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アルビレックス新潟のスタジアム管理

先日の授業でビッグスワンの施設管理業務について講義していただきました。

■ビッグスワンの名前■
  デンカビッグスワンの名前は近くの鳥屋野潟に白鳥が来ること、さらにスタジアムの屋根が白いことから設立以来ネーミングライツが変わりながらも“ビッグスワン”の部分だけは変わらずに

■デンカビッグスワンの歴史■
  もともとはワールドカップ開催のために計画され4万人が入るスタジアムが2001年に新潟スタジアムとして、設立されました。その後東北電力ビッグスワンスタジアムに名前を変えて2014年1月から今のデンカビッグスワンと歴史とともに名称も変わり、新潟県の象徴として愛されているスタジアムです。

■デンカビッグスワンの利用■
 ・アルビレックス新潟の試合
・FIFAワールドカップ
・キリンチャレンジカップ
・コンサート(B’z、SMAP、EXILE、Mr.Children)
・ラグビー日本代表
・新潟国体
・陸上大会(インカレ、実業団など)など、Jリーグの試合以外にも多方面にわたり様々なイベントや大会会場として利用されていました。
 また、新型ウイルス流行に伴って、デンカビッグスワンのライトアップで新潟県に危険度を知らせる取り組みもしています。

■ビッグスワンの芝■
  ビックスワンの芝は冬芝と呼ばれるもので毎日丁寧に管理されています。芝に対して圧力がかからないようにすること傷んでいるところの修正、日の当たり方、散水などの取り組みはもちろん、試合やライブなどのイベント時はピッチの上では水のみにして芝が枯れてしまわないように徹底されています。その活動のおかげでビッグスワンの芝はこれまでに“ベストピッチ賞”を何度も受賞しており自慢のピッチになっています。

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■デンカビッグスワンの一般利用■
  スタジアムは一般の方に開放もしています。ランニングやトレーニングに来る方はもちろん、中学生・高校生の部活動で使われていたり、近隣学校の運動会の会場として使われていたりと幅広く一般利用されている実態もあります。

アルビレックス新潟は地域からとても愛されているクラブです。その中で欠かせないスタジアム全体の管理業務というのはとても大変でありなくてはならない職業だと改めて感じました。スポーツ業界には様々な裏方の仕事があります。自分たちの目でその業務を見ることで、いかに支えになっているのか、重要な役割なのか知ることができました。

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