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岩手の方言で"座る"を意味する「居酒屋ネマル」

芸術家の武者小路実篤が都心に緑を求めたどり着いた地としても有名な東京都調布市仙川町。

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駅を出て甲州街道を背に右に歩けばハーモニーロード商店街。左に歩けばレモンサワー発祥の地としても有名な「居酒屋きくや」を初めに老舗店舗がズラリと並ぶ飲食店街。
そのちょうどド真ん中あたりに構える「居酒屋ネマル」をご紹介します。

日本酒全品どれを呑んでも539円!

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モダンでハイカラな門構え通り、一気に令和から大正時代にタイムスリップした様な店内の一階はカウンター数席とテーブル一席。2階へ上がるとテーブルが4席ほど並んでいて常連さんや若者の明るい声で賑わっている。

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メニューが手書きな分、店長の推しが一目瞭然。
この時期はやっぱりおでんと白子ポンズはセンターを飾ってます。

定番のトロタクと赤茄子ステーキ、トリムネタタキとガツの薬味まみれ、鯵のなめろうを注文して駆けつけ一杯生ビールでスタート。

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おでんはカツオ昆布のあっさりめの出汁で関西人好み。和辛子が酒を煽る。
鯵のなめろうとトロタクは海苔巻きで。磯の香りが新鮮味を引き立ててくれる。

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日本酒は常時15〜20種類程。驚くのがどれを呑んでも539円という酒呑みに優しく肝臓に優しくない価格設定!!、、もとい、肝臓に優しいかどうかは己次第なので超良心的。

グラス売りから2合まで選べ、3人で来てたので1合を2本注文。お酒の種類はもちろん別で。

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僕がネマルを好きな理由は肴の美味さと居心地の良さの他に、徳利やお猪口、内装部分など細部にこだわりを感じるレトロな空間作りが好きなんですよね。
これって本当に難しい所で、誇張しすぎるとあざとくなるし、抑えすぎると中途半端になる。
よっぽどのセンスと熱量が無いと生み出せない世界観。
それはやっぱりネマルという店名通り、
岩手の方言でネマル=居心地良く居座って欲しいという想いが詰まってこそ、成せる事やと思います。偉そうに語ってすみません、酒のせいにできれば良いですが、しらふです。

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トリュフ塩が振られて香り豊かなトリムネタタキはしっとりジューシー。
ガツの薬味まみれで箸のエンドレスラン。
赤茄子のステーキは言葉要らず。ビジュアル通り、おろしポン酢と結婚したかのような相性の良さと香ばしさで酒を進めてくれました。

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呑んだ種類は10種類。どの酒がどうのこうののレビューは無くてすみません。ただ、どれも美味くて最高に楽しい時間を過ごせた事が伝わってくれたら幸いです。

最初3人で呑んでる所に1人合流して、計3時間半程呑んでても会計¥18,680-でした。

仙川駅で居酒屋をお探しの際はぜひ、ネマルで至福の時間をお過ごしください。

もしネマルでお会いしたら、乾杯しましょう。

↓動画でのご紹介はこちらです

にほんしゅ・あさやん

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