見出し画像

趣味のアイデア

ふりかえってみるとそのときは何かに背中をおされ夢中になっていた趣味。そんな1コマを勝手に恥ずかしい風と名付けた

1.音楽通のふりをしてみる

本命の趣味がない。音楽通とふつうとの差なんてわからない。でも2014年~2016年の私は音楽通のふりをしたくて休日であろうが平日であろうが東京にあるライブハウスに足を運んだ。

千葉在住のため中央線を使用することが多かった。目当てのバンドだけでなく同じイベントに参加する音楽家に魅了されレコード屋にいくだけでは知れない音楽を掘るようになっていった。

当時関西からの転勤してまもなかったので一人でみることが多かった。開始前に一人でいるのが平気なふりもした。


2.効能?と副作用

(どんなにつらい仕事のあとでも)御茶ノ水駅のホームで中央線を待ってるとき足の指と心が躍った。千葉での仕事モードが中央線への乗り換え駅の御茶ノ水で音楽モードへスイッチする。そして新宿、高円寺、吉祥寺、下北沢のハコへ。

音楽通のふりをしていたら年間100本ライブ見るようになっていた、今なら理由もわかる。

・出演者のバンドメンバーと話すようになり、彼らと同じ言葉を使いたくてギター教室に通い出した。いろいろ聞くのは野暮なのだけれどライブ後に自分の中に残る熱がそうさせた。


3.理由

新曲 →     体験   →レコード、シングルCD、アルバム、プロモーション。この順番こそが自分には新鮮で相性が良かった。
YouTube などプロモーション、サブスクリプションサービスやCDリリースがあってそれを聞き込んだあとにライブという形がしっくりこないことがわかった。

4.本命の趣味

いまだに音楽通やマニアになれたかは微妙なところだが、私にとってなくてはならないライフラインになった。それだけにいまの環境がかなしい。

音楽やライブハウスのすべてが取り上げられたわけではない。そうわかっていても、分かってたまるかが込み上げてくる。

さいごに尊敬するミュージシャンとのメール、メッセージの引用をここに載せたい。

昨今は生配信もしくは配信が主流となっています。それがじゃあ最寄駅から歩いてライブハウスに 行く距離感、終演後、家までの帰路、電車の中 人が多いのか少ないのか分からないけど 車内 疲れきった人が寝てたり してるわけで 配信だけだとそういう光景も見ることができないわけで 

テコの原理  グルパリさん




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?