フォローさせていただいているやんさんの企画「駅にまつわるエトセトラ」に参加します。

ただひたすらに電車が走っている映像が流れるDVDをお持ちでしょうか？
電車好きな方、電車好きなお子さんのいる方にはおなじみの電車DVDシリーズ。

穏やかな音楽、淡々としたやさしいナレーション。
電車が駅を発車し、走り、次の駅に到着する。
車窓からの平和な眺め、乗り換え、車両の解説。
電車を愛する人達が心安らかになれるDVDです。

就学前に憑りつかれたように観ていた長男のお気に入り『東武にのって』に出てくる、

野岩鉄道会津鬼怒川線（やがんてつどうあいづきぬがわせん）
湯西川温泉駅（ゆにしがわおんせんえき）

「夏休みはここに行ってみたい！」と子ども達からのリクエスト。
私達家族と夫の空手部後輩さん（大阪の旅にも同行）で行ってきました。
2017年の夏です。

浅草から「特急スペーシア」に乗り、「鬼怒川温泉」下車。
そこから「野岩鉄道」に乗り換えて「湯西川温泉」駅に到着。

この駅はちょっと変わっています。

写真をご覧ください。

トンネル内にホームがある駅なのです。
駅は地上にあり、エレベーターや階段を使って地下ホーム階と行き来します。
（湯西川温泉駅は、野岩鉄道の中で一日の乗車人数が一位の駅です。）

「地下鉄みたい！」

じっさいに行ってみた時の兄弟の喜びよう。
私も夫も、DVDと同じだね！とテンション爆上がり。
子どもも大人も同じ反応に、同行の後輩さんは驚いていたかもしれません。

８月の暑い盛りでしたが、トンネル内はひんやりとしていて涼しかったです。

ちなみに湯西川温泉は、壇ノ浦の合戦に敗れ逃れてきた平家落人が、傷を癒した温泉と伝えられています。
ミステリー好きな夫は「落人の隠れ里」に反応していました。

子ども達は大きくなった今も、乗っている電車がトンネルに入る出るという時に、一瞬嬉しそうな目になります。
地下鉄が地下から地上に出るときも小声で「うぉぅ」。
いくつになっても変わらないものがありますよね、きっと。

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やんさんは先日note一周年を迎えられました。
おめでとうございます！！
しかも、毎日投稿されているのです。すごいですー。
やんさんのnoteは、一緒にその旅気分を味わえます。
景色も電車も食べ物も出会う人との交流も。
ちょっとしたハプニングさえ（電車に乗り遅れそうだとか、帽子をなくしちゃったとか）やんさんと一緒ならだいじょうぶ！なんとかなるさ～！な気持ちになれるのです。
素敵な企画をありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。