2019年12月から約3年半の時を経て、塚口サンサン劇場に「プロメア」が帰って参りました。

駆けつけなけりゃ常連の名がすたる、というわけでチケ戦争を無事乗り切り、プロメアらしい色のお花紙を調達して、紙吹雪を三角に切るのに四苦八苦し、紙吹雪の滞空時間を少しでも延ばすべく扇子を導入して参戦して参りました。

扇子が前説のInfernoジャンプで吹き飛んで鈴も行方不明になり「こんなはずでは……」という不安で胸がいっぱいになりましたが、始まってみればただただ、全てが熱く楽しく、愛しく燃え上がった時間でした。

むしろ扇子、要らないかもしれないな……とまで思ってしまった。
というのも、最近参加したマサラは「RRR」の5R、6R目だったので、何もしなくても隣や前から紙吹雪が降ってきて、体に積もったものを集めて撒く（ルールとして再利用OK）だけでも十分だったんですよね。
こういう場では紙吹雪もバラけているから、滞空時間伸ばしたいなら扇子はアリかもしれないな……。

自分で紙吹雪を切って持って行ったマサラがむしろ久しぶりだったので、感覚が狂っていたのかもしれない。なんか今回のマサラは、自分でも思ったより綺麗に紙吹雪がバラける撒き方ができたなと思います。

シーマちゃんのシーンで白い紙吹雪を撒くのは私が最初という自負があるのですが、今回音頭取ってる人がいてほっこりしました。
「犬王」マサラの天女舞シーンでもそうなんだけど、というかマサラ全般そうなんだけど、応援の文脈もありつつ「演出」の文脈もあるよな～って思っています。本国インドのマサラではどうなのかな。

今回は「グリッドマンユニバース」の流れでプロメアも持ってきてのマサラだったので、応援上映の文脈も入って渾然一体となっていたの面白かったなほんとに……。
一番笑ったのは「新しい鑑賞エチケット」CMで「思いやり！思いやり！」って声が上がったことです。今まで手拍子と鈴だったからそう来るとはまったくの予想外で……。
いつもはエチケットCMや映画泥棒から使われるクラッカーや紙吹雪にウケている初参戦勢の反応を見てニコニコしていたので、自分が初見の感想勢になるとは思ってなかった。いや～作品が違えば空気も違うね！

塚口はプロメアでマサラはちょっとのお休み、次もまた何かしらを考えているとのことなので、引き続き楽しみに生きていきたい所です。