見出し画像

2022年11月

11月6日(日)
出張でベトナムのホーチミン・シティへ。海外自体が数年ぶり。夕方に羽田をANA便で発って1時間ほどしたところで機長からアナウンスがあり、エンジンの防氷装置に不具合があり、このままでは雲の中で飛べないと。なるほど雲を避けて飛ぶということかなと思ったら、仕方がないので羽田に引き返しますと。ううむ久しぶりの飛行機で大当たりを引いてしまいました。

結局羽田で違う機体に乗り換え、ホーチミン・シティについたのは日本時間で3時半ごろ。とりあえずなんというか、ホテルの送迎の人が空港に待っていてくれてよかったです。

11月9日(水)
何事もなく帰国。入国に際し、11月から MySOS という検疫のアプリと、これまで縦長の紙だった税関の申請が、Visit Japan Web というアプリに統合された模様。これに登録しておけば、基本入国時の手間は平常時からそんな増えたわけでもなく、サクッといけました。

ただ出発空港を出る時点で色々登録しておかなければならないということで、うまく登録できなかった人たちで到着したゲートはなんだかザワザワしておりました。ワクチンの証明書があれば、このアプリを使わなくても入国できないというわけではなさそうでしたが。

11月10日(木)
日本は皆既月食でFacebookのタイムラインが盛り上がっていたようだが、ベトナムにいたため見られず、なんだか流行に乗り遅れたような疎外感が。

11月11日(金)
藤本タツキ『チェーンソーマン』1・2(マンガ大賞2020 8位)
魚豊『チ。―地球の運動について―』1・2(マンガ大賞2021 2位、2022 5位)
うめざわしゅん『ダーウィン事変』1(マンガ大賞2022大賞)
松虫あられ『自転車屋さんの高橋くん』1・2(マンガ大賞2022 10位)
ハナツカシオリ『焼いてるふたり』1・2
もちぎ『このゲイとは付き合いたくない!!!』1
――を読んだよ。いわゆる「絵が上手い」ってかならずしも売れるために必要な条件ってわけじゃないんだなあ、となんとなく。具体的にどの作品がというわけじゃなく。

11月12日(土)
西ヶ原の旧古河庭園に。こちらは明治の元勲・陸奥宗光の邸宅だったのが、次男潤吉が古河家の養子になったことで古河家の所有となったもの(庭園ができたのは古河家のものになってから)。この日は秋バラが見頃で、かつ紅葉もはじまりつつあるというお得なタイミング。このツイートほどはまだ色づいていませんでしたが。


11月20日(日)
FIFAワールドカップが開幕。カタールは秋田県ほどの広さの国らしくて、秋田でワールドカップやることを考えると相当コンパクトな大会。国体かっていう。あんなにスタジアム作って、今後使うのだろうか。しかしカタールにおける膨大な移民の死者数とか、LGBTQ+の弾圧とか、あまりよくない話題が先行する大会でもある。

11月21日(月)
浅田次郎『兵諫』を読む。蒼穹の昴シリーズ第六部。二二六事件前後の日本と中国が舞台の歴史小説。登場人物が魅力的だからか、章ごとに一人称と三人称が混ざるのに、混乱をきたさないのも印象的。各シリーズ並びにその時代背景はこんな感じらしい。

第一部『蒼穹の昴』日清戦争
第二部『珍妃の井戸』義和団の乱~日露戦争
第三部『中原の虹』日韓併合~辛亥革命
第四部『マンチュリアン・リポート』張作霖爆殺事件
第五部『天子蒙塵』満州事変
第六部『兵諫』二二六事件


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?