風戸輝斗

ライトノベルに、マンガ原作に、アニメ脚本に、ゲームシナリオに。物語を創造することが好き…

風戸輝斗

ライトノベルに、マンガ原作に、アニメ脚本に、ゲームシナリオに。物語を創造することが好きなので、様々な方面からクリエイターとしてデビューする機会を窺っています。同じくらい格闘技が好きです。

マガジン

  • 星色Tickets(ACT2)

    〝創作大賞2024 オールカテゴリ部門〟に応募した「星色Tickets」のACT2(分岐あり)になります。

  • 創作大賞2024 漫画原作部門

    〝創作大賞2024 漫画原作部門〟に応募した作品をまとめたマガジンとなります。

  • 週刊少年マガジン原作大賞

    〝週刊少年マガジン原作大賞〟に応募した作品をまとめたマガジンとなります。

  • 星色Tickets (ACT1)

    〝創作大賞2024 オールカテゴリ部門〟に応募した「星色Tickets」のACT1(共通ルート)になります。

最近の記事

  • 固定された記事

(約半年遅れの)自己紹介

はじめまして。風戸輝斗(かざとときと)と申します。 一見ペンネームのように見えるかもしれませんが、実はほぼほんみょ……と、この情報はいらないか。 軌道修正。昨年の「マガジン原作大賞 企画書部門」で初投稿し、このたび「創作大賞2024」にもゲームシナリオだのマンガ原作だのを投稿しようと考えている……というより既にしているので、そろそろ自己紹介記事を作成することにしました。 お堅い文章よりも砕けていたほうが親近感が湧くかなぁと思ったので、こんな感じのなんちゃって敬体で文章を綴

    • 星色Tickets(ACT2)_SCENE25

      ※共通(シナリオ分岐あり) //背景:演劇会場_舞台 緞帳が上がり、演劇がはじまってから五分が経過していた。 アリシア「見渡す限り広がる薄桃色。右足を前に進めれば桜の雨が頬を濡らし、左足を進めれば暖気を孕んだ柔らかな風が憂鬱を遥か遠くに運んでいく……あぁ、春って素晴らしいわ!」 五分間、舞台上で繰り広げられているのはアリシアの一人芝居。 しかし、正確にはひとりじゃない。 春の精であるアリシアが生きる春の国には、当然、彼女の他にも生命を宿し、自我を宿した妖精がいる。

      • 星色Tickets(ACT2)_SCENE24

        ※共通(シナリオ分岐あり) //背景:演劇会場_客席 小波「A7、A7……」 アリス「こんにちは。岸本小波ちゃん……で合ってるかな?」 小波「あっ、こ、こんにちはっ! はい、岸本小波です!」 小波「そう尋ねてくるってことは……」 アリス「恭司くんの担任をしています。千代崎アリスです」 小波「うわぁ~お兄ちゃんから聞いてたけど、想像以上に綺麗なひとだなぁ……」 アリス「ふふ、ありがと。思ったことがすぐ口に出ちゃうのはお兄ちゃん譲りなのかな」 小波「あ、すいませんっ! ……え

        • 星色Tickets(ACT2)_SCENE23

          ※共通(シナリオ分岐あり) //駅_朝 恭司「おはようふたりとも。ごめんな遅れちゃって」 星「おはよせんぱい。体調はもう大丈夫?」 恭司「うん、もうすっかり元気だよ。瑠奈が脚本仕上げてくれたおかげで胸も軽くなったし」 星「……瑠奈?」 と、目をぱちぱちする雛鳥の反応は、さっきすももが見せた反応と酷似していて…… 恭司「藤沢の名前だけど、知らなかった?」 星「ううん、それは知ってるけど……ふぅん、そうなんだ」 恭司「?」 瑠奈「ま、私と恭司にどんな進展があったかはさてお

        • 固定された記事

        (約半年遅れの)自己紹介

        マガジン

        • 星色Tickets(ACT2)
          24本
        • 創作大賞2024 漫画原作部門
          14本
        • 週刊少年マガジン原作大賞
          3本
        • 星色Tickets (ACT1)
          11本

