「はい、ただいま〜」の方が好き

居酒屋でも焼肉屋でもいわゆる飲食店に入った時。

店員を呼ぶもしくは備え付けのベルで注文のオーダーをしようとするのだが、おおよそが「少々お待ちください〜」と返ってくる。

混み合っていて忙しそうな店内、全然待つし、はよはよ!秒で来いや!!なんて全く思ってないのだけど、「はい、ただいま〜」の方が気持ちが「より待てる」気持ちになる。

おそらく両者で伝えたいことは同じで、いま行きますよーーってことなんだと思うんだけど、少々お待ちください〜と言われると、心のどこかで「待つのかよ、どれくらい待つのだろう」という思いに駆られる。こちらはいま何かが必要で呼んでいるのだから、出来るだけ早く来て欲しい。日本人は電車が数分遅れるだけでイラッとする人種だから、尚更なのだろう。。。

「はい、ただいま〜」であれば、ただいま来てくれるのねという安堵感を得られるから、仮に同じ時間待っていても苦にならない。(個人的な見解①)

この、同じことを言っていても伝え方で印象が全然変わるって本当に日常に溢れていると思っていて、「人は伝え方が9割」というベストセラーになった本はまさにそんな日常を分かりやすく説明してくれるめちゃくちゃ身になる本だった。

話の上手い下手ってあると思うんだけど、コレって才能でもなんでもなくて、どれだけ人前で話す場数を踏んでいて、どれだけ聞き手のことを考えられているかだと思う。同じ内容を話していても、相手を思いやれるかどうかで、聞きやすさが全然違う。それが、話の上手い下手なのだと思う。

飲食店のマニュアルで決まっているのかは分からないけど、仮にも待っていただくのであれば、「はい、ただいま〜」の方がより待つ相手を想像出来ていると思う。(個人的な見解②)

生きていると、なんでこの人こんな言い方、伝え方しか出来ないのだろうと、思ってしまうことがある。

自分が思いやる相手にカウントされていないか、誰に対しても思いやりが足りないかのどちらかだと思うのだが、結構前者の割合が高い気がする。常日頃些細なことが重なり、知らぬ間に不快感を与え、それが言動となって返ってきているのだ。

この人、なんか難しいなと思ったら、一度自分に落ち度がないか、相手に嫌な思いをさせてないか、立ち止まって考えたい。そうやって優しい大人、出来る大人になりたいと思う。

#日記 #ビジネス

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