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真菰(マコモ)、ご神事

あっという間にもう5月も後半、
6月間近ですね!

6月といえば。。。
出雲大社では毎年6月1日、
「凉殿祭(すずみどののまつり)」が執り行われます。
このお祭りの別名、
「真菰(マコモ)神事」。

このご神事は、大国主大神が、夏服に衣替えして「出雲の森」で暑さを避けられていたという故事に因んだもの。

よって実際のご神事は「出雲の森」で行われます。「出雲の森」は境内荒垣より東方へ約100メートルの場所にあり、椋の大木が御神木としてお祀りされています。

この椋の大木の前に祭場を設け、粢団子(しとぎだんご)と醴酒(ひとよざけ)を供え、國造はここで祝詞奏上の後、神々が宿られた大御幣を奉持し、銅鳥居横の御手洗井(みたらしのい)に至り、黙祷祈念を行う、という流れです。

出雲の森より御手洗井までの道中には立砂が盛られ、神職によって青々とした真菰(マコモ)が敷かれ、大御幣を奉持した國造が進まれます。

古来より、この踏み歩かれた真菰をいただくと、無病息災をはじめ五穀豊穣の御蔭を賜る信仰があり、氏子は競ってこれをもらい受け、まずは神棚にお祀りするのだとか。

昨年までは流行病の影響で、配られなかったみたいですが、今年は配られるのでしょうか。

また、出雲大社といえば、真菰(マコモ)の、しめ縄。ご本殿と瑞垣内摂社のしめ縄は記録をさかのぼること元治元年(1864年)から毎年4月に出雲大社本殿注連縄講社(出雲市斐川町の17軒の農家)の皆さんによって奉納されてきました。

ここまで聞くと、これはもういずれかのタイミングで、今一度出雲大社に足を運ばなくては!!と、思ってしまいます。

また、この後の季節にやってくるお盆でも、真菰(マコモ)は活躍!
「盆ござ」や「盆舟」は、真菰(マコモ)で編んだものですよね!
由来は、お釈迦様が真菰で編んだむしろ(寝床)に病人を寝かせて治療されたという仏話からきたものです。

真菰(マコモ)はやはり日本人にはなくてはならないもの!
この夏はマコモ茶を飲んで乗り切ります😊

早速これからマコモ茶を飲んで、想いを馳せながらリラックスしまーす😊

最後までお読みいただきありがとうございます🌈


下記ページを参照しました!
詳しく書いてありましまよ〜😊

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