今年は5本イベントする事ができました。色々な事を思い、気づき、振り返りました。
2022年はライブイベントを5本企画しました。
まだまだコ○ナ渦の中でもこれだけイベントをやる事ができた事、嬉しく思います。出演者、イベントをさせてくれた会場、そして来てくれたお客さんのおかげでイベントが成り立ちました。ありがとうございます。
今年のイベントは演者さんの変更も相次いでしまって、当初の目的通りに行かない所も多々ありました。楽しみにしてくれてたお客さんに申し訳なさもあり、急遽で出演をしてもらえた方のおかげでイベントが成り立てて感謝しています。なんだか皆歳とったんだなぁなんて思ったりもしました。
2020年,2021年はほとんどイベントをできない状態が続き、今年は延期してたイベントだったり、自分の40歳になった企画に、と結果5本のイベントになり、9,10,11月は3ヶ月連続でイベントをやることにもなり楽しいバタバタになりました。
2008年2月15日、26歳の誕生日からイベントを始めました。
来年でイベントをはじめて15年です。
当時の宣伝の時にこんなことを書いてるのを見つけました。
僕の知っている素晴らしい存在を知ってもらえると言うだけで本当に嬉しい限りです。
青臭い言葉ではあるけど、今も同じ気持ちでやれてるなと思って安心しました。それと同時にこの15年で色々環境が変わったことも今年は把握できました。
まず僕個人で言うと、自分の店「とらんぽりん」を6年前からはじめて、店でライブを出来るという環境ができた事。それによって、店ではできないような大きな音の編成バンドだったり4組以上のライブを企画したいとなった時は他の箱を借りてイベントをする。という選択になりました。
今年のイベントでは音響に対してご意見をいただいた事もありました。
それに対して、自分が出来る限りの対応をできなかった事に不甲斐なさを感じてしまう事がありました。もう14年もイベントをやってるのになぁと改めて思い直す機会にもなりました。イベントを企画しているのであればその責任は自分が持ちたいという思いもあります。
そして他の方がやる素敵なイベントが沢山できたこと。
身近な人にもイベントをやる方が増えて、それによって同じ出演者に声をかけることも増えたり、あのイベントと演者さんが半分くらいかぶってるね、みたいな事も増えてきてしまったりもしました。それによって、イベントの趣旨というものを改めて考えさせられる事にもなりました。
僕のイベントはシンプルに「自分が好きな音楽や表現を集める」という事で、そこにセクシャリティーに対する執着はないです。
演者さんのセクシャリティーを気にする人がいると言う事も学びました。
来て頂きたお客様に、あの人良かったね!って言ってもらえるのが嬉しい。
出てくれた出演者に、あの人と共演できて嬉しかった!と言ってもらえてイベントをする冥利だなぁなんて思えたりして続けてきました。
その上で、今、他にあるイベントと演者さんがかぶってても、それでもイベントを続けるかという事を考えるようになりました。他のイベントとの区別化を気にしてまでイベントというものは続けるべきなのか、とも。
恥ずかしながら、これだけイベントを続けているのにもあまり自分自身には集客力がなく、もっと多くの人に見てもらえるイベントに出来たら良かったなぁなんて思う事も増えてきてしまったり、身近な人がイベントをはじめてそれによって生まれてしまった厄介な感情に囚われる自分への向き合い方も歯痒く、その上で自分がどうしたいかと言う事を今年のイベントが全部終わり、次のイベントがまだ何も決まってない今の状態で自問自答してみようと思ってのnoteです。まわりくどいですね。
来年、1つ決めているのは、もう少し「とらんぽりん」でのライブというものに向き合おうと思ってます。去年、とらんぽりんでずっとPAをやってもらってたトッキーの死から、とらんぽりんでライブをやるという事に少し距離を置いていた気もします。
それでも、今ライブをやるときに何人かにPAを頼める人がいて今年もライブを続けてこれました。
自分で店を持ってるからには、そこでもやれる事はもっとあるんじゃなかろうかと立ち返ろうと思います。そして音作りももっと勉強していきたい。
それが今年感じた不甲斐なさの払拭になれればと思います。
そしてライブイベント。来年は15周年の年でもあるので、やりたいイベントが2つあります。開催したい気持ちです。(やめないんかーい!って言われそう)
自分のイベントはもうやれる事はやり尽くしたのかなとも思ったりもしましたが、そもそも自分がイベントをやめたいかと言われたらそうでもないので、しぶとくペースは落としつつも、やっていけたらいいなと思ってます。
有難い事に、何人かが「僕のイベントに出るのが目標」なんて言ってくれる方もいるので、目標にしてもらえるなんて有り難さを噛み締めていこうと思ってます。
まだ出てもらいたけどお呼びできてない方もいます。
体育Cutsさん、SEKI-NEくん、高木いくのさん、矢野絢子さん、湯木慧さん
僕自身の目標を持って、色々元気なうちに!叶えれたらと思ってます。
そして、僕のイベントの最初から掲げていた「林レイナさんが音楽を続けてくれているうちはイベントを続ける」ということは曲げたくないです。
これが意地にならないように気をつけます。
改めまして、今までイベントに出てくれた皆様、来てくれた皆様、イベントを開催させてくれた会場の皆様、スタッフの皆、遠方からや事情で来る事が難しいけれども応援を伝えてくれる皆様。
沢山の人の力を借りてイベントを続けてこれました。来年2月で15年です。
当初はいつか武道館とかでイベントやりたい!なんて言ってた頃もありました。20代無敵説。そこに今気持ちはないですが、音楽や表現を続けてくれる人の応援、そしてもう続けてはいない人もその歴史として刻んでいけるようでいれたらと思いますので、もう少しお付き合いいただければ幸いです。
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