        記事

          星色Tickets(ACT2)_SCENE22

          ※共通(シナリオ分岐あり) //背景:恭司の家_朝 勝負の日まで残すは二週間弱。 瑠奈の奮闘のおかげで脚本は完成したけど、問題はこれからだ。 大幅に改変した物語。それによって当然、台詞も大幅に変わり、となれば必然的に役者に負担がかかる。台詞を暗記しなくてはならないからだ。 さて、どうしたものか。 小波「やっぱり体調悪いの?」 恭司「いいや、ちょっと考えごと。ほら小波、そんな顔してないで笑顔笑顔」 小波「ならいいけど……いってらっしゃいお兄ちゃん」 恭司「いってきま

          星色Tickets(ACT2)_SCENE22

          星色Tickets(ACT2)_SCENE21

          ※攻略ヒロインパート。  小波ルートの場合はスキップ。

          星色Tickets(ACT2)_SCENE21

          星色Tickets(ACT2)_SCENE20

          ※共通(シナリオ分岐あり) //背景:病院_夜 恭司「じゃあふたりとも、いい時間だから気をつけて帰るんだぞ」 すもも「えぇ~めんどいっ! 泊めてっ!」 恭司「公共施設だから云々って言ってたのお前だろ……」 恭司「それともなんだ、俺と一緒に寝るのか?」 すもも「アリよりのアリですな。子供の頃はよく一緒に寝てたし」 恭司「いや、子供の頃の話だし。もう高校生だし」 星「青海せんぱいが泊まってくなら、わたしも泊まっていこうかな」 恭司「なんで泊まる方向で話が進んでるんだよ……」

          星色Tickets(ACT2)_SCENE20

          星色Tickets(ACT2)_SCENE19

          ※共通(シナリオ分岐あり)   ※ACT3で攻略するヒロインが一足早くお見舞いにやってくる。  以下、小波ルート(ノーマルEND)のシナリオ //背景:病室_夜 恭司「んんっ……」 小波「お兄ちゃん?」 恭司「……小波か?」 小波「お兄ちゃんっ!」 胸にあたたかな温もりを感じる。 目を開くと、今にも泣きだしそうな顔をする小波が俺に抱きついていた。 小波「よかった……ほんとによかったよぉ……」 //演出:小波ルート選択時のみ再生 恭司「……ここは」 不鮮明な記憶

          星色Tickets(ACT2)_SCENE19

          星色Tickets(ACT2)_SCENE18

          ※共通(シナリオ分岐あり) //背景:喜多川書店_夕方 志那「最近元気ありませんね」 恭司「……」 志那「今日は恋愛もののライトノベルですか。昨日読んでいた阿刀田高はもう読み終えてしまったんですか?」 恭司「……」 志那「もしもーし先輩」 志那「……むぅ。無視ですかそうですか」 視界が真っ暗になり俺は我に返った。 志那「だ~れだ?」 恭司「喜多川書店店長代理の可愛い後輩」 志那「……先輩って、ラノベ主人公みたいな臭い台詞を平然と言いますよね」 はぁと背後で漏れ出たた

          星色Tickets(ACT2)_SCENE18

          星色Tickets(ACT2)_SCENE17

          ※共通(シナリオ分岐あり) //背景:校舎裏_夕方 梅雨が遥か遠くの出来事であったかのように、空は青々と晴れ渡っている。 葉はますます深緑に染まり、雨音はセミの合唱となり、気づけばもう七月だ。 七月。   俺たちの勝負の瞬間まで、残すところ四週間。 恭司「なんか違うんだよなぁ~」 にもかかわらず、企画の段階で言えよ、とツッコまれそうな不満を口にする監督がいた。 瑠奈「まだ足りない点があるって言うの?」 それも一度だけではなく、三度も漠然とした指摘をされては、脚

