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「AW legal consultation @CIC vol.6 『コロナ後を見据えたインドM&A戦略 ~変わりゆくインド投資の最新トレンド』」開催のご報告

文責:久保光太郎

AsiaWise Group は、2022年9月28日(水)に、ウェブセミナー「AW legal consultation @CIC vol.6『コロナ後を見据えたインドM&A戦略 ~変わりゆくインド投資の最新トレンド』」を、CIC Japan合同会社、株式会社マナスコーポレートパートナーズ、クロスユーラシア株式会社と共催いたしました。
本セミナーにおいては、コロナ禍にあっても米国を中心とした国外からの投資を堅調に惹きつけていたインドを取り上げ、インド投資に関する最新動向を解説いたしました。

第一部では、「インド企業とコラボする魅力と落とし穴」と題して、クロスユーラシア株式会社の永田賢氏より、インド企業との協業に関して実例を交えた講義がなされました。インド企業との協業においては、開発拠点(Global Capability Center)の設置、スタートアップ投資&連携、産学連携の三通りの連携形態があることを前提に、各形態の特徴及び懸念点が具体的に解説され、大変参考になる内容でした。

第二部では、「最近の日本とインドのM&A案件ケーススタディ」と題して、株式会社マナスコーポレートパートナーズの岡田知也氏より、日本企業によるインドに対する投資、インド企業による日本企業の買収、インド大手財閥による外資事業の買収のそれぞれにつき、過去数年の実例が多数紹介されました。岡田氏による最新動向の分析は、今後のインド投資を考えていく上で示唆に富むものでありました。

第三部では、「インドM&A法務」と題して、AsiaWise 法律事務所の佐藤賢紀より、インドにおけるM&A実務の概観、インドにおける外資規制及びM&Aのプロセスについて、インドに特徴的な事項を重点に、実務上の知見を交えて説明がなされました。

第四部では、芝浦機械株式会社の大田浩昭氏、株式会社マナスコーポレートパートナーズの岡田知也氏、AsiaWise 法律事務所の久保光太郎の三者により、インド現地企業買収に関するパネルディスカッションが行われました。M&Aアドバイザーとして27年間のキャリアを持つ太田氏に実際に担当されたM&Aの事例についてお話しいただいたのち、対象会社を選定する際に考慮すべき事項、対象会社のマネジメント方法などについて、大変有意義な意見交換がなされました。

最後に、参加者の皆様から頂きましたご質問にお答えしました。非常に多くのご質問を頂き、参加者の方々の関心の高さを改めて実感いたしました。

セミナー当日に頂戴したご質問につきまして、時間との関係でお答えしきれなかったものもございます。個別にご連絡いただけましたら適宜対応させていただきますので、ご検討くださいませ。

今後もAsiaWise法律事務所は、インド投資に関し、現地で得られた鮮度の高い情報や、実際のケースに基づく実践的な知見について、積極的に情報を発信して参ります。関心のあるトピック等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。


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