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第4節 ライプツィヒ対バイエルン

代表ウィーク明け、バイエルンはアウェイで昨年ブンデスリーガ2位のライプツィヒとの大一番。
しかし、ライプツィヒはバイエルンを苦手としている。
ナーゲルスマン監督が昨年まで所属していたライプツィヒとの一戦ということもあり、面白い試合となるであろう。
またバイエルンはライプツィヒからは今夏CBのウパメカノ、中盤ならどこでもできる万ザビッツァーを獲得。
中盤のザビッツァーに関しては、移籍前の試合も出ているのもあるので、そんな中心人物であった彼が抜けたことによりライプツィヒがどうなるのかも気になる。

※この記事はバイエルン中心に書いています。

スターティングメンバーは以下の様になっています↓↓↓

【ライプツィヒ】
4-2-3-1
FW
・シルバ
MF
・ヌクンク
・オルモ
・ソボスライ
・クラマー
・カンプル
DF
・ムキエレ
・オルバン
・シマカン
・アンヘリーニョ
GK
・グラーチ

【バイエルン】
4-2-3-1
FW
・レヴァンドフスキ
MF
・ミュラー
・ニャブリ
・サネ
・ゴレツカ
・キミッヒ
DF
・デイヴィス
・エルナンデス
・ウパメカノ
・パヴァール
GK
・ノイアー


試合が始まるとライプツィヒは積極的にバイエルンからボールを奪いに行く。
そんな中でも攻撃的LSBアンヘリーニョの積極的な上りが目立っていた。
前半5分にいい流れから彼の打ったシュートからも調子の良さを感じた。

前半12分、バイエルン先制!
ライプツィヒ中盤カンプルが自陣のボックス内でボールをトラップしようとした際にハンドを取られバイエルンはPKを取った。
故意ではなさそうな感じではあったが、残念ながらVARは見逃さない。
バイエルンのキッカーはもちろんレヴァンドフスキ。
彼は相手の逆をつき、冷静に決めた。
ブンデスリーガ14試合連続得点を記録。

バイエルンはいつもの様にハイラインでハイプレス、攻撃時には人数のかけた厚みのある攻撃。
攻撃時にの人数を見るとやはり多く、詰り過ぎている感じはないので的確なポジショニングが取れている。
守備に関しても囲い込みが早いので、相手はいい形でシュートが打てていない。
しかし、ライプツィヒもバイエルン相手であろうと臆せず前からプレスができ、高い位置でボールを奪えたり、セカンドボールも拾えたりするのでチームとして闘えている。
ライプツィヒもバイエルンに慣れてきたのか、30分以降からライプツィヒのターンになることが多かった。

45分バイエルン選手交代。
ニャブリ→ムシアラ
負傷交代なので、ケガ具合が気になる。

47分、バイエルン追加点!
交代で入ったムシアラが早速結果を残した。
LSBのデイヴィスがボックス付近でボールを貰いクロス、ムシアラがトラップ、左足で上手く流し込みゴール。
ディヴィスのクロスのタイミング、ムシアラのトラップの技術の高さが目立ったシーンだ。

52分バイエルン、ゴールとはならなかったがお手本のようなとてもよいカウンターができた。
サネ、デイヴィスのスピード、レヴァンドフスキのポジショニングには注目。
また零れたボールをゴレツカがミドルを打って攻撃が終われたのも良かった。
その直後の54分、バイエルン3点目!
ハーフライン付近でライプツィヒ中盤のパスミス、バイエルン中盤ゴレツカが回収、FWのレヴァンドフスキにボールが渡り、右サイドを走ってきたムシアラにパス。相手ボックス内サイドフリーのサネへのクロス、あとは当てるだけのクロスをサネは決めた。
サネ、今シーズン初得点!
ムシアラの視野、相手GKグラーチが出ていたのもしっかりと把握したクロスが素晴らしい。
そんなサネだが、ゴールとはならなかったが56分のシーンの一連の動きは良かった。
デイヴィスのスルーパスもお見事だが、サネのボールの勢いを殺さない流すようなトラップの技術が素晴らしかった。
サネと言えばのシーンで、観ていてテンションが上がった。

サネが魅せれば、相手も負けじと攻撃の手はやめない。
58分、ライプツィヒ1点目。
バイエルンが守備に戻っている隙をついたライマーの無回転スーパーミドル。
無失点では終わりませんよと強い意志を感じたシュートであった。
お見事としか言いようがない。

59分、バイエルン選手交代。
ゴレツカ → ザビッツァー
レヴァンドフスキ → チュポモティング

お互い選手を交代しながらではあるが、前半からのクオリティーが下がっていないのが凄い。
後半のライプツィヒの攻撃はヌクンクが目立っていた。

75分、バイエルン選手交代。
パヴァール → ズーレ
ミュラー → スタニシッチ

球際での激しさと言う点ではバイエルン中盤、昨年まだライプツィヒにいたザビッツァーが熱くなるシーンが印象的だ。
バイエルン視点で言うと、前半と比べると後半は押し込まれている感じはある。
というよりも中盤の厚さがちょいと薄くなった。

91+1分、バイエルン4点目!
試合を決定づける点を決めたのはレヴァンドフスキの交代で入ったチュポモティング。
バイエルンは相手ボックス付近で相手のクリアボールを拾えたのが良かった。

試合は1-4でアウェイのバイエルン勝利!

バイエルンは後半にちょっと押し込まれていたが、ライプツィヒ相手にやりたいことができた。
クリーンシートではなかったが、内容からしても良かったのでこれは評価できるでしょう。
守備に関してはサネもしっかり戻って守備していたので、攻撃だけでなく守備の面でもサネは評価できる。
ムシアラに関しては、プレーの選択が相変わらず上手だ。
ライプツィヒからすると、攻守の切り替えの、特にハイプレスがバイエルン相手でもやれていて良かった。
ライプツィヒの守備ではCBのシマカンがレヴァンドフスキが相手だったりと対応が難しかっただろうが上手くやっていたなと、彼の頑張りが目立っていた。
あとは惜しいシーンがあったので、2点目を取れていれば流れが完全にライプツィヒになっていたかもしれない。
だが、それをさせないぐらいバイエルンは試合に集中できていたのだと思う。

この試合にバイエルンは勝ったことで、3日後の15日にあるCLのグループステージ、バルサ戦でもやってくれそうです。
ムシアラすげーとなる展開を期待している。

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