ボケ→ボケ→たまに巻き込み→ツッコミがあれば会話は面白い。

会話をする上で、出来る限り実施したいと思っているのがタイトルだ。

具体的に言うと、先日、会社でこんなことがあった。

14時ごろ、先輩Aが外出の準備をしていたところに、別の先輩Bがやってきた。

先輩B「いーねー、もう帰るの?」
先輩A「いや、取引先の商談です!」
先輩B「そっか、頑張ってね!」

まぁ、普通に日常にある会話だ。
この会話、結構重要だと後々思って、ポイントとしては先輩Bは「ボケている」というところ。

まず基本的に会社員であれば14時に帰るということは早々ない。体調が悪かったり午後休を申請していたり可能性0ということはないけど、おおよその日、おおよその人は14時であれば外出である。

先輩Bもそんなことは分かっていて、敢えて帰るのかを聞いている。要は、「ボケている」のだ。

人によってはつまらないボケかもしれないけど、誰かがボケてくれたのなら、それに乗っかりかつ自分もボケてみるという方が会話としては面白いのではないかと思う。

先輩B「いーねー、もう帰るの?」
先輩A「そうなんすよね、疲れたからもう帰ろっかなって。マッサージでも行こうかな。いいすよね?部長!」

という風に、まずボケに乗っかり、その上で自分もボケてみる。かつ、もう1人を巻き込んでみる。ということだ。

この場合の巻き込み相手は部長で、「14時に帰ってマッサージに行く」というボケに対してのツッコミ待ち状態だ。

最終的に誰かがツッコミを入れるわけで、「いいわけ無いだろ!そんな暇あったら数字あげろ!」で笑いに昇華されるし、先輩Bの最初のボケも無事成仏される。

この例は個人的に考えたことなので、その時の雰囲気や温度感、巻き込む相手との人間性など色々な状況が加味される。全部が全部綺麗には終わらないだろうけど、会話をする上で「明らかにボケてきたら、ボケを重ねる」というのは日常大事なことだと思う。

上記の例で言えば、相手は自分に対して一定以上の親しみ、距離感の近さを持ってくれているはずだ。なぜなら見ず知らずまたはあまり接点がない人に、14時に帰るか急に聞いたら失礼に当たるからだ。明らかなボケは「君と話したいよ、盛り上がりたいよ」というメッセージになっている気がして、次の返しで正当なことを言ってしまうと会話が終わってしまう。これは非常にもったいないことだと思う。

いちいちそんなことを考えていたら気が持たない気もするが、それでも親近感を持って接してくれたのならば、出来るだけ期待に応えたい。そういった小さな積み重ねが、人間関係の深化につながると思っている。

#ビジネス #日記

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