自虐ネタがイケる人イケない人

同じようなことを言っているのに、いわゆる痛い人と痛くない人が存在する。

例えば「いや、俺バカだからさぁ」という一言、話し手によって笑えない人と笑える人が存在するというイメージだ。

この違いって、なんだろう?
本人のキャラクター?性格?言い方?その場の雰囲気?全ての要素が相まって空気となり相手に伝わるのだと思うのだが、「それ、ホントに思ってる?」と相手に思わせないか否かだと、個人的には思う。

いわゆる言動がイタイ人って、当人はそんなこと思っていない、どこかで相手が否定してくれると信じているから、受け手側が「反応するのがめんどくさいな」と思ってしまう、それが「イタイな」という感性に変換される。

当人は実際自分がバカだと思ってないから、受け手側は「それ、ホントに思ってる?」と聞けない。聞いた途端に話が詰まってしまうから、「そんなことないでしょ〜」と答える。答えが一択しかない会話は発展しないしあまり面白くない。

「おれ、社畜だからさ」という一言にも、会社及び仕事が楽しくてしょうがない、自分でも社畜だと思うがそれでも楽しく働いている人と、実際どこかで社畜なのを否定したい、俺はそんな人間じゃないと思っている人とでは、発した時の表情や雰囲気が違うのだと思う。

感覚的にイタイなと思う人と出会うこともあれば、あれ、今の発言痛かったかな?と反省することもしばしばある。飲み会の席でも、帰ってから、あの時あの発言はちょっと違かったかなとか、2〜3日考えてしまうこともある。2〜3日だけど。

そういう経験や失敗を通して、自分の言葉や感性を磨き、カッコいい大人になりたいなぁと、漠然と思う。

#ビジネス



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