性能が良くなるポルシェ必携のオプション)、プライバシーガラス(フィルムを貼るよりも視界がゆがまないので、後方から接近してきて突然赤い光を放つ例のあの車を警戒するのに良い)、アダプティブクルーズコントロールなどは標準装備なので、


・スポーツクロノ、リア アクスル ステアリング、スポーツ エグゾーストなど走りとマフラーサウンドの機能。

・ トラフィックジャム アシスト(渋滞時の自動運転機能)、シートベンチレーション(夏場必須のアイテム)、マッサージ機能(気になるので半分ネタで選んでみたけど、担当さん曰くかなり本格的な機能らしいw)など快適装備。

・内装カラー、アルミルック燃料タンクキャップ、カラーメーターパネルなど、見た目の装備(走行性能は劣るから雰囲気あげていこうかと)。

・アンビエントライト(リアコンパートメント ライティング パッケージ含む)


などを追加。だいたいオプション総額が 250万 で、1,680万。

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…パナメーラの階段を眺めてみると、この時点で8番目の パナメーラ 4 E-Hybrid Platinum Edition に手が届いていますw。

Screenshot-2022-01-07-at-00-06-07-Porsche-カーコンフィギュレーター---ポルシェジャパン

でも 4 E-Hybrid は ハイブリッド だしなー。ハイブリッドモデル は バッテリー を床に敷き詰めるため重量が 300 キロも重くなります。車は軽ければ軽いほど走行性能は良くなるし、燃費も向上します。それをわざわざ 300 キロも重くする意味が分かりません。


よし!ハイブリッドには興味ないからこれでOK。今回は無事、ポルシェの階段を駆け上がることなくモデルを決めることができた!と思いつつ、現行パナメーラの走行性能をググって調べてみました。


すると…

素のパナメーラは、ポルシェに乗ったことのない人ならともかく、ポルシェに乗ったことがある人だと、遅いと感じてしまうだろう。

との意見が大半でした。


マフラーはまあまあいい音させるんですが、1.9トンの巨体を330馬力/450Nm で走らせるため、(その辺の車よりは速いですが)軽快な走りはちょっと望めません。エンジン特性も、今乗っている マカンGTS のような、回して楽しいフィーリングではないでしょう。

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これはもう、あきらめなければ。

仕方ないのです。

そういう車を選んだのです。

あきらめなければいけないトコロなのです。


… なんて思っていたところ、パナメーラ の ハイブリッドモデル がやけに速いという情報を手に入れてしまいました。

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ハイブリッド と聞くと 燃費 を最優先して開発した車のように感じられますが、ポルシェの場合、モーターのパワーを加速に全振りして作ってるようなものなので、加速も半端ないようです。

自分は車にスポーツ走行性能(加減速とコーナーリング性能)を第一に求めるため、車を重くするハイブリッドはアウトオブ眼中(死語)だったのですが、調べてみると、なるほどこれは速そうです。


パナメーラ 4 E-Hybrid は エンジンだけだと 330馬力/450Nm ですが、そこにモーターのパワーが加わるので 462馬力/700Nm になります。700Nm ってトルクが結構バケモノです。たとえば、パナメーラGTSで 480馬力/620Nm。今乗っている 911ターボで 580馬力/750Nmなのです。

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そしてココがポイントなのですが、モーターのトルクはエンジンのトルクと違って瞬時にフルパワーを出すことができます。モーター自体は 400 Nm のトルクを出すことができるので(ある程度直線番長的なフィーリングだとは思いますが)、これはちょっと面白そうです。

(もしドライブフィーリングが悪かったら…すぐに売ってしまおう…笑。)


ただ、唯一気になるのが「標準モデルから +300Kg となる重量」です。絶対に運動性能落ちるしなー。だいたい300Kgって大人で何人分だよ…なんて思っていたら、ある考えがひらめきました。


お相撲さんを三人乗せてると思えばいいんじゃね?


四人乗りなんだし。そういうこともあるだろ。


それにそう考えれば、スモウレスラーの知り合いが三人もいることになるじゃん!なんかちょっと嬉しい!


…このような発想の転換で、見事 300kg 問題をクリアすることができました!!


というわけで、今回もまんまとポルシェの罠にはまってしまい、階段を六段駆け上がってw、パナメーラ 4 E-Hybrid Platinum Edition で再度コンフィグを開始。

そこで気が付いたのですが、

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なんと、ハイブリッドモデル の イルミ ドアシルガード は、ライム色に光るそうです!!なにこれカッコイイじゃん! 早速 「ブラックアルミニウムドアシルガード(イルミネーション)」のオプションも加えましたw(無駄)。


そんなこんなで、金額的には  GTS に手が届くところまできてしまいましたw。走りを楽しむなら間違いなく GTS なんですが、もう一台が 911ターボ からの ウラカン EVO RWD スパイダーと、走りに特化した車なので、パナメーラ は走りに全振りせず多少ゆるいほうが面白いかなと判断。もう一段階段を上がって GTS を目指すことはやめ、4 E-Hybrid Platinum Edition に決定しました。

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で、今日、ターボのオイル交換のついでにオーダーしてきたのですが、ボディーカラーでまだ迷っていて…笑。

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定番の キャララホワイト にするか、


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プラチナエディション限定の アベンチュリングリーン にするか(911だけに設定されているカラーで大人気だそうです)。


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はたまた内装を クレヨン にするならボディは ナイトブルーメタリック にするか…。


オーダーを入れた時点で、空いてる生産枠が2つでした。3月生産なので、2月までは仕様変更できそうですが、突然ロックかかる場合もあるので、そうなるとその時点で仕様変更できなくなります、とのことでした。

ちなみに、いま素の 911 は半導体不足と需要増大で納車に1年半待ちだとか!買ったことわすちゃいそうw。さらに GTS (911 なのか パナメーラ なのか失念しましたw)に至っては生産枠が残ってなくてオーダーできないそうです。ポルシェ大人気だなあ。

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