          星色Tickets(ACT2)_SCENE17

          星色Tickets(ACT2)_SCENE16

          ※場所選択でヒロイン絞り込み⑧ 瑠奈⑤→重要①&②で解放      相合傘をして帰る恭司と瑠奈 アリス⑤→重要①&②で解放       生徒指導に理不尽に怒られる恭司をかばうアリス 志那⑤→重要①&②で解放      お見舞いに来た恭司を引き留める志那 小波②→父親から手紙が届いて悲しむ小波を海に連れて行く ※小波シナリオ①・②どちらも読んだ場合、小波END(ノーマルEND)となる。 以下、小波シナリオ② //背景:恭司の家(恭司の部屋)_朝 恭司「ふぁ~」 今日は

          星色Tickets(ACT2)_SCENE16

          星色Tickets(ACT2)_SCENE15

          ※場所選択でヒロイン絞り込み⑦ すもも⑤→重要①&②で解放       住宅街・星と瑠奈が恭司を好いていると伝えるすもも 星⑤→重要①&②で解放     校舎裏・演技を建前に恭司の頬にキスする星 あげは⑤→重要①&②で解放       演劇サークル部室・お揃いの必勝お守りをもらう 小波①→恭司の家・いつだって小波が最優先の恭司 ※以下、小波①シナリオ //背景:恭司の家_朝 恭司「え、授業参観?」 小波「うん。まぁ小学生じゃないし、親御さんが来るって人はごく少数だけどね

          星色Tickets(ACT2)_SCENE15

          星色Tickets(ACT2)_SCENE14

          ※共通 //背景:演劇サークル部室 恭司・瑠奈「終わったぁ~」 六月の終わり間際。日に日に下がっていく冷房の温度は、まるで締め切りという名の巨人の足音のようで。 けれど、そんな不穏な気配に悶々とする日々とも今日でお別れらしく…… 恭司「ついにやったんだな、俺たち」 藤沢は二週間ちょっとで原稿を書き上げた。 執筆期間と中間テストが重なっていたから、多少予定が後ろ倒しになるかと懸念していたけどそんなこともなく。 今まで保持してきた学年一位の座を捨ててまで脚本制作に

          星色Tickets(ACT2)_SCENE14

          「魔剣づくり」_第1鍛

          〇魔王城 魔王と対峙する勇者一向(3人いる)。 アーリアス(人間の勇者・男)、額から血を滴らせ肩で息を切らしながら、 アーリアス「信じていいんだな?」 相対するヘリク(魔王・男)は無傷。 ヘリク「あぁ。俺とて魔族の王だ。契約は履行する」 壊れた魔剣。 アーリアス、ジェンド(アーリアスの仲間のエルフ・男)に目をやって、 アーリアス「頼めるか?」 瞬きする勇者一向の3人。 ジェンド「信じるのか。相手は魔族。それも長だぞ」 アーリアス「ジェンド。異種族だからという理由で

          「魔剣づくり」_第1鍛

          「魔剣づくり」_企画書

          作品タイトル: 魔剣づくり キャッチコピー: 新米鍛冶職人、平和を叩き上げます! ジャンル: ファンタジー 媒体想定: 横読みマンガ あらすじ: 勇者が魔王と『とある条件』を交わして平和が訪れた世界。 それは、五十年に一度、魔王に魔剣を献上するというものだった。 迎えた五十年の節目。魔王来日の前夜に伝説の鍛冶職人であるフォルジェの祖父が命を落とし、フォルジェが代わりに依頼を請けることになる。 駆け出し鍛冶職人が世界を巡り、魔剣づくりの過程で他種族との絆を築き上げていく

          「魔剣づくり」_企画書

          星色Tickets(ACT2)_SCENE13

          ※場所選択でヒロイン絞り込み⑥ すもも④→廊下・告白されるも好きな人がいるからと断るすもも(重要②) 星④→校舎裏・友人に恭司と付き合っているのかと問われて強く否定する星(重要②) 瑠奈④→演劇サークル部室・瑠奈が小説を通して想いを伝えるも察してくれない恭司(重要②) 志那④→校門・志那の自転車がパンク。二人乗りして帰る恭司と志那(重要②) 以下、星④シナリオ //背景:校舎裏_夕方 星「わぁ! 素敵!」 星「……う~ん、違うかな」 星「わっ! 素敵~!」 星「……これ

          星色Tickets(ACT2)_SCENE13