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パラダイムシフトに対する拒否反応

いよいよ3度目の緊急事態宣言が発令されそうですね。
コロナ禍で約1年の間に生活や労働様々な面で大きな変化を起きている中、身近なところに焦点を合わせて綴っていこうと思います。

パラダイムシフトとは?

パラダイムシフトとは、その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することをいう。  (参照:Wikipedia

「価値観」「常識」などはその時代ごとによって大きく異なる事もあれば同じ事もあります。


コロナで3度目の緊急事態宣言が発令されようという中で、現在検討されている内容は飲食店百貨店等の休業要請、お酒の提供禁止など。
また、学校教育では自宅オンライン学習に対する問題が多く難しいという現状。
約1年もコロナ禍で過ごしてきているのも関わらず、同じ事を繰り返していたり問題に対しての解決策がない、一体この1年間何をしてきたのか!と国民が怒りそうなのも納得な現状ですよね。

これらの原因の一つがパラダイムシフトへの拒否反応があると思っています。

「今まで常識だと思っていたものが、今では間違っている、その逆も然り」

最近のニュースではオリンピック森前会長の発言。
昔は彼の発言が肯定される時代があったんでしょう。
昨今のグローバル化を見てきていたらあの発言、発想は炎上の元になるのは火を見るよりも明らかです。

このパラダイムシフトは近年の経済・技術・生活などの発展が目まぐるしいほど早い事から起きているはずです。

20~30代、30~40代この10年ですら大きな価値観の違いが生まれています。

それが20~30代と50代~が一緒になって行動するという事が、どれほど難しいものか想像に容易いです。

日本が国際競争に負ける理由にもつながる要因

会社に出勤して電話を取って、足で稼いで仕事を取ってくるのが営業だ!

会社に出勤することが無条件で必須でありテレアポ、飛込みが絶対的な正義と考えている社長たち

決してテレアポや飛込みが無駄とは言いませんが、いつまでバブル時代の成功体験から離れる事が出来ないんですかね?と嫌味も言いたくなります。

そんな世代が今のままだと先行きが怪しいから新たな事業を展開しなければという背景で、DX促進!クラウド!とか始めてるんですよ

自社のクラウドサービスが出来たら売り込み方法が飛込み!テレアポ!
(そもそもDXの意味を分かってやってるのかも怪しい)

今の20~30代にとったらそんな事やってたら時間も人材も無駄!
Webマーケティングやテレワークでいくらでも施策はあるのに・・・と思ってる人は多いはずです。

日本は99%が中小企業で成り立っている国です。
この中小企業の経営者や経営陣の世代が過去の常識に囚われているからこそ
今の国内のビジネスレベルの低さや有能な人、若者の海外流出に拍車をかけているはずです。

もちろんパラダイムシフト理解していて臨機応変にやっている方がいることも承知しています。若者が企業を立ち上げて日本を変えようとしていることも。

パラダイムシフトについてどの世代も頭ではわかっているんじゃないかと思っています。ただ今の生活や現状を失うがために猛反発をしている節もあるのではないかなと。こういう人たちが老害と言われるのかと。。

政治など大きなところに変化を求めるのは難しいですが、もっと身近な労働の仕方や生活への価値観は今の時代のやり方を取り入れていってもらいたいと思います。



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