あっしー

海老しんじょうのはさみ揚げが好きです

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最近の記事

印象に残った本2023

 2023年に読んだ本 (kindleのみ) は269冊と、目標の365冊には大きく届きませんでしたが、その中で印象に残った本を8冊、読んだ順に紹介します。  1冊目はマンガ・小山愛子『舞妓さんちのまかないさん(1)』。京都の花街にある「屋形」で舞妓さんたちにまかないを作る16歳の少女が主人公の物語。表に出る人だけじゃなくて、裏方さんも同じように主役なんだなあ、と思わせてくれます。2冊目は岡倉天心『新訳 茶の本』。これも1冊目と合わせて、京都に旅行に行く前か後かに読んだ本だ

    • 印象に残った美術展2023

       毎年50展の美術展に行くことを目標にしているのですが、2023年に行ったのは目標を超えた67展でした。このうち印象に残った8展を行った順にご紹介します。  1つ目は福田美術館の「日本画革命 ~魁夷・又造ら近代日本画の旗手」。京都・嵐山にあり、2019年と比較的最近オープンした福田美術館に、お気に入りの画家・東山魁夷の絵を観に行ってきました。そういえば東山魁夷の絵は、今年長野県立美術館にも観に行きましたね。アートを追って旅行をするというのもなかなか素敵な体験です。  2つ

      • 2022年11月

        11月6日(日) 出張でベトナムのホーチミン・シティへ。海外自体が数年ぶり。夕方に羽田をANA便で発って1時間ほどしたところで機長からアナウンスがあり、エンジンの防氷装置に不具合があり、このままでは雲の中で飛べないと。なるほど雲を避けて飛ぶということかなと思ったら、仕方がないので羽田に引き返しますと。ううむ久しぶりの飛行機で大当たりを引いてしまいました。 結局羽田で違う機体に乗り換え、ホーチミン・シティについたのは日本時間で3時半ごろ。とりあえずなんというか、ホテルの送迎の

        • 2022年10月

          10月1日(土) 出張がてら、高岡市美術館の「バンクシーって誰?展」に。昨年夏の東京(寺田倉庫G1ビル)を皮切りに、名古屋(グローバルゲート名古屋)⇒大阪(グランフロント大阪)⇒郡山(ビッグパレットふくしま)⇒高岡 と全国ツアーよろしく巡回していたこの美術展、最後は福岡に行くみたいですね。しかしこのラインナップの中の高岡ってなんかすごいな。ドラえもん(の作者藤子・F・不二雄先生)のふるさとに、あえてねずみの絵の展示会を持ってこなくても、という気もしつつ。 展示は作品だけじゃ

        印象に残った本2023

          「新潮文庫の100冊」勝手に殿堂入り作品2022

          毎年夏になると書店で展開される文庫のフェア。どれを読んでいいものやら、という向きもあると思いまして、ここではおなじみ「新潮文庫の100冊」に、2018年から2022年まで、5年連続でノミネートされた作品を勝手に「殿堂入り」として、紹介いたします。9月になってから紹介しなくても、って話ではありますが。はい。ちなみにジャンル分けはわりとなんとなく、順序は作者の五十音順、となっております。おそらく。 尚、殿堂入りは43冊。つまりこの5年間、毎年100冊中43冊は同じ本がノミネート

          「新潮文庫の100冊」勝手に殿堂入り作品2022

          2022年9月

          縦横比が合わないと表紙イラストの上か下が切れるのが気になる。全体を縮小して表示できるようにしてほしいな。 9月3日(土) 松岡錠司監督の『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』(日本、2007)を観る。なんだか勝手に『ALWAYS 三丁目の夕日』的な時代の話なのかと思っていたら、わりと現代も舞台になっている話だった。とりあえず、樹木希林演じるオカンの存在感はさすがでしたが。 ところでこの、製作委員会に日テレが名を連ねる『東京タワー』が日テレ運営の日本アカデミー賞で

          2022年8月

           思いのほか日記が続かなくて驚く。普段文章を書かないから書く力が衰えたということなのか、書いてもしょうがないと思っているからなのか。無理に書くことはないと思うけど、毎日書かなくてもよいという前提で、少しだけ続けてみよう。 8月11日(木) 夏休みが始まる。特に出かける予定がない休暇にはもう慣れましたね。ぼんやりとしていると、いつの間にか休みも終わるんだろうなあ。 8月12日(金) 道尾秀介『カラスの親指』を読む。詐欺師が仕掛けるペテンの話。プロの詐欺師に狙われたら、気を付

          2022年6月

           最近とみに文章を書く機会が少なくなっていると感じたので、ふと思い立って日記を書いてみることにした。 6月24日(金)  録画してあったクリストファー・ノーランの『インセプション』を観た。レオナルド・ディカプリオや渡辺謙が人の夢の中に入っていく映画。何がショックって半分くらい観たところで、あ、この映画観たことあるな、と気づいたことですね。二回新鮮な気持ちで楽しめてお得だったとも言えなくはないけれど、とりあえず観たことくらいは記しておこう。 6月25日(土)  東京都美術館

          ビジネススクールでいまいま使っている教科書リスト/戦略・経営

          ビジネスに関するお勉強のために、日本の某ビジネススクールの2020年度の必修コア科目・選択必修コア科目(日本語科目のみ)で使われている教科書・参考書を一覧にしてみました。シラバスで公表されているもののみで、複数の教員による同名科目を同列に扱っています。 経営戦略 総合経営 グローバル経営

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          ビジネススクールでいまいま使っている教科書リスト/人財・組織

          ビジネスに関するお勉強のために、日本の某ビジネススクールの2020年度の必修コア科目・選択必修コア科目(日本語科目のみ)で使われている教科書・参考書を一覧にしてみました。シラバスで公表されているもののみで、複数の教員による同名科目を同列に扱っています。 人材・組織

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          「中度の新型インフルエンザ流行」の想定は現状にそっくり

           なかなか改善の兆しが見えない厳しい状況が続く今日この頃ではありますが、先日読んだ9年前になる2011年発刊の岡田晴恵『強毒型インフルエンザ』(PHP新書)における、将来的な「中度」の新型インフルエンザウィルス流行時の想定が現状ほぼそのままだったのでちょっとびっくりしました。以下ちょいと長いですが引用です。 中度 カテゴリー2 致死率想定 0.5%発生 アジア風邪インフルエンザ(引用者注:1956年に中国で発生したパンデミック。ウィルスはA型インフルエンザのH2N2亜型)並

          「中度の新型インフルエンザ流行」の想定は現状にそっくり

          新型コロナ国内感染者に関するリリース一覧

          リリース発行日ベースです。人力での収集であり網羅性はありません 4月16日(木)・EPSON 富士見事業所:3名、日野事業所:1名 リリース 4月15日(水)・北海道教育大学 札幌キャンパス職員:1名 リリース ・エア・ウォーター エア・ウォーター・テクノサプライ㈱:1名 リリース ・デンソー:1名 リリース ・楽天 楽天クリムゾンハウス:1名、楽天銀行㈱:1名 リリース 4月14日(火)・野村證券 池袋支店:1名 リリース ・東京電力 東京電力カフュエル&パワ

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          2019年グローバル美術展ランキング ――東京はアートの中心地なのか

           美術館に出かけることもできずに悶々とした日々が続いておりますが、イギリスの月刊アート誌 THE ART NEWSPAPER で2019年の美術展・美術館人気ランキングがまとめられていましたので見てみました。  2019年の美術展、1日あたりの入場者数1位・2位はリオとベロオリゾンテそれぞれのブラジル銀行文化センターで開催されたドリームワークス展(スピルバーグらが設立した映画会社)でした。中国の現代美術家で北京オリンピックスタジアムの「鳥の巣」のデザインで有名なアイ・ウェイ

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          【三題話】輪ゴムの服を着る時は

           今回のお題はこちら。 ランダムに出た3つの単語で文章を書いています。尚、細かいルールはこちらです  先日輪ゴムで編んだ服についての記事をネットで読みました。多摩美の学生の卒制らしいのですが、輪ゴムといういわば二次元的な素材で、毛糸のような直線的というか一次元的な使い方をして、結果三次元的な洋服を作ったというのはなんだか面白いですよね。  じゃあ個人的に着てみたいか、と言われると、なんだか匂いそうだなあ、とまず思ってしまいます。ゴム臭そう、といいますか。ふきんなどが匂う

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          いまこんなカンジのスマホにしています

          なんだかんだややこしいスマホの契約、現状の状況がそこそこよさげなので、覚書として記しておきます。 端末それまで使っていた某国内S社の端末は2年チョイで1日3回くらい充電しないと使えなくなっちゃった反省を活かし、 ・電池容量が多い ・デュアルSIM(+デュアル待ち受け。できたらそれとは別にmicro SD) ・画面は前のもの(5.2 inch)と同等かそれ以上 ・できたらUSB Type-C ・安い(できたら1万円台) ――を条件に探したところ、OPPOのa5 2020という

          いまこんなカンジのスマホにしています

          ネタバレが生む緊張感

           物語は先がどうなるか分からないことや、予想と反する結末になることが面白さの源泉だったりしますが、先がどうなるか分かっていることがある種の緊張感を生み出し Twitter で話題になっているマンガがあります。 「100日後に死ぬワニ」というその四コママンガは、基本的には1日1話投稿される、ワニの日常を描いたマンガなのですが、普通のマンガと違うのはそのタイトル通り100日後に死ぬという設定になっていて、毎回最後に「死ぬまであと〇日」とカウントダウンされていっていることです。

          ネタバレが生む緊張感