太っている人が書いたダイエット本の方が読みたい

書店に立ち寄ると、本棚にはダイエットに関する本が結構な確率で並んでいる。
「1ヶ月で-10kgを実現させる!」「炭水化物を摂りながらのダイエット!」など、ダイエット成功者による魅力的なタイトルの本が並んでいる。

そこで思うのが、「結局めんどくさくね?」ということ。

自分自身がそうなのだが、人間辛いことはやりたくない。何か動機、成し遂げなければならない理由がないと、ダイエットや勉強というすぐに結果が出ず一定期間継続しなければならないことは率先してやりたくない。
と言うより、何か強い目的があるから努力が出来るわけであって、そういう人は根本的に本を読まなくても自分で努力するものだと思う...だから-10kg!やTOEIC点数アップ!営業成績アップ!などの文言にあまりそそられないのだ。(あくまで個人的な見解です。)

じゃあどうすればいいのだろうと考えたのがタイトルの「太っている人が書いたダイエット本」だ。

痩せるための努力本ではなく、太ってしまった経緯をまとめた本。要するに、太るためには何をすればいいのかが書いてある本だ。

読んだ側は書いてある太るための要素をやらなければよい訳で、「何かをする努力」より「何かをやらない努力」の方が個人的には楽ではないかと思っている。

これこそ個人の考え方感じ方によるが、「毎朝走る努力」より「飲み会後の度に食べるラーメンをやめる努力」の方が楽だと思う、そういったやらない努力が詰まっている本があれば、一度読んでみたいなと思う。

いわゆる自己啓発本は様々なジャンルで発行されていて、ダイエットはもちろん、勉強や掃除、異性から好かれる方法、年収アップ本まで取り揃えている。もちろん勉強になることは書いてあるのだが、内容が凄すぎて萎縮してしまうこともあったりする。
そこまでの覚悟はないけど、なんとなく始めてみたいな〜くらいの層には、コレはやったらダメですよ〜的に軽く触れられる内容の本があってもいいのかななんて思っている。

#勉強 #ビジネス

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