プライド捨てるにも案外プライド要るんだよね。

1989年生まれの自分世代にはど真ん中だった月9ドラマ、「プライド」。
キムタクのカッコよさと竹内結子のいい女感がもう圧倒的過ぎて、毎週食い入るように見てたのとDVD BOXまで買ってしまう始末。

劇中にめちゃくちゃいい台詞がいくつもあるんですが、キムタクの右腕・市川染五郎(当時)が放つ台詞がもうカッコ良すぎるんです。

本当はヒロイン竹内結子のことが好きすぎて堪らないキムタクなのに、「恋愛はゲーム」というプライドのもち、素直になれません。そんなキムタクの心中を全て察して、優しく声をかける市川染五郎。これぞ月9でした。

コレっていまビジネスの世界で生きている自分にも効いて、歳を取れば取るほど、経験を積めば積むほど、自分の中の正解に固執しすぎてしまって、ミスをした時に純粋に謝るということが出来なくなっている大人もいる気がします。

悪いと思ったら謝る、ありがたいと思ったらお礼を言う。好きなら好きって伝える。

当たり前のことですが、変なプライドがこびりつくとそらすら難しくなってしまうのかと思うと、自分の気持ちに素直に生きていたいなと思います、いつまでも。

世界一の野球国を決めるWBCで、イチロー選手が全く打てず極度の不振に陥ったとき。バントすらミスをしてベンチに帰るイチロー選手。ベンチでチームメイトに「ごめん!おれのミスだ、本当にすまん!」と頭を下げたそうです。

あのイチローさんが。世界一のプロ野球リーグ・メジャーで10年以上結果を出している選手が、同じ日の丸を背負った仲間として頭下げる。人間性の塊みたいなエピソードが大好きです。

結果日本は大逆転で世界王者になりますが、世界一を決定づけたヒットを打ったのがイチロー選手だったわけですから、本当にすごい。

いつか自分が複数人の上に立つ人間になったとき、持っておいた方がいいプライドと、捨てた方がいいプライドを取捨選択していける人間になりたいなと思います。

#日記 #ドラマ #ビジネス

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