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1202夢日記:植物園から宇宙へ、そして嵐に飲み込まれ

1202夢日記
場面は3つくらい。まず、植物園のような動物園のような大きな建物。私は子供の頃だったような気もするし、いまの年齢の姿だったようなきもする。誰かと一緒に来ていたような。家族もいた気がするし、クラスメイトもいた気がする。ここに出てくるクラスメイトは特別、誰かを指しているわけではなく、概念としてのクラスメイト。

スーベニアショップなのか、本屋なのか。そこで、先日読んだ『ヒッピーのはじまり』によく似た装丁で『ニューオリンズのはじまり』のように書いてあった書籍を手に取る。「この間読んだ『ヒッピーのはじまり』とよく似ているな」そんなことを思いながらパラパラページをめくると、黒人音楽の話が書いてあった。これはちょうど寝る前に友人と話していた内容の整理だろう。

そこで本を手にとっていると、私はみんなとはぐれてひとりになる。一人になって歩いていると、植物園の大きな廊下がある。この廊下は非常に見覚えがある。何度か夢で見たような気がする。

歩いていくと、従業員入口のような、他の商業施設のような、オフィスビルのような、少し雰囲気の違うエリアへ続くガラスの自動扉に差し掛かる。私はこちらへ行っても良いものなのかわからず、通りすがりの用務員さんに、通っていいかを聞く。通っていいと言われ、そのまま進んで、もといたテーマパークへと戻る。

戻ったと思ったら、そこはビーチだった。これは修学旅行か、何かみたいだ。私は、ビーチにいるのに「濡れるのが嫌だ」と思っており、砂浜で友人と話したり、のんびりしたりしていた。とある女子生徒、おそらく友人だったと思う、が私に水をかけてくる。濡れるつもりはなかったのに、と思う。そうしていると、そろそろ終わりの時間らしい。先生がみんなに片付けを指示する。私はこっそりと抜け出し、高台のどこかの屋根の上でリラックスしてその場をやり過ごす。

そうこうしていると、海のほうが騒がしくなる。何かがやってくるらしい。私は逃げ切れた数名の先生と生徒を、さきほど用務員さんに教えてもらった裏口へと通す。広い植物園の廊下を、先ほどとは逆の方向へと走っていくのだが、このとき植物園はまるで宇宙のような、形の実体がないような、不思議な空間へと変わっていく。最後にやっとの思いで、ポータルのような場所にたどり着く。よしと飛び込むと、ウォータースライダーのようになっていて、宇宙へと飛び出した。

放り投げられた場所は、小惑星のようなサイズの天体だった。人数カウンターがあり、そこに「2」と記載されている。あと一人誰がいるんだろうと、探してみると、いつのまにか多数の宇宙船が近づいてくる。そこから降りてきたのは、懐かしい感じのする旧友のサイボーグだった。せっかくだから、彼とこの星を巡ってみたいと思った。彼は、連れてきた宇宙船団の中で、そこそこ偉い立場にいるようだ。すぐに行かなければいけないとあまり話すこともできず分かれた。

星を探索していると、バーカウンターのようなものがある施設にたどり着く。打ち付けの施設だが、裏に入口があるようだった。

入口からそこへ入ると、私はそのコロニーに住む家族の一員だった。家族は実際の家族だ。コロニーは、いちばん西側に関門があって、東側に海があるようなエリア。ここは捕囚民の収容区のような場所だった。

私は、一度なぜか、捕まったが冤罪だった。適正な手続きが取られていないことを訴えつつ、関門の外へと連れて行かれそうになる。すると、彼の上司のような人物が、彼を叱責する。私は再び収容区へと戻される。そのときに、関門の外へ出たい、監督署へ直訴したい虐げられた捕囚民たちがつめよっていた。上司は、私を誤認逮捕した彼を、やつのせいだと名指しして、その群衆の中に放り込む。私と友人は、群衆に押しつぶされる彼を横目に、海岸へと向かう。海岸では、港に巨大な戦艦が停泊しているらしいのだ。

港へと到着し、戦艦を眺める。すると、嵐が訪れて、私は高波にのまれた。死んだかと思った。しかし、不思議と恐怖感はあまりなく、冷静にじっと海に飲まれてから、なんとか崩れた崖を登る手がかりを手に入れた。おそらく、10人ほどが飲まれたのだろうか。中には私の弟も新しい。というのも、やっとの思いで、安全な場所まで登ったときに、まず迎えてくれた家族の一言目が「弟は一緒じゃないのか」だったからだ。私は、ここで命からがらに海岸から遠ざかるが、その際になんとかスマホで動画を撮ろうとしてうまくいかなかったことを覚えている。


先程までは、穏やかだった海岸は、いまはおどろおどろしく、赤色に光って崩れたコンクリートがガタガタと動いている。とりあえず、引き上げられて、先へ進むと、そこは飛行機だった。後ろから引き上げられた人が何人が出てくる。最初、弟かと思った人物は別人で、次に弟と全く同じ顔をしているが、弟であることを確信できない不思議な人が遠くからやってくる。夢はそこで終わる。